MOBU'S MUSIC MAZE

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12月20日生まれのジャズマン ボビー・ティモンズ ボブ・ブルックマイヤー・コーネル・デュプリー

2024-12-20 18:35:31 | 音楽夜話(ジャズ)
12月20日生まれのジャズマン ボビー・ティモンズ ボブ・ブルックマイヤー・コーネル・デュプリー


Born on this day, December 20th…




Bobby Timmons (Piano) was born in Philadelphia, PA, 1935–1974. 生誕89周年 没後50年


ジャズ聴き始めの頃、「モーニン」はアート・ブレイキーが作曲したもんだとばかり思っていて、ドラム叩いて
作曲できるのはすごいと思っていたら、そうではなくて、ピアノのボビー・ティモンズが作ったということを後で
知った。まぁ、だれが作ったとしてもあのような優れた旋律が出てくるのは作曲のセンスがないとダメかもと思う
けれど、そんな曲が入っている初期の1枚は下記。トリオで十分な演奏ができていてうれしい。


This Here Is Bobby Timmons
https://www.youtube.com/watch?v=j-3-N5-qQvE&list=OLAK5uy_mB-HBuaaNkgnM4im691D1hsj8c63VQHDc




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Bob Brookmeyer (Arranger, Trombone) was born in Kansas City, MO, 1929–2011. 生誕95周年 没後13年


ブルックマイヤーといえば、真夏の夜のジャズあたりももう出ていて、かなり長い活動歴を
持っている人だった。もうひとつ驚いたのは、トロンボーンにバルブで音階が作れるモデルが
あることだった。彼はそれを吹いていた。トロンボーンといえばスライド命といわれるくらい
それが売りだったりするが、バルブなら、音程はある意味スライドより取りやすいかもしれない。
スラーはかけにくいかもしれないけれど、でもそんな楽器でジャズができることが新鮮だった。
ボブ・ブルックマイヤー&フレンズは下北沢の「ノー・ルーム・フォア・スクエア」というライブハウス兼
昼間はジャズが流れて喫茶となっている店で聴いた。JBLのスタジオモニターが鳴っていた。一時期、
黒のSANNSUIの初期モデルが置いてあって、祖父さんのものを使うようだったけれど、修理してから
ということだったから、その時は違うアンプで鳴らしていた。直って使われているかどうかは
その後伺ってないので、わからないけれど、このアルバムのメンバーは豪華。
ハービーのキーボードにロン・カーターのベース、エルビン・ジョーンズのドラムに
スタン・ゲッツのサックス、ゲイリー・バートンのヴァイブラフォン。レコード会社またいで
いるけれど、録音できたんですね。


Bob Brookmeyer & Friends
https://www.youtube.com/watch?v=pGse3eja4EY&list=OLAK5uy_loz1GwrBNZd9b7ul-bYOn5Jg4IfM8ycZM&index=1


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Cornell Dupree (Guitar) was born in Fort Worth, TX, 1942–2011.生誕82周年 没後13年


フュージョングループのスタッフにいたギタリスト。乾いたシングルコイルのピックアップから出る
トーンがすきな人にはたまらない。


On & On (Instrumental)
https://www.youtube.com/watch?v=fZS3XUaCreo&list=OLAK5uy_nNRmjCG3MGCsVZz8yR7UTRs2mWal1ueHc


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JAZZ さくら12/20  挟間 美帆   福居 良

2024-12-20 18:31:17 | 音楽夜話(ジャズ)
JAZZ さくら12/20 PM 耳を止めた1曲。






Dancer in Nowhere  挟間美帆
https://www.youtube.com/watch?v=U8DUm_DKfsU&list=OLAK5uy_kU7JIE4Dgj0lz57QMNxJyLGZvmYfESCo0&index=5
イル・パラディーゾ・デル・ブルース


福居 良
Live in New York '99
https://www.youtube.com/watch?v=nyFdPWmwvmA&list=OLAK5uy_mrX1SLD1dJLZpcMBiQh9zM6aokZ84F4bc
オール・ザ・シングス・ユーアー


ダヴィド・フレイ(ピアノ)指揮ローザンヌ室内管弦楽団 バッハチェンバロ協奏曲BWV1056&1052 モーツァルトP協20番

2024-12-20 15:23:12 | 音楽夜話(クラシック)
1220


03:30-06:00 19.30-22.00 Espace2


バッハ:チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV1056
同:チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052


モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466


ソリスト・アンコール: バッハ・フランス組曲第4番変ホ長調 BWV815‐第1曲 アルマンド




ダヴィド・フレイ(ピアノ)指揮ローザンヌ室内管弦楽団
2024年10月30日 ローザンヌ、サル・メトロポール




ピアノ版バッハのチェンバロ協奏曲は、以前、コチシュとかラーンキなどの
ピアニストで聴いていた。やはり、チェンバロよりも音が重くなるのが
好き嫌いを呼ぶのか、そのうち聞かなくなってしまった。ピアノが悪いわけ
ではないけれど、雰囲気的にはチェンバロだろうというのが、年を経ると
でてくる。口が変わるのと同じで、脂っこいものより時には淡白なものも
食べたくなったりするあれだ。フレイの演奏は結構脂っこいというか
重い感じがして、モダン・ピアノのバッハの感じがしている。
モーツァルトの20番はアタックが強く、指揮振りなのだけれど、元気があるのは
いいのかもしれないが、こういう曲調なのだろうかと聴いていて思う。





キリル・トルーソフ(ヴァイオリン)トーマス・ザンデルリンク指揮 ハンガリー国立鉄道交響楽団 オールブラームスプロ Vn協 交4番他

2024-12-20 09:17:50 | 音楽夜話(クラシック)
1220




04:17-06:00 20.17-22.00 BartokRadio


ブラームス:大学祝典序曲 ハ短調 op.80
同:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
(アンコール)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001~Adagio
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98
キリル・トルーソフ Kirill Troussov(ヴァイオリン)トーマス・ザンデルリンク指揮ハンガリー国立鉄道交響楽団
2024年2月15日 ブダペスト、リスト・フェレンツ音楽院コンサートホール




オール・ブラームス・プロ。


明るい感じで締めくくる大学祝典序曲。短調なのに長調で終わる。いろいろな要素の持ち寄りではあるものの
まとまりがよく、聴きごたえがあったりする。我々の時代だと、ラジオ講座の初めに流れるものという認識もある。




ブラームスのVn協は、P協よりも馴染んでたりする。チャイコフスキーのVn協と
感覚的に近いものがあったりする。今日のソリストは元気よく弾ききっていた。
ニ長調の調性はvnにちょうどいいのかもしれない。


後半の4番。これは結構いじっていて、テンポや強弱なども、いつも聴いているものよりも
独創的というか変わったものだった。ザンデルリンクといえば、父親も指揮者。ブラームスなどの
持って行き方もある意味よく似てたりした。