MOBU'S MUSIC MAZE

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12月9日生まれのジャズマン ドナルド・バード

2024-12-10 08:53:03 | 音楽夜話(ジャズ)
12月9日生まれのジャズマン ドナルド・バード




Born on this day, December 9th…
Donald Byrd (Trumpet) was born in Detroit, MI, 1932–2013. 生誕92周年 没後11年


ブルーノート以外の諸作にもいいものがありますよね。自身の音があり、それは揺るがない。
たしか、クリフォード・ブラウン以降の逸材と言われたような。
結構長命だったようで、80歳没だったような。
彼の暖かい音色は伝わりやすく、ハイノートだけでないバランスのいい音のちりばめ方は
音楽を成立させるのにいい効果を持っていました。
今日は聴いたことないアルバムを配信から。


Complete Live at the Olympia 1958
https://www.youtube.com/watch?v=KCpQ38okNPs&list=OLAK5uy_kKPeFatVvJ4SqTu_w8Fy_SH9YOp_Bgf8s&index=1


カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ) アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ モーツァルト・メンデルスゾーン・ハイドン

2024-12-10 08:25:59 | 音楽夜話(クラシック)
12/10
04:30-06:45 19.30-21.45 BBC3


モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K.527~序曲
同:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
ソリスト・アンコール:ドビュッシー・ベルガマスク組曲第3曲月の光


メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」 op.26
ハイドン:交響曲第104番 ニ長調 Hob.I:104「ロンドン」
オーケストラ・アンコール:シベリウス「ベルシャザール王の饗宴」Op51ー3ノクターン


カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
2024年12月9日 ロンドン、バービカン・ホールから生中継






「アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ」は
ネヴィル・マリナーが創設した団体だと思った。今でも活動している
様で、音楽監督がジョシュア・ベル(Vn)になっている。
今回、BBC3でカティア・ブニアティシヴィリ(p)という名が目についた。
調べてみると、30代のフランス在住のピアニスト。独自な活動を
行っており、「ピアノ界のビヨンセ」というニックネームをもらって
いたこともあったとか。容姿端麗、ピアノも。となれば、衆目は集まる。
曲の解釈が独自性を持つことから、評価もわかれるところはあるものの、
いつの時代もそのようなことはあり、好きな人は好きというところに
大衆は落ち着いてしまう。アーティストの独自性ということもある。
今回のモーツァルトの23番は、個人的に好きな曲でもあったけれど、
今まで聴いてきたものよりアップテンポで、音符の間の間が詰まって
聞こえる様な速弾きになっていた。余裕がないというわけではなく、
彼女の解釈がそうであって、それで成立していた。あとは聴衆の好き嫌いか。
モーツァルトはこのように解釈して演奏しました的なところが残る。
時折爆演というか、放送事故ではないけれど、小節を飛ばしてしまう
ようなこともあるらしい。しかしながらオファーが来ることを見ると、
評価ははあるようだ。個人的には、もう少し落ち着いた23番であって
欲しいと思うが、彼女の解釈はそうではなかった。それもありなのだろう。
アンコールのソロは至ってインテンポで詩情あるものだった。


彼女の配信はYOUTUBEに色々ある。興味のある方はどうぞ。
参考例
Schumann: Klavierkonzert ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Khatia Buniatishvili ∙ Paavo Järvi
https://www.youtube.com/watch?v=3jbHbDena_U&t=82s