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百瀬恭夫 永眠のご報告 2024年3月24日

2024-03-25 08:40:46 | アコースティック・ギター・トリップ
百瀬恭夫 永眠のご報告 2024年3月24日
 




ヘッドウェイというアコースティック・ギターの日本製のブランドがあった。
その立ち上げ者でマスター・ビルダー。享年80歳。
まだまだ現役と思っていたが、がんで闘病していた。


このブランドを愛好している方も多いだろう。
日本製のいいところはアフターサービスがいきとどいているということか。
アコースティックギターは使っていると消耗品が出てくる。
わかりやすいのはフレット。減ってきて音の立ちが悪くなることだ。
使う頻度がたかければ何年かに一度交換が必要になってくる。
海外製品はプロなら行きつけの楽器店やメンテナンスプロを抱えて
いるだろけれど、アマチュアはそういうわけにはいかない。
海外のメーカーに送るわけにもいかないし、代理店もあるけれど
店は選ぶだろう。その通りの結果になるとも限らずある意味
賭けのようなところがある。国産はそのリスクが少ないところが
メリット。形状音色使い勝手が気に入れば、これほどベターな
選択はないと思うが、世の中そううまくはいかないもの。
しかしながら、矢入ギター、ヘッドウェイと2大巨頭は去り、
その下のビルダーにバトンタッチされた。手工製の楽器も
多くなる中、メーカーメイドでもいいものはたくさんある。
使い手との相性も大きい。
いい楽器を量産した百瀬さんだけに残念ではあるが、
ご冥福をお祈りする。 合掌。

株式会社ディヴァイザー
https://www.deviser.co.jp/information/307119



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