MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

8/30生まれのジャズマン ケニー・ドーハム

2024-08-31 10:09:14 | 音楽夜話(ジャズ)
8/30生まれのジャズマン ケニー・ドーハム


Kenny Dorham (Trumpet) was born in Fairfield, TX in 1924 1972 生誕100周年 没後52年


「静かなるケニー」という邦題のついたアルバムがある。うるさく無く自己主張は
できているアーティスト。時にははじけてるアルバムはないかと思った
こともあった。80年代イギリスのクラブ・ジャズを開けさせた1枚。ラテンをものともせず、
手の内でやっつけているドーハムのセンスはなかなかだと思う。


Afro-Cuban
https://www.youtube.com/watch?v=n6iqg8uSgPY&list=OLAK5uy_mXIBBrFCqM3S4YPiuJHAotiRsLkb9wjQo&index=1



8月29日生まれのジャズマン チャーリー・パーカー

2024-08-31 09:51:51 | 音楽夜話(ジャズ)
8月29日生まれのジャズマン チャーリー・パーカー




Charlie"Bird" Parker (Alto Saxophone) was born in Kansas City, KS in 1920‐1955 生誕104年 没後69年




パーカーは何を聴いてもパーカーなのだけれど、最近はトンとご無沙汰で、聴くこともなかった。
アメリカのジャズ専門局では、8・29の誕生日に特集を組んだりする。やはり、
本国は違う。耳障りの良いものでもと思って、今日は、マッセイホール。


Jazz At Massey Hall
https://www.youtube.com/watch?v=2GWGVgVD0u8&list=OLAK5uy_lFjdsu1zwzN-lXVdkAxmy-JScKNHoTfyU



ジャン・フレデリック・ノイブルガー(p)・リーヤ・ペトロヴァ(ヴァイオリン)・ヴィクトル・ジュリアン=ラファリエール指揮 オルケストル・コンスエーロ オールベートーヴェンプロ

2024-08-31 09:32:58 | 音楽夜話(クラシック)
8・30 


03:00-05:00 20.00-22.00 FranceMusique


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op58

ソリスト・アンコール:フォーレ・ 舟歌第2番 作品41


ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67
同:交響曲第8番 ヘ長調 op.93
ジャン・フレデリック・ノイブルガー(p)
ヴィクトル・ジュリアン=ラファリエール指揮オルケストル・コンスエーロ 
2024年8月25日 ラ・シェーズ=デュー、聖ロベール修道院

割と快速な8番、切れ込みはいいと思う。さっさと前に前にと
進む演奏。ベートーヴェンの時代はこのような8番を提供されたのか。
堂々とした感じよりももっと違う何かを求めていたような節がある。
それでも再現されていることはあながち間違いでもないのかもしれないと
思ったりする。演奏家の力なのかもしれない。努力のたまものなのかも
しれない。その意味では結構面白く聴かせていただいた。小さな8番も
大きく聞こえるなにかがある。
5番もストレートに速めに攻めてくる。モダンオケと指揮者の演出するドラマはない。主題は主題として、あくまでもアレグロ・コンブリオ。熱のある
演奏で、こういう演奏もベートーヴェンを現しているのではないかと思う。
色々な解釈がされてきた中で、今はこれというような演奏。いろいろある。
あとは聴き手の好みかな。良く集中の効いた高揚感のある辛口の演奏かも。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




8.31


03:00-05:00 20.00-22.00 FranceMusique


ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
ソリスト・アンコール:バッハ・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004ー3サラバンド


同:交響曲第6番 ヘ長調 op.68「田園」
リーヤ・ペトロヴァ(ヴァイオリン)
ヴィクトル・ジュリアン=ラファリエール指揮オルケストル・コンスエーロ
2024年8月26日 ラ・シェーズ=デュー、聖ロベール修道院


2日にわたって連日のコンサートの模様が放送された。
古楽系のオーケストラの様だ。


今日の前半はVn協奏曲。落ち着いた演奏、浮足立つことなく堂々と
しているわけではないけれど、バランスよく鳴らしている。
とげとげしくなく、ベートーヴェンって思いのほかロマン入っている
感も表現しており、ちょっと違う面のベートーヴェンを聴いた
様な感じがした。


「田園」古楽系の団体の演奏は、軽く早めのテンポで雷前までは進む。
雷の部分も印象的に奏でられ、それ以降の幸せが訪れる部分は
歌って進む。こういう作りの田園もある。モダンオケの作り方と
何か違うがベートーヴェンの時代はこのように演奏したのかも
しれないという考察で作られたもの。今のモダンオケが再現する
ものと微妙に違うが、これも田園。違和感はそれほどない。
こういう演奏もあるのだという感じ。


藤田真央(p)ヤクブ・フルシャ指揮 チェコフィルハーモニー管弦楽団 ドヴォルザークP協他

2024-08-31 09:28:39 | 音楽夜話(クラシック)
8.29


02:30-05:00 18.30-21.00 BBCRadio3 BBC Proms
Prom 50: Janáček’s Glagolitic Mass


ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(Vítězslava Kaprálová 1915-1940):軍隊風シンフォニエッタ Vojenská symfonieta op.11
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調op.33
ヤナーチェク:グラゴル・ミサ Glagolská mše


ピアノ:藤田真央
ソプラノ:コリーヌ・ウィンターズ Corinne Winters
メゾ・ソプラノ:ベラ・アダモワ Bella Adamova
テノール:デイヴィッド・バット・フィリップ David Butt Philip
バス:ブリンドリー・シェラット Brindley Sherratt
オルガン:クリスティアン・シュミット Christian Schmitt
プラハ・フィルハーモニー合唱団 Pražský filharmonický sbor


チェコ・フィル Česká filharmonie
指揮:ヤクブ・フルシャ Jakub Hrůša


2024-08-28 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継


より、ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調op.33  22


藤田氏は番組で曲目解説などをしているようだ。
ドヴォルザークのオファーはどこから来たのだろう。
東欧のチェコフィル・フルシャ・プロムスの要請だったのかも
しれないけれど、白羽の矢が立っている。多分成功している
ピアニストの一人だと思う。ヨーロッパ系の音楽祭にも
呼ばれている。彼の違う面が見られるのかどうか。
ドヴォルザークのピアノ協奏曲はあまりコンサートに掛かることはない。
人気ピアニストが自分から選ぶ曲目ではないのかもしれない。
しかしながらこれを弾くという機会は何か。
ドヴォルザーク曰く、
「私にはヴィルトゥオーゾのための協奏曲を作曲することが
出来ないことは分かっている。だから別のことを考えなければならない」。
ドヴォルジャークが代わりに思い付いたのは、管弦楽に重点の置かれた
交響的な楽曲で、ピアノがオーケストラと張り合うことなしに主役を
演ずることができることだったのである。」wiki。
結構難しいことなのかもしれない。オケと調和しながら、なおかつ
主役を演じる曲目。彼がそういう役割が務まるかどうか。
新しいチャレンジか。粒たちの良いピアノ。ドヴォルザークの
旋律を良く読み取りながらオケと調和しながら弾ききった。
聴く機会の少ないものだけれど、会場は沸いていた。