MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

マニュエル・シフェール指揮 アルゼンチン国立交響楽団 リスト・ブラームス交響曲1番

2024-08-24 22:44:15 | 音楽夜話(クラシック)
8.24


08:00- 20.00- CCK


リスト:交響詩「前奏曲」 S.97
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.67
エマニュエル・シフェール指揮アルゼンチン国立交響楽団
2024年8月23日 ブエノスアイレス、キルチネル文化センターから生中継


南半球のオケ。今回はアルゼンチン国立。なんとなく明るいリストと
温かみのあるブラームス。ヨーロッパ系と出音が違うのではないかと
思われる何かがある。シフェールは67年スイス生まれの指揮者。
繊細とダナミックスの両面を持つ指揮振りという。



キリル・ペトレンコ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団  ブルックナー5番

2024-08-24 22:41:25 | 音楽夜話(クラシック)
8・24


03:03-06:00 20.03-23.00 SR2


 ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調


キリル・ペトレンコ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2024年8月23日 ベルリン、フィルハーモニーから時差中継


このブルックナー演奏は、するすると入った。何か聴きやすかった。
5番らしいというか、変ロ長調という調性なのか、何か惹かれるものが
あった。
何かはよくわからないけど、また聴こうと思うきっかけができた。

8月23日生まれのジャズマン ボビー・ワトソン ブラッド・メルドー 

2024-08-24 10:06:08 | 音楽夜話(ジャズ)
8月23日生まれのジャズマン ボビー・ワトソン ブラッド・メルドー 






Born on this day, August 23rd…






Bobby Watson (Alto Saxophone) was born in Lawrence, KS in 1953 71歳おめでとう。


私の聴取聴区域には入らない方だけど、お名前だけは存じ上げていて、
メセニーやジャコと同年代という経歴、今もジャズしているという逸材。
2024年のリリース。今どきのビッグ・バンドの音がしている。なかなか
洒落たアルバム。歳は関係ない。




Bobby Watson, Duccio Bertini & Clasijazz Big Band
https://www.youtube.com/watch?v=YBSMovdx4F0&list=OLAK5uy_mHL6dW6cXtgqM7sdJm1n2IbPiIj8AGBYg


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Brad Mehldau (Piano) was born in Jacksonville, FL in 1970 54歳おめでとう。


今や押しも押されぬ・・・。いろいろな形のジャズを展開していますが、
今後どのような方向に進むのか・・・。見守り。
アフター・バッハ2 メルドーはバッハに引き付けられるのか。
トッカータなど聴いてると、キース・エマーソンを思い出す。
バッハをもとに展開される自作の音楽。チャレンジが聞こえる。


After Bach II
https://www.youtube.com/watch?v=Jbn2T7DfE3E&list=OLAK5uy_lN3UWJNv5wgowZfHT_PIOnBJXX7kCvVD0&index=1


ピアノ:ポール・ルイス  バーミンガム市交響楽団 指揮:山田和樹 ラヴェル・モーツァルト・ムソルグスキー他

2024-08-24 10:02:53 | 音楽夜話(クラシック)


8.23


03:30-06:00 19.30-22.00 BBCRadio3 BBC Proms
Prom 43: Pictures at an Exhibition


ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
W.A.モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調KV595
オーギュスタ・オルメス(Augusta Holmès 1847-1903):歌劇「祖国愛の喜び Ludus pro patria」〜間奏曲「夜と愛と La nuit et l’amour」
ムソルグスキー(H.ウッド編) 組曲「展覧会の絵」
ピアノ:ポール・ルイス Paul Lewis
バーミンガム市交響楽団 City of Birmingham Symphony Orchestra
指揮:山田和樹
2024-08-22 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継


ヘンリー。ウッド
また1915年にはムソルグスキー『展覧会の絵』のオーケストラ用編曲を行っている。
これはラヴェルによる最も有名な編曲版(初演1922年)に先行する試み。
ラヴェルの編曲が一般化されると、ウッドは自分の編曲を封印したという。
「ムソルグスキーにインスパイアされた音楽を、ラヴェルの7年も前のプロムスの創設者兼指揮者
ヘンリー・ウッドによる絵のように美しいオーケストレーションで聴くことができる貴重な機会を
提供します」(番組解説)より。




山田氏もプロムス登場。なんか、将来を嘱望されているのかとんとん拍子の出世街道を
ひた走っている感がある。首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーのバーミンガム市響だ。
フランス・オーストリア・ロシアもの。


マ・メール・ロア(マザーグース)。
時折、コンサートプログラムにあり、聴いたりするものの
集中して聴くことはなかったかも。組曲形式なので、短編が
寄り集まっているけれど、1曲1曲は魅力的なところがある。


モーツァルトの27番。綺羅星の旋律か集まっている。割と
演奏される機会も限定されてるようなところがあるものの、
名曲であることに間違いはないと思う。ポール・ルイス (p)は、
シューベルトとベートーヴェンに定評があるという。モーツァルトは
室内楽に少し録音があるくらいで、協奏曲などの録音はなさそう。
72年イギリス生まれ。ベテランのピアニスト。端正な演奏だった。


間奏曲を挟んで、今日のトリは、ムソルグスキー「展覧会の絵」。
普段よく演奏されるラヴェル編曲版でなく、プロムス創始者の
ヘンリー・ウッド氏編曲による演奏。
これはこれでまた別のところから光を当てているようなところがあり、
「絵」に対する音楽の色彩感が倍加しているようなところがある。
ウッド得意の編曲術を使っているのかもしれないが、ラヴェルの
上級な編曲とも違う、何か引き込まれるようなところがあり、普段
聴きなれた曲も、こんな感じが潜んでいるのかという気付きもあった。
これは、探してみたけど、録音はなさそう。幸い動画が残っているので
参考にすることはできる。ちなみに以前アシュケナージ編曲版のものを
ピアノ版とのカップリングで、オケヴァージョンも聴くことのできる
アルバムを所持していた。ラヴェルのものに手を加えて、少しロシアの
土着的なところを加味したような編曲もあった。
しかし、ウッド氏の編曲はその意味では変わったものだけれど、
封印してしまうようなものではないと思う。こういう芸術の発露が
あるというある種の面白みを提出している。プロムスならでは。


参考例
ムソルグスキー(H・ウッド編):組曲「展覧会の絵」(山田和樹指揮:バーミンガム市響)2024/8/22 PROMS
https://www.youtube.com/watch?v=KJrJrbYnb4Y


ムソルグスキー(H・ウッド編):組曲「展覧会の絵」the National Orchestra of Wales
Mussorgsky 'Pictures at an Exhibition' - Sir Henry Wood orchestration; Francois-Xavier Roth conducts




ウラディミール・アシュケナージ編 フィルハーモニア
https://www.youtube.com/watch?v=T8LOxH9Dvio&list=OLAK5uy_n_uzdugxiyh6iv9oEnYCB6sGQmIbNK6pM&index=7