忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

続 仏像のひみつ

2009-06-10 19:29:04 | BOOK
さてさて予定よりも遅くなっちゃいましたが
おもしろかった「仏像のひみつ」の続編、
「続 仏像のひみつ」をようやく購入して読みました。
帯のところに「仏像の教科書、決定版」と銘打ってましたが
まさしくそのとおり。
本当にわかりやすい説明に今回も
へぇ~、そうなんだ・・・と
頷きながら読んでました。
今回は前回のものよりも美術品としての仏像色が濃かったような気がします。

今回の仏像のひみつは
・仏像ソシキのまわりにも誰かいる
・仏像の着物にはソデがない
・仏像の眼は光る
・仏像の色はイロイロ
の4つでした。
挿絵がこれまたかわいくてわかりやすくて
とても参考になります。

今回好きだったのは「キリカネ」という技法。
こんなに細かくてきれいな技法が
人の手によって作られていたなんて・・・。
仏像への思いの強さがあらわれている技法なのでしょうね。

それにしてもそれまでは「神の国」だった日本。
そもそも天皇自体が神の子孫だった日本なので
仏教が入って浸透するまできっといろいろと紆余曲折があったのでしょうね。
ちょうど「双調平家物語」の飛鳥の巻を読んだばかりなので
なんだかいろいろと想像がふくらんできそうです。
聖徳太子という人についてなんだか知りたくなりました。
(「双調平家物語」では名前しかでてきませんでしたが。)

「続続仏像のひみつ」もぜひ発行してほしいですね。
本当に画期的な本です。
講演会があったらいきたいなぁ・・・。


さて今日も授業参観に行ってきました。
珍しく長女が
「今日は図工があるから見にきて!」と行ったので
行ってきました。
マグネットを作るのだけれど
みんな楽しそうに作業していました。
小学校の授業風景、とっても懐かしかったです。
コメント (2)
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