MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

8月13日生まれのジャズマン マルグリュー・ミラー

2024-08-13 19:26:25 | 音楽夜話(クラシック)
8月13日生まれのジャズマン マルグリュー・ミラー


Born on this day, August 13th…


Mulgrew Miller (Piano) was born in Greenwood, MS, 1955–2013.   生誕69周年 没後11年


はじめて見聞きした時、マッコイ・タイナーみたいな顔つきで、
なにか似てるものあるなぁとおもいつつ、でもちょっと違うかな
というような風情に戸惑ったことがあった。
緊張感のある演奏で、多分、初めて半面聞いたのは横浜の
移転後の「ちぐさ」だった。スピーカーやアンプなどは
そのまま移転されて使用されていた。ボランティアでカウンターしていた
方が、リクエストか何かでかけたものだった。かっこいいピアノだな
と思った。50歳代で亡くなられている。若いなと思う。
脳卒中という記載があった。高血圧だったのだろうか。
体つきもいいから、そんな感じもするけれど残念。
やること終わっているのだろうか。音楽が好きで弾いてたという彼。
今聴いても溌溂として、いいピアノだと思う。1枚目のKey To The Cityは
同名タイトルの曲がアルバムにあるわけでなく、タイトルのみのものだった。
ある時まで、同名曲がアルバムにあるのだとばかり思っていたこともあった。
何か個人的に残るピアニストだった。


Chapter 1 & 2, Key To The City / Work
https://www.youtube.com/watch?v=Cmt8lgjPa5g&list=OLAK5uy_nfy2gkt03A6WRd1aS4Sr8EKeBVQ6JpMQs&index=1


Keys To The City         
Bass – Ira Coleman
Drums – Marvin "Smitty" Smith
Piano – Mulgrew Miller


Work
Bass – Charnett Moffett
Drums – Terri Lyne Carrington
Piano – Mulgrew Miller





マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団 ブルックナー6番

2024-08-13 19:16:35 | 音楽夜話(クラシック)
8・13


04:05-05:50 21.05-22.50 Deutschlandfunk


 ブルックナー:交響曲第6番 イ長調

マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団
2015年4月19日 ベルリン、コンツェルトハウス
1939年ポーランド生 同世代には、ムーティー41年、バレンボイム42年。
現85歳。

一昔前の録音。2007~12年にかけて、全集のための
録音を行い(手兵スイス・ロマンド管弦楽団)、
2015年にリリースしている。それの完成記念の一環なのか、
楽団は違うものの、当時の収録音源が放送された。
ヤノフスキは以前ブラームス・サイクルを聴いていたことが
あった。硬質で明晰なブラームス像を醸し出していたような
覚えがある。
6番も同様な響きを出していた。結構取り上げられる機会の
少ない曲だけれど、個人的にも聴きこみ不足はあるので、
塊で旋律が飛んでくると、こんな曲だったっけと思うこともあり
まだまだ、聴き込み不足。頑張らねば。


鄭明勲指揮フィレンツェ五月祭管弦楽団 シューベルト・未完成 ブラームス4番

2024-08-13 19:14:51 | 音楽夜話(クラシック)
8・13


05:30-06:45 22.30-23.45 RadioTre


シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D759「未完成」
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98
鄭明勲指揮フィレンツェ五月祭管弦楽団
2024年5月25日 フィレンツェ、市立劇場




シューベルトの未完成は
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
2023年10月12日 パリ・フランス放送オーディトリアムから生中継


放送で聴いていた。多分手の内の1曲なのだろうと思う。これ以外にも
実演は多数あるのだろうと思う。弦の鳴らし方が上手かった。
指揮者の熱が演奏者に伝わり、聴衆に聞こえるというシステムは
なかなか不思議。この熱感は誰しもあるのではなく、特定個人にある。
キャラクターなのか、どこ行ってもそれなりの熱感のある演奏を展開する。
それがいい感じだと思うと、聴き続けてしまう。彼がその一人。
押しつけがましくない熱感が個人的魅力だったりする。


ブラームスの4番は
鄭明勲指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
2021年1月9日 アムステルダム、コンセルトヘボウ大ホール


で以前放送で聴いていた。今回も演奏は安定しており、若干の
ダイナミックさなどの変更はあるのかもしれないけれど、
流れはとどまらず歌い、テンポはそれほどきわだって
早いわけでもなく順当なものだった。もう手の内の
レパートリーになっているのだろう。熱もあるし、
押しつけがましいところがないのは好ましい。
そういうところが、彼を聴き続ける要因になっている。
終楽章のフルートの表情付けも好ましかった。



ヨハン・ダールネ(ヴァイオリン) ユッカ=ペッカ・サラステ指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団 メンコン ブルックナー7番

2024-08-13 19:12:36 | 音楽夜話(クラシック)
8・11


21:00-23:30 14.00-16.30 NL_Radio4


メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
ヨハン・ダールネ(ヴァイオリン)
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
2024年4月7日 ロッテルダム、デ=ドーレン大ホール


2000年スウェーデン生。日本でいうところのZ世代。音楽的天部の才を受け、
コンサートヴァイオリニストとして活躍している。
今年24歳に・・・。4歳でヴァイオリンをはじめ、8歳で協奏曲デビューって
早熟加減はどうだろう。
通称メンコン。初めはちょっと線が細いかなと思ったけれど、旋律を良く歌って、
演奏している。今の人が古典を学ぶ意味。その職業を選んだとはいえ、
簡単な道ではないと思える。そんな若手の1曲。見守ろう。


サラステの指揮は清潔というか、混じりけがない気がする。ブルックナーなどは
特にそんな感じがする。耳がいいのかもしれないけれど、チューニングの
合い方などもきっちりあっている感じがして、ロングトーンのハーモニーなども
ピッチリ決まるような透明感がある。そんな感じがこの7番を余計に魅力的な
曲に仕上げている。長い1曲なのになかなかな演奏を展開した。