![TKY201106100519[1]](http://livedoor.blogimg.jp/hamusoku/imgs/b/5/b5d6ef20.jpg)
5月14日。福島第一原発の事故から約2ヵ月が過ぎたその日、現場で復旧作業に当たる一人の作業員が死亡した。東芝の4次下請けに当たる協力会社から派遣されていた大角信勝さん(享年60)。原発事故に関連して死者が出たのは、これが初めてのことだった。
日本中を被曝させ、世界を震撼させた福島原発事故処理の犠牲者第一号となった信勝さんの遺族は、その後、どのような補償を得たのか。調べてみると、驚くべきことがわかった。
なんと、協力会社は、労災申請を検討していたタイ人の未亡人に、わずか50万円の見舞金を渡し、「これで国に帰れ」と突き放したという。
「私の夫の命は、50万円なのか」---信勝さんの妻である大角カニカさん(53歳)は、怒りと悲しみを滲ませている。
カニカさんの訴えを聞く前に、信勝さんが亡くなるまでの経緯を振り返っておこう。
信勝さんは、自宅のある静岡県御前崎市を5月11日に出発して福島に入り、13日から集中廃棄物処理施設の中で配管工事や高濃度汚染水の回収処理などに当たった。
翌日、午前2時半に宿舎を出発。第一原発のシェルター内で作業着に着替え、午前6時から作業を開始して20分ほどが経過したときのことだった。約50kgある鋼材の切断機を同僚と一緒に運んでいる際、体調が急変。意識不明の重体となった。
当時、現場には医師が常駐しておらず、信勝さんはすぐに処置を受けることができなかった。
医療設備の整ったいわき市立綜合磐城共立病院に搬送されたときには、発症から2時間40分が経過していた。なす術もなく、9時33分、信勝さんの死亡を確認。後日、死因は心筋梗塞と診断された。
「こんなに急に死んじゃうなんて。それなら、行かなきゃよかったじゃないですか・・・・・・。お父さん(信勝さん)を返してほしい」
カニカさんは声を詰まらせる。信勝さんには両親と2人の兄弟がいたが、皆すでに他界しており、残された家族はカニカさんひとりだ。何とも言いがたい話ですが、東電の高慢さは人権侵害です! 高額な電気料金を国民から奪い取り、政界にばらまきやりたい放題です! そのため政府や各政党は、東電にたいして厳しい対応をすることができません!
そして、なんと東電は政府に対して、7000億円の資金援助を申し出たのですから開いた口が塞がりません! 東電は、内部留保資金2兆円をもっていますので、その資金を被害者救済に使用すればいいのですよ! 明らかに刑事事件ですが立件(今年、35人も検察庁から天下りを取りましたから)すらされませんし、損害賠償にも快く応じていません!
このような会社に、国民の血税を入れる必要は全くありません!
関東一円に放射能が降り注いでいますが、この関東一円の放射能汚染による健康被害について東電は何等コメントを出していませんが、責任は取らないのでしょうか? 東電得意の見殺しなのでしょうか!
関東一円の約4000万人は、一日に一年間の放射能被曝量を浴びていますぞ! 年20ミリシーベルトで避難しなければ、命に関わるわりますからね! 金さえあれば何でも出来るという時代は、そろそろ終わりにしませんか?
国民の皆さん!