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マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ) マルクス・ポシュナー指揮リンツ・ブルックナー管弦楽団 ブラームスP協2番 ロット交響曲第一番

2024-10-17 21:08:57 | 音楽夜話(クラシック)
1015


02:30-04:55 19.30-21.55 ORF


ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83
ソリスト・アンコール:ドビュッシー・前奏曲集第2巻より奇人ラヴィーヌ将軍


ロット:交響曲第1番 ホ長調
マルカンドレ・アムラン(ピアノ)
マルクス・ポシュナー指揮リンツ・ブルックナー管弦楽団
2024年9月27日 リンツ、ブルックナー・ハウス


ブラームスのピアノ協奏曲、1番2番どちらが好きか。
個人的には2番の長調の曲が好きだったりする。
1番のシリアスさはちょっとついていけないところにある。
緩く聴くなら2番。ということで聴いてみた。アムランは
個性的な剛腕ピアニストで売り出したと思うが、ブラームスなど
ではある意味正統的というか、余計なことはしていなさそうな
感じだった。それでも引き付けられるものがあるので、ベテラン
の域に入ってきているのだろうと思う。


ハンス・ロットの交響曲第一番ホ長調の日本初演は2004年に
行われた。1880年作曲から124年後のこと。彼の人生も短かった
ために、作品を生み出すことは多くはなかったけれど、ブルックナーを
師に持ち、マーラーとのかかわりもあったりと、才能はあったと
思われるが半ば不幸な人生を歩んでいる。
しかし、この交響曲第一番は、時折、クラシックファンの間で
語られる。このようにコンサートにもかかるプログラムの1曲に
なっている。これも何年ぶりに聴いただろう。2022年に聴き
そこなってから、NMLでその後聴いたような記憶がある。
2年前。そんなになるか。聴き通すと1時間くらいかかり、
ブルックナーとマーラーを足して割ったような曲調なので、
どこか印象に残っているはずだけれど、反復して聴いてないので、
それも怪しかった。それでも、今回聴きなおしてみて、なかなか
やるじゃないかと思わせるような曲だった。
いつでも聴きたいわけではないけれど、思ったより印象は
良かったりする。1楽章の途中でVnソロがあったり、ホルンの
アンサンブルがマーラーっぽかったり、当時の音楽界の一端を
見た気がした。今回は録音できていた。


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