おこもりさまをしにいく
6月3~4日とひょんなことから、おこもりさまをしに行くことになった。
すばるを行きつけの獣医さんのところに預けて、車を箱根に向ける。
小田厚から箱根新道を抜けて、強羅方面に向かう。昼は小田厚のSAで
軽食を購入し、SAの外のテーブルに座って食べた。紫外線は強く、
ちょっと皮膚が赤くなった。そこから箱根に向かい、チェックインまで
時間があったので、箱根ハイランド・ホテルのラウンジでお茶をした。
風が気持ちいいので、外に出てテーブルと椅子のある席に座り、
バニラ・アイスクリームを食べた。なっつは、シーズンメニューの
ミントのブラマンジェ’(フルーツ添え)とミルクティー。
隣にいたご夫婦は、多分セレブリティーの方々に思う。
話の内容で、生活レベルが違いすぎで、口をあんぐりしてしまう要件。
記念日に個人的にチャーターしてクルージング・・・。
早々にお茶して、目的地に向かう。
そこは、「箱根本箱」というホテル。目的志向の宿泊施設。グッドデザインの
ホテルだった。色いろな仕掛けがあり、その目的に合致した客人なら、ハマること
間違いないかもしれない。料金はお高い。我々のような者はそうそう門をくぐれない。
たまたま格安プランを提供していただけたのでうかがえたが、通常料金ならそこまでの
度胸はない。
naviに入れて向かうが、細い路地に入り込むが番地はそこではないようだ。
バス道路に面して車を走らせると、ホテルの看板が見えた。
駐車場に車は1台。ファミリーカーだった。外車でないだけある意味安心。
硝子の大きな自動ドアを開けると木製の大きな自動ドアが開く。
1Fのチェックインカウンターがあり。周りはおびただしい本が本棚に収まっている。
本の表紙がディスプレイ代わりになり、アイコンになる。なかなか面白いつくりになる。
図書館の開架式でも、このように本を見せる(魅せる)ディスプレイをしているところはあるが、
新鮮な驚きがあった。
部屋に案内され、説明を受ける。TVがない。I・PADが電話替わり。本を読むのが主体なので、
TVはいらないようだ。こういう好奇心をくすぐるようなところは、余計な刺激はないほうが
いいのかもしれない。
快適な居住空間と、温泉。客室と大浴場では泉質が違う。これも魅力。
緑が深くなる時期で、外ではウグイスが鳴いている。
ベランダの椅子に座り、選んだ本を広げて目を通す。風が心地よい。
夕方までそんな感じで過ごした。自然の音しかしない。
夕食は19時。2時間予定だったが1時間半程度で終了。重ね重での夕食。イタリアンのシェフが
作り上げたメニューでの夕食。オープンキッチンで、作られたものがサーブされる。
地産地消で、野菜・肉・魚どれも力がある。おいしくいただく。BGMは古めのスイング・ジャズが
天井から降り注いでいた。
1階のラウンジに流れていた音楽もJAZZのような環境音楽の様な
歌のないものだった。ハーマン・カードンの全方向型のスピーカーが1つ
本棚に置かれていて、それが、雰囲気を作っていた。
有名人が選んだ本棚という特集された本棚があったり、分類され集められた本が置かれているところ
があったり、文庫本・新書・ハード・カヴァーと至るところに、知的財産が置いてある。
この宝の山を散策する楽しみ、タイトル・著者に・新しい何かを発見する楽しみを見いだせたら、
きっとあなたもワクワクできるかも・・・。
私も確かに、惹かれるタイトルがいくつかって、ページをめくったりした。簡単な知的満足を
得られたりした。
キホンは音楽関係の図書を探した。あまり蔵書はなかった。いとうせいこう氏の選んだ一冊に
「インディペンデント・ブラック・ジャズ・オブ・アメリカ」(リットー・ミュージック)というのがあった。
2014年の本で、黒人ジャズ1960~80年代のレコードカタログになっている。かなり厚い本で、
アルバム点数も多い。黒人ジャズ。外せない名盤も紹介されているが、割と安価に作られているものも
紹介されているが、綿密に調べ上げられている力作。見たこともないようなアルバムばかりで、
このような本があることさえ知らないのだから、世間は広い。
