MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

蜂蜜と雷鳴(ねたばれあり)

2019-01-04 12:20:09 | 音楽夜話(クラシック)

高島 明石
1 J.S. バッハ :平均律クラヴィーア曲集 第1巻 - 前奏曲とフーガ第2番 ハ短調 BWV 847 - Prelude
2 J.S. バッハ :平均律クラヴィーア曲集 第1巻 - 前奏曲とフーガ第2番 ハ短調 BWV 847 - Fugue
3 ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op. 2, No. 3 - I. Allegro con brio 9:33
4 ショパン :バラード第2番 ヘ長調 Op. 38 - Ballade No. 2 in F Major, Op. 38 7:38

マサル・カルロス・レヴィ・アナトール
5 J.S. バッハ :平均律クラヴィーア曲集 第1巻 - 前奏曲とフーガ第6番 ニ短調 BWV 851 - Prelude
6 J.S. バッハ :平均律クラヴィーア曲集 第1巻 - 前奏曲とフーガ第6番 ニ短調 BWV 851 - Fugue
7 モーツァルト :ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K. 333 - I. Allegro 7:14
8 リスト :メフィスト・ワルツ第1番 「村の居酒屋での踊り」 S514/R181 - Der Tanz in der Dorfschenke,

風間 塵
9 J.S. バッハ :平均律クラヴィーア曲集 第1巻 -前奏曲とフーガ第1番 ハ長調 BWV.846 - Prelude
10 モーツァルト :ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K. 332 - I. Allegro
11 バラキレフ :東洋風幻想曲 「イスラメイ」 - Islamey

栄伝 亜夜
12 J.S. バッハ :平均律クラヴィーア曲集 第1巻 - 前奏曲とフーガ第5番 ニ長調 BWV 850 - Prelude              13 J.S. バッハ :平均律クラヴィーア曲集 第1巻 - 前奏曲とフーガ第5番 ニ長調 BWV 850 - Fugue               14 べートーヴェン :ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 「告別」 Op. 81a - I. Das Lebewohl: Adagio. Allegro
15 リスト :メフィスト・ワルツ第1番 「村の居酒屋での踊り」 S514/R181 - Der Tanz in der Dorfschenke,       

コンクール。テッペンを目指し、その先があることをいずれ知る。
参加者それぞれの来し方があり、行く末がある。色々な事情を
取り込んで織り込みながら、参加者の育ちからドラマがあり、
それを引きずりながら進んでいく。
この先どうなるのかと思わせながら、一気に引き込まれたが、
分割して読んでいる。やっと1次予選が終わり結果発表。

この作品が話題になって、図書館に予約したが、1年経ってもまわって
来なかった。その間に登録者カードの期限が切れていたことがわからなくて
その間に取り消されていたのだろう。期限切れなら致し方ない。
ブック・オフである時買いで求めて今に至る。

構想12年、取材11年、執筆7年。コンクール鑑賞4回という、ハードな
取材を通じて、内容を構成しドラマにした。作者の取材構成に時間をかけており、
4回のコンクール取材も含めて、長期に時間がかかっての力作。
そんなに簡単に読みこなせるほどの頭なく、回り道している。
NAXOSのプレイリストから曲を聴きながら、読んでたりするもの
だから進まないのだ(笑)。演奏者のイメージと登場人物の
演奏イメージが違わない様なプレイリストになっているような気もするが、
実際は、NAXOSの関係スタッフが選んだのだろうから、的はずれではないはず。

結果発表の次は、2次予選(続く)。

由比ガ浜でJAZZ

2019-01-04 12:11:32 | 音楽が流れる喫茶&BAR
由比ガ浜でJAZZ

鎌倉に「IZA」というジャズ喫茶の名店があった。
再開発で店のあったビルが再建されたが、そこには入らず
別のところで営業していたが、そのうち閉店した。

時代は変わった。

江ノ電沿線にもジャズを聴かせる店はあったが、出来ては
消えていった。
最近、ネットにのっていた「BIRD」という江ノ電沿線の店を
訪れた。スタイリッシュな店内に、マスターが一人、
リタイアして始めた店というが、細かいところまで気配り
されていて、完結している。
オーディオは北欧のメーカーバング&オルフセン。

店に入店した時のアルバムは、トミーフラナガン(p)
レジー・ワークマン(b)ジョー・チェンバース(ds)の
スーパー・ジャズ・トリオのラストアルバム。

オーナーはこの中にある「枯葉」のピアノはこのように
弾かれるといいね・・・。というようなことを、
カウンターのご夫婦に語っていた。レジーのベースは
ちょっとブーミーに再生されていた。

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ヨーロッパのメーカーは音響的でなく音楽的な音がする
メーカーがあるものの、このメーカーもそのような感じがした。
しかしながら、アルバムの録音環境を如実に再生してしまう
事もあるのか、あらさがしが自然に出来てしまう。
ある意味怖いシステム。

次には、「ジョニーハートマン」~「ハートマンとコルトレーン」
~コルトレーンの「バラード」と連装式のCDプレーヤーにセット
されていた。

オーナーは今日はこのような布陣でいこうとしていたのだろう。
オーダーした(鶏肉とひよこ豆の)カレーを食べ終わったところで
オーナーは、どこからおいでですかと聞く。地元の常連でないもの
は、どこからか流れてくるのが相場らしい。ご夫婦は横浜から
年に1-2回来られるとか。この様な店に、わざわざ来るのは
なかなかないから。

ジャズの話を少しすると、オーナーはセロにアス・モンクと
一緒にやってた、tsのチャーリー・ラブズのアルバムを
取り出してかけてくれた。デンマークのストーリーヴィルという
レーベルだったが、ピアニストのヒュー・ロウルズが
やたらと弾きまくるので、ラブズもつられて吹いている感がある。

「Well You Needn't」from「MOMENT NOTICE」(STORYVILLE)1977

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この曲までがアルバムの半分だったらしく、このテンポのもの
聴いてたら疲れちゃうからと、ジョニー・ハートマンの
ビロードのようなVoに切り替えていた。

ジョニー・ハートマン(Vo) ジョン・コルトレーン(ts)

「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」(inpulse)
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これはハートマンのVoが引き立つ。いい感じの再生音になる。
店の作りから、マスターがカウンターを挟んで、スピーカーと
対面しているので、カウンターに座るとその後ろにスピーカーが
あり、背中から音が聞こえる形になり、音量を上げてるので、
ちょっと鑑賞する感じでもない。たぶんオーナーが一番いい音を
聴いている。趣味のジャズを流し、ご近所さんに珈琲のみにきて
いるという感じ。

土地柄なのか、外車のスクーターで来るおじさんとか、
セレブリティー(笑)。

食べログ
https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14029162/