地下水に到達しないよう祈るしかない!
しかし、一つ、できる ことがある。フクシマ事故による健康被害は汚染された食物による内部被曝が主となる。
全く理解できないことに、日本では現在、おかしな愛国心で汚染地域で生産された食品を食べようというキャンペーンが繰り広げられているが、その一方で、各地で市民計測所が立ち上がっている。
これは非常に重要なことだ。しかし、まともな計測器を購入するには金がいる。
メンテナンスにも測定結果の記録にも金がいる。
放射線防護協会を通して直接、その目的で寄付をすることが可能。
反核医師の会でも寄付を集めている。
「東京の危険は実際、どの程度なのですか」という質問も出たので、
「東京は安全圏ではない」と回答した!
「現在の東京の状況は、チェルノブイリのときのキエフと同じようなものだと言える。あのときも、ウクライナ政府はキエフの汚染を認めるわけにはいかず、プルトニウム汚染地図では汚染はちょうどキエフ市の手前で止まっていた。人口の多い首都を避難区域にすることができないから、どうしても汚染の事実を認めないのだ!」
福島原発1号機で「致死量」の放射線検出とは、なぜ今ごろ?
もっと怖いのは4号機である!
福島第1原発の1号機から、致死量に当たる10シーベルト強の放射線が検出され、廃炉に向けた作業が難航することが確実な情勢になっている!
一方で、早く手を打たないと4号機の方が怖い、との指摘も出ているのが福島第一原発の現状なのです!
10シーベルトというと、人が1時間浴び続ければ、確実に死ぬレベルのほうしゃせんりょうなのですぞ!
そんな高濃度放射線が1号機内にたまった汚染水の水面近くで検出されたのですぞ!
東京電力が2012年6月27日に発表したもので、原子炉建屋一階から配管の貫通口を利用して、圧力抑制室がある地下1階のトーラス室の床にたまった汚染水周辺の線量を前日に測定して分かったらしい!
格納容器内を除くと、原発建屋内では過去最大の線量になる!
これほどの高濃度になった理由として、東電では、炉心損傷で燃料の90%以上が溶け落ちたためだとみている。
そして、溶けた核燃料を冷やすため原子炉に注入している水が抑制室付近から漏れ出し、汚染水としてたまったのではないかと推測しているが、分からないのである!
汚染水の水位は、床面から5メートルほどもあったというから背筋が冷たくなる!
核燃料を冷やしているのに、なぜこんなことになるのか?
冷やしているのは、核分裂がこれ以上進まないようにするためで、温度はあまり放射性物質の濃度には関係はないようです!
溶けた燃料は、すでに放射線をある程度持っていますので、水を流せばそれだけ汚染されることになるようです!
廃炉に向けて、予想外の困難が出てきたわけでもないという!
線量が高くてもおかしくないともいう!
大きな地震や台風などの風雨で、さらに汚染水が外部に漏れたりしないのかという点についても、広報部では、「ある程度大きな地震でも耐えられることが分かっていますし、外部から浸水しても汚染水があふれないように水位の維持管理はできています」といいます。
「お金はもうスッカラカン。だけど、子供ががんになったら一生後悔すると思って、覚悟を決めました」
周囲には2年ほど避難すると話して出てきたが、しばらく戻るつもりはないという。
自主避難を選択したママには「子供を守れるのは自分だけ」という強い思いがある。
福島はともかく、西日本と放射線レベルがほとんど変わらない地域から逃げ出す人々を“放射脳”と嘲笑する者もいるが、母親の心情を思えば、笑うことなどできるはずがない。
彼女たちは間違いなく被害者である。東電の被害者であることはもちろんだが、国民へのリスクコミュニケーションを怠ってきた政府、そして、イデオロギーや商売のために過剰に“放射能の恐怖”を煽る者たちの被害者でもある。
粉ミルクには平均で1kgあたり110ベクレルの放射性物質が含まれ、野菜や魚や肉も汚染されていた。
しかし、40年以上経って同世代にがんが増加しているという事実はない。
だが日本人の2人に1人は、がんを発症し、3人に1人はがんで亡くなるのが現実がある!
日本分析センターによる土壌調査で千葉の土壌中の放射性セシウムの汚染度が1キュリー/平方Kmを超えることが分かった!
文部科学省が発表してきた定時降下物の累積値を実に10倍以上上回る数値です。
米ソ中による大気圏核実験時のセシウム降下量の実に100倍を超えます!
国が隠蔽してきたWSPEEDIのデータや、定時降下物の実績値の比較から考えれば東京は2キュリーを超える深刻な汚染地域となることはほぼ間違いのない事実なのです。
この第3汚染地域では、ガンや白血病の患者が急増したといわれておりますが、今後どういう対策を採ればよいのでしょうか。
もちろん仕事をする職場があれば東京から移住したほうがよい事は間違いないが、現在はそのような職場もありません!
国も当てにならないし・・・・・!
東京都江戸川区で、路上に発生したコケ類やラン藻類とみられる物質を市民団体と研究者のグループが調査した結果、1キログラム当たり最大で約24万ベクレルの高濃度の放射性セシウムが検出されたことが17日までに分かりました!
福島原発事故時に東京の空気中の放射能濃度を調査した結果、1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故時に東京に飛んできた放射能の何百倍、何千倍も強い放射能が福島から東京に到達していたことも判明しています!
検出したのは、ヨウ素、テルル、セシウムという放射能です。
そう言う放射能が東京の空気中に、1㎥あたり数百ベクレルあった!
それは、チェルノブイリ事故のときに東京に飛んできた放射能と比較すると、約1000倍くらいの濃度でした。
それを東京の皆さんは呼吸で吸い込んでいるのですよ!
それを内部被曝に換算すると、1時間で20マイクロシーベルトくらいになってしまうほどの被曝量です!