MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

8月17日生まれのジャズマン アイク・ケヴェック デューク・ピアソン ジョージ・デュヴィヴィエ  

2024-08-18 12:02:49 | 音楽夜話(ジャズ)
8月17日生まれのジャズマン アイク・ケヴェック デューク・ピアソン ジョージ・デュヴィヴィエ
 


Born on this day, August 17th…




Ike Quebec (Tenor Saxophone) was born in Newark, NJ in 1918-1963 生誕106年 没後61年


ブルーノート・レーベルの型番で知った。アイクというのが、アメリカの探偵小説物の名前の
様でかっこいいと思い、ケベックはカナダの州の名前だし、ある意味覚えやすい名前だった。
演奏については、ブルーノートのアルバムに寄った。サックス以外にも初期にはピアノも
演奏してたらしいし、初見の能力もあり、ヘッド・アレンジなども手掛けていたようだ。
矢張り華はブルーノート時代の様だった。彼自身の音楽・音を持っており、それが聴き手を
引き付けた。彼のアルバムで1枚持っていたとすれば・・・。ブルース・バラードなんでも
来いという風情がよかった。


Blue and Sentimental (2018 Digitally Remastered)
https://www.youtube.com/watch?v=WP_9DuJH9Wg&list=OLAK5uy_laneptfKwj7VQ-b9YHdq-Q8Tsr5yPXkZY


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Duke Pearson (Piano, Arranger) was born in Atlanta, GA in 1932-1980 生誕92周年 没後44年


DUKEと名の付くミュージシャンは、彼のあだ名の元になったエリントン、そして
ジョーダンそしてピアソン。
ケベックもそうだったけれど、ミュージシャンだけでなく裏方で盛り上げてた一人。
このレーベル独特の人事というかやり方の様だ。


PROFILE DUKE PEARSON
a lyrical pianist...with a sence of time and dynamics...ideas of clarity and brightness...a flowing,effortless swing.


プロフィール デューク・ピアソン
叙情的なピアニスト...時間とダイナミクスの感覚で...明瞭さと明るさのアイデア...
流れるような、楽なスイング。


機械翻訳にかけると、ピアソンのジャケットのあらすじが読み取れる。
ピアソンってこんなピアニストというような簡単なコメント。
これがある意味的を得ている。キャプションを考える人は誰だったかわからないけれど、
なかなかしゃれてる。
時間=TIME 音楽を把握する力、ダイナミクス=音楽の強弱
音楽表現のなかでの意味を持つ言葉の理解は意外に難しい。
タイム感・リズム感・テンポ感。みな違う。わかりにくいなぁ~。
ダイナミクス。クラシックなどの解説読んでると、デュナーミク
などと書かれていたりする。なかなか奥が深い言葉だったりする。


Profile
https://www.youtube.com/watch?v=CSwlPSYEqhQ&list=OLAK5uy_kcxYMgiB6AkTlZenYL4gbqMk34JJqjQSc&index=1


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George Duvivier (Bass) was born in New York City in 1920ー1985 生誕104周年 没後39年


この方1920年生まれだった。かなり先輩ミュージシャンだった。アルバムで名を知ったのは
なんだったか思い出せないが、多分メジャーなアルバムの中の1枚だったと思う。
変わった名前なので、憶えていたけれど、ベースという縁の下の力持ちなので、 
それほど音が立っていなければ印象にのこらないけれど、何かいぶし銀のような
風情で彼の名前は記憶にあった。


Sonny Clark Trio
https://www.youtube.com/watch?v=XrWmpgkH6ck&list=OLAK5uy_lIJVBFmf7s4rUgDTSUzL1WeQNcXD1CyEM



五嶋みどり(ヴァイオリン)サミー・ラシッド 指揮ボストン交響楽団 プロコフィエフVn協 チャイコフスキー5番他

2024-08-18 11:58:35 | 音楽夜話(クラシック)
8・17
09:00-11:30 20.00-22.30 WCRB


スヴェトラーノフ:交響詩「原野の夜明け」
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 op.19
ソリスト・アンコール:バッハ・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV1006 1.プレリュード


チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 op.64


五嶋みどり(ヴァイオリン)サミー・ラシッド Samy Rachid指揮ボストン交響楽団
2024年8月16日 タングルウッド、クーセヴィツキー・ミュージック・シェドから生中継


弦を中心に「原野の夜明け」のイメージを醸し出していた。
ボロディンの中央アジアの草原にてよりも今風だし浸れた。


プロコフィエフのVn協。みどり女史は惜しげもなく、テクニックを
披露し進めていく。難しいんだろうが、何の難しさも感じさせずに
弾ききってしまうところが、プロの中のプロなのかもしれない。


5番。名曲として、6番と並んで良くコンサートに掛かっている。
旋律もいいし作りもいい。初演当時はいろいろ言われていたらしいが
風雪に耐えて聴き継がれているところを見ると、名曲の仲間入りを
はたしているのだろう。
割と覇気のある演奏で、鳴りも良かった。さすがボストン響だ。



ハビエル・ペリアネス(ピアノ) ハイメ・マルティン指揮シドニー交響楽団 ベートーヴェンピアノ協奏曲1番・交響曲5番他

2024-08-18 11:56:03 | 音楽夜話(クラシック)
8・17


12:00-14:00 13.00-15.00 ABC


セインズバリー Christopher Sainsbury:ストリング・トーク
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
(アンコール)シューマン:子供の情景 op.15~第13曲「詩人は語る」
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67
ハビエル・ペリアネス(ピアノ)
ハイメ・マルティン指揮シドニー交響楽団
2024年7月27日 シドニー、オペラハウス内コンサートホール

今日は南半球。

1曲目は現代曲。
2曲目は、先日ブエノスアイレスフィルと3番を弾いていた。
その2週間くらい前に、本日のシドニー響との1番。
結構忙しく飛び回っていらっしゃる。40代のスペインのピアニスト。
端正なベートーヴェン。モダン・オケでもまだまだいける。
協奏曲の録音は、ラヴェル・バルトークなど、まだ数は少なく、
このように続けていれば、どこからか実績を買われて録音も
可能になるのかもしれない。


ハイメ・マルティン指揮も(1965年スペイン)同郷。
フルート奏者から転身。海外のオケとの契約のある方。
2022-2023年からオーストラリアのメルボルン交響楽団の
首席指揮者となっている。今回は同じオーストラリアでも
シドニー。客演のようだ。
ベートーヴェンのアレグロ・コンブリオは、なかなか熱のある
演奏で、曲の作りもしっかり表現しており、50台のまだまだ
若手とはいえ、今どきの若者という年齢ではないけれど、
若い指揮者とはまた違う味わいを醸し出しており、好感が
もてた。