油井正一氏の「ジャズ名盤物語」(立東舎)ジャズ・アルバム紹介本42人126枚。昔、本当に、
一時期これらの紹介本でアルバム集めてたころがあった。油井氏の名調子は、ラジオのDJでの名調子もあり、
活字も同様に、興味関心を持つような書き方だったので、ある意味イモずる式に購入したいアルバムが
増えていった。しかしながら、油井氏はJAZZ評論でも尽力された方だし、紹介されたアルバムも
外れはないと思う。
そのほかでは、上原ひとみさんが紹介されていた、マルタ・アルゲリッチの伝記、穐吉敏子さんの半世紀の
新書、ウエイン・ショーターの半世紀など、すこし目を通した。あとは、村上春樹さんの一連のジャズ本より、
「意味がなければスイングはない」。そこから、シダー・ウォルトンの項を読んだ。
ここまで来ても音楽漬け。参った。
読んだ本は、一応本棚にかえしておいた。「箱根本箱」の綿の小さなトート・バックはお手軽に使えた。
本を入れたりした。そのものは持ち帰り可能品だったので、断っていただいてきた。
知的好奇心は十分満たされた。音楽関係を外すとあと何を選ぶだろう。料理の本とか・・・。
肩の凝らないエッセイなどあれば時間つぶしにはいいかな。それよりも何もしないでボーっとしたいかも(笑)。
昨日の夕食後、大浴場の内湯と露天風呂に漬かり、浮世の垢を流しボーっとした。
朝は6時前に覚醒し、図書の整理をしていた。TVがないと進む。
7時半に朝食、野菜豊富な朝食はヘルシーではあるけれど、朝から動くとなると、もう少し腹持ちよくてもいいかな。
チェックアウトは11時、それまで読書三昧でもある。
チェックアウトまで読書して、定時にチェックアウト。
おこもりさまのしやすい環境で、おこもりさまをした。このような環境設定が可能な方はご利用されても
ハマるかも。
箱根本箱
http://hakonehonbako.com/
話題の【箱根本箱】体験レポート!
https://haveagood.holiday/articles/642
6月3~4日とひょんなことから、おこもりさまをしに行くことになった。
すばるを行きつけの獣医さんのところに預けて、車を箱根に向ける。
小田厚から箱根新道を抜けて、強羅方面に向かう。昼は小田厚のSAで
軽食を購入し、SAの外のテーブルに座って食べた。紫外線は強く、
ちょっと皮膚が赤くなった。そこから箱根に向かい、チェックインまで
時間があったので、箱根ハイランド・ホテルのラウンジでお茶をした。
風が気持ちいいので、外に出てテーブルと椅子のある席に座り、
バニラ・アイスクリームを食べた。なっつは、シーズンメニューの
ミントのブラマンジェ’(フルーツ添え)とミルクティー。
隣にいたご夫婦は、多分セレブリティーの方々に思う。
話の内容で、生活レベルが違いすぎで、口をあんぐりしてしまう要件。
記念日に個人的にチャーターしてクルージング・・・。
早々にお茶して、目的地に向かう。
そこは、「箱根本箱」というホテル。目的志向の宿泊施設。グッドデザインの
ホテルだった。色いろな仕掛けがあり、その目的に合致した客人なら、ハマること
間違いないかもしれない。料金はお高い。我々のような者はそうそう門をくぐれない。
たまたま格安プランを提供していただけたのでうかがえたが、通常料金ならそこまでの
度胸はない。
naviに入れて向かうが、細い路地に入り込むが番地はそこではないようだ。
バス道路に面して車を走らせると、ホテルの看板が見えた。
駐車場に車は1台。ファミリーカーだった。外車でないだけある意味安心。
硝子の大きな自動ドアを開けると木製の大きな自動ドアが開く。
1Fのチェックインカウンターがあり。周りはおびただしい本が本棚に収まっている。
本の表紙がディスプレイ代わりになり、アイコンになる。なかなか面白いつくりになる。
図書館の開架式でも、このように本を見せる(魅せる)ディスプレイをしているところはあるが、
新鮮な驚きがあった。
部屋に案内され、説明を受ける。TVがない。I・PADが電話替わり。本を読むのが主体なので、
TVはいらないようだ。こういう好奇心をくすぐるようなところは、余計な刺激はないほうが
