MOBU'S MUSIC MAZE

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1月17日生まれのジャズパーソン  シダー・ウォルトン ビリー・ハーパー シェリル・ベンティーン サイラス・チェスナット 

2025-01-19 21:45:15 | 音楽夜話(ジャズ)
1月17日生まれのジャズパーソン
Born on this day, January 17th…  


1月17日生まれのジャズパーソン  シダー・ウォルトン ビリー・ハーパー シェリル・ベンティーン サイラス・チェスナット 


Cedar Walton (Piano) was born in Dallas, TX, 1934–2013. 生誕91周年 没後12年


彼といえばこれ1択。「ホリーランド」アル・ヘイグの「インビテーション」の演奏で知る。
このマイナー感が好きだったリする。下記のアルバムに収録されている。
このシリーズは3枚にわたって出ている。ピアノトリオのいいところ満載。


The Trio, Vol. 1
https://www.youtube.com/watch?v=Cr_FB26FINQ&list=OLAK5uy_l50vD_RF7dSYSo8i_pD1P7-vndYzwdLJ4




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Billy Harper (Tenor Saxophone) was born in Houston, TX in 1943 82歳おめでとう。


ブラック・セイント・レーベルからの1枚。
「ブラック・セイント」
コルトレーン・ライクだけれど、男前。かっこいい。
ビリー・ハーパーはほとんど聴いてきたことなかったけれど、
このアルバムはすごい。力入っているし、聴き逃せない瞬間がある。
ピアノだったりべースだったり、ハーパー自身がカウベル叩いて
いるのも珍しいが、効果的。1枚で3曲というオリジナル曲の
発露が熱く、また、凄い。


ビリー・ハーパー – テナーサックス、カウベル
ヴァージル・ジョーンズ – トランペット
ジョー・ボナー – ピアノ
デビッド・フリーゼン – ベース
マルコム・ピンソン – ドラム


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Cheryl Bentyne (Vocals-Lead) was born in Mount Vernon, WA in 1954 71歳おめでとう。


以前もマンハッタン・トランスファーの一員としての紹介をしていると思う。
ソリストとしての実力は当然あるけれども、出会いがそこだったので、
抜け出せないでいる。ソロ・アルバムを聴いてみる。
テラークからの1枚はクラシックもジャズも(特にリラックスジャズを得意としているか)
レーベルとしてあるところからの1枚。タイトル曲はアニタとキーも合わせての収録。
アニタに捧げたアルバムということで、こういうカバーもあり。ということで。


Let Me Off Uptown  Cheryl Bentyne
https://www.youtube.com/watch?v=H84PG9dDEnk&list=OLAK5uy_nyyeEVRQ0yRd6qyWhFHfOWCXXHlgbO93M&index=1


◆Complete Anita O'Day
Let Me off Uptown (2024 Remastered)
https://www.youtube.com/watch?v=iJmgRCZOxy4&list=OLAK5uy_nE4f-Runv71kOt2TsbFZJ5yXVNWbuBqRM&index=4

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Cyrus Chestnut (Piano) was born in Baltimore, MD in 1963 62歳おめでとう。


公の活動は1992年29歳の時にファースト・アルバムをリリースしているから、早いデビューでは
ないかも。現在もう60歳台になっているという。早いものだ。新伝承派という言葉も今は使われてないかも。


There's a Sweet, Sweet Spirit
https://www.youtube.com/watch?v=8EuYnHQQKfw&list=OLAK5uy_lofVHhbcuj0rUyvB3iaeeqwcRdB7QdBrE&index=1


アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団 ベートーヴェン交響曲 第4番 第5番

2025-01-19 21:36:46 | 音楽夜話(クラシック)
1・19


10:00-12:30 20.00-22.30 WCRB


ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 op.60
同:交響曲第5番 ハ短調 op.67
アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団
2025年1月17日 ボストン、シンフォニー・ホールから生中継


アーカイブを聴いている。4番は元気はつらつのアメリカ・オケが
用いるような感じのアプローチ。聴いていて気持ちよかった。
会場も沸いている。


5番、アレグロコンブリオ。早めのテンポでサクサク行く。
古楽風の演奏だけれど、モダン・オケ。この取り合わせが
あまり気にならないほど、この曲にマッチしている。
やはり名曲で、どのように対応してもそれなりに形に
なってしまうところが、名曲の所以かもしれない。
アクセントの強い、4つの音符も必然を感じるし、
これが網目の様に張り巡らされた音楽として、
この時代にこのような創作が行われたこと、その作曲家の
凄さを思いやる。割とリズムが強調されたような4番5番
だった。それはそれでありかもしれないという説得力のある
演奏だった。ここでも聴衆は沸いた。


トリノ王立歌劇場女声合唱団ジョン・アクセルロッド指揮RAI国立交響楽団 ホルスト「惑星」他

2025-01-19 21:34:50 | 音楽夜話(クラシック)
1・17
04:30-06:15 20.30-22.15 RadioTre


ベリオ:シューベルトによる「レンダリング」
ホルスト:組曲「惑星」 op.32
トリノ王立歌劇場女声合唱団ジョン・アクセルロッド指揮RAI国立交響楽団
2025年1月16日 トリノ、アルトゥーロ・トスカニーニ音楽堂から生中継


より惑星。


正統派というか、ある程度譜面通りのものかもしれないと思ったりする。
ホルストの意図しているところが出ているのではないかと思ったりする。
色々なことを聴き手に想像させるような演奏は、ある意味出来上がっている
物なのではないかと想像する。



ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)タルモ・ペルトコスキ指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 プロコフィエフP協3番 マーラー交響曲5番

2025-01-19 21:28:09 | 音楽夜話(クラシック)
1・17


4:00-06:00 20.00-22.00 FranceMusique


プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 op.26
ソリスト・アンコール:ラフマニノフ リラの花Op、21-5


マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調


ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)タルモ・ペルトコスキ指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
2025年1月16日 パリ、フランス放送オーディトリアムから生中継


木管の助走から始まり、ピアノの華麗な演奏が続く。プロコフィエフ
位になると独創的だ。ニコライ・ルガンスキー(ロシア1972)は50歳台の
ベテラン。ステージと教育と両方のべクトルを持つ。
演奏も崩すことなく端的なアプローチ。ラフマニノフに定評があるという。
プロコフィエフも同様に、演奏技術が伴わなければ、再演できないものだろう。
すきなくまとめられた演奏でスマートさがあった。アンコールの拍手が長く続く。
なかなかないことだった。


マーラー5番。人気曲でもあり、ステージにかかる機会も多い。聴く回数も多くなる。
放送オケというのはなんでもこなし、どんな指揮者でも飲み込んでしまうような
所がある。レベルは一般的に高いように思う。ベルリンとかウィーンの様な、
突出した特色は持たないものの、実力で押していくところはある。
長丁場をうまく切り抜けたような所があり、演奏自体はまとまっていて
好感のもてるものだった。