MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

1杯のコーヒーから

2025-01-31 21:23:01 | 作ってみた。
1杯のコーヒーから




若いころから、コーヒーを飲んでいた。ブラックで飲めるようになってから
随分経つ。市内に炭火焙煎のコーヒー豆を扱う専門店が80年代からあり、
その当時随分お世話になった。ブルー・マウンテンの豆が、サービスカード
集めると交換できた。今では、スペシャルティー・コーヒーに押されて
影もないけれど、今また、コーヒー豆の値段が上がっているという。
よく行く量販店のコーヒー豆店でもちょっと価格が上がった。


一時期スーパーの袋物で過ごしていたが、ペーパー・ドリップで入れても
豆が膨らまない。これは鮮度が落ちているなと思いつつ、それからやめてしまった。


何故か、今またブームが来た。最近グースネックのコーヒーポットを見かける
ようになり、以前の様に高いポットしかなかった時代とは異なり、少し小さめ
ではあるものの、十分機能するグースネックのコーヒーポットを手に入れたので、
そこから火がついて、また、コーヒー豆専門店に行くようになった。


お湯をドリッパーに落とすときのお湯の細さが気に入った。
軽量カップとか、注ぎ口が中途半端なので、多く出てしまうと
抽出に波が出ておいしく仕上がらない。グースネックだと細目で出て、
時間調節もできるので、ゆっくり・素早くがしやすくなり、
仕上がりも安定した。


そこの豆は煎りたて挽きたてだったりするので、鮮度は問題ない。
買ってきてペーパードリップで落とすと、豆は膨らむ。
コーヒーカップ150CCに落とすためには、豆は何グラム必要なのか、
お湯は何CCで淹れる時の温度は・・・。抽出時間は・・・・。
結構始めると理科の実験みたいになるけれど、それに従って淹れる
コーヒーはお店の味に近くなったりして一人で悦に入っている。


【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50-6 ◆ Brad Mehldau/After BachⅡ

2025-01-31 19:20:43 | 音楽夜話(ジャズ)
【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50-6 ◆ Brad Mehldau/After BachⅡ




https://www.arban-mag.com/article/84991




アフター・バッハ2。同タイトルの2作目。メルドーは
何処へ行くのか。ジャズを超えてバッハに至る。
演奏家として音楽家として、ビートルズに対峙して
みたりバッハに対峙してみたり、発露はいろいろあるのかもしれない。
聴き手としては、やはり、ながらでなく、対峙した方がいいのかも
しれない。バッハの平均律と自作のピアノ曲を交えて、アルバム化する。
ノンサッチという、ある意味独特なレーベル感性を持つところから
出ているのも興味深い。どこへ行くのか見守りたい。





辻井伸行(ピアノ)サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮フィルハーモニア管弦楽団 チャイコフスキー ショパンP協1番 バルトーク

2025-01-31 19:16:20 | 音楽夜話(クラシック)
1.31


04:30-06:45 19.30-21.45 BBC3


チャイコフスキー:イタリア風奇想曲 ト長調 op.45
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
ソリスト・アンコール
 リスト ラ・カンパネラ
 
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 sz.116






辻井伸行(ピアノ)
サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮フィルハーモニア管弦楽団
2025年1月30日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールから生中継






イタリア風奇想曲はロシアの作曲家がイタリアを取り入れて書くと
こんな感じになりました的な作品。その意味ではロシア的ではない。
リズムも旋律もなにかイタリア情緒があり、いつものチャイコフスキーを
イメージするとなんか違うものを感じる。でも、終楽章はチャイコフスキーの
独断場で、彼の懐から湧いてくるものが詰まった作品に仕上がっている。


今回、辻井伸行氏のショパンの1番。開眼の方の演奏を凌駕するような
勢いで奏される。この方のセンスというか、パッションというか、なにか
音楽に魅せられた世界があるのではないかと思う。ハンデは彼にとっては
あまり関係ないのかもしれない。初めからそうだったから、他を知らないから
ある意味不便を感じないというか、それを武器にしている感もある。
凄い演奏だっだ。 辻井氏が支持されるのもわかる気がする。
会場は演奏が終わっても、彼の熱演におおいに沸いている。




管弦楽のための協奏曲。フィルハーモニア管は実力のある団体なので、
こういう曲も危なげなく弾ききってしまう。イギリス風のイメージはあるけれど、
バルトークだろうが何だろうが大丈夫・不安もない。