いいのかもしれない。
快適な居住空間と、温泉。客室と大浴場では泉質が違う。これも魅力。
緑が深くなる時期で、外ではウグイスが鳴いている。
ベランダの椅子に座り、選んだ本を広げて目を通す。風が心地よい。
夕方までそんな感じで過ごした。自然の音しかしない。
夕食は19時。2時間予定だったが1時間半程度で終了。重ね重での夕食。イタリアンのシェフが
作り上げたメニューでの夕食。オープンキッチンで、作られたものがサーブされる。
地産地消で、野菜・肉・魚どれも力がある。おいしくいただく。BGMは古めのスイング・ジャズが
天井から降り注いでいた。
1階のラウンジに流れていた音楽もJAZZのような環境音楽の様な
歌のないものだった。ハーマン・カードンの全方向型のスピーカーが1つ
本棚に置かれていて、それが、雰囲気を作っていた。
有名人が選んだ本棚という特集された本棚があったり、分類され集められた本が置かれているところ
があったり、文庫本・新書・ハード・カヴァーと至るところに、知的財産が置いてある。
この宝の山を散策する楽しみ、タイトル・著者に・新しい何かを発見する楽しみを見いだせたら、
きっとあなたもワクワクできるかも・・・。
私も確かに、惹かれるタイトルがいくつかって、ページをめくったりした。簡単な知的満足を
得られたりした。
キホンは音楽関係の図書を探した。あまり蔵書はなかった。いとうせいこう氏の選んだ一冊に
「インディペンデント・ブラック・ジャズ・オブ・アメリカ」(リットー・ミュージック)というのがあった。
2014年の本で、黒人ジャズ1960~80年代のレコードカタログになっている。かなり厚い本で、
アルバム点数も多い。黒人ジャズ。外せない名盤も紹介されているが、割と安価に作られているものも
紹介されているが、綿密に調べ上げられている力作。見たこともないようなアルバムばかりで、
このような本があることさえ知らないのだから、世間は広い。
油井正一氏の「ジャズ名盤物語」(立東舎)ジャズ・アルバム紹介本42人126枚。昔、本当に、
一時期これらの紹介本でアルバム集めてたころがあった。油井氏の名調子は、ラジオのDJでの名調子もあり、
活字も同様に、興味関心を持つような書き方だったので、ある意味イモずる式に購入したいアルバムが
増えていった。しかしながら、油井氏はJAZZ評論でも尽力された方だし、紹介されたアルバムも
外れはないと思う。
そのほかでは、上原ひとみさんが紹介されていた、マルタ・アルゲリッチの伝記、穐吉敏子さんの半世紀の
新書、ウエイン・ショーターの半世紀など、すこし目を通した。あとは、村上春樹さんの一連のジャズ本より、
「意味がなければスイングはない」。そこから、シダー・ウォルトンの項を読んだ。
ここまで来ても音楽漬け。参った。
読んだ本は、一応本棚にかえしておいた。「箱根本箱」の綿の小さなトート・バックはお手軽に使えた。
本を入れたりした。そのものは持ち帰り可能品だったので、断っていただいてきた。
知的好奇心は十分満たされた。音楽関係を外すとあと何を選ぶだろう。料理の本とか・・・。
肩の凝らないエッセイなどあれば時間つぶしにはいいかな。それよりも何もしないでボーっとしたいかも(笑)。
昨日の夕食後、大浴場の内湯と露天風呂に漬かり、浮世の垢を流しボーっとした。
朝は6時前に覚醒し、図書の整理をしていた。TVがないと進む。
7時半に朝食、野菜豊富な朝食はヘルシーではあるけれど、朝から動くとなると、もう少し腹持ちよくてもいいかな。
チェックアウトは11時、それまで読書三昧でもある。
チェックアウトまで読書して、定時にチェックアウト。
おこもりさまのしやすい環境で、おこもりさまをした。このような環境設定が可能な方はご利用されても
ハマるかも。
箱根本箱
http://hakonehonbako.com/
話題の【箱根本箱】体験レポート!
https://haveagood.holiday/articles/642
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