TPPに日本が参加すれば日本のあらゆる業界にアメリカ企業がなだれ込んできます!
野田佳彦が、マニフェストにTPP参加を明記する意向を表明しましたが、日本維新の会の橋下徹もこれを高く評価しています。
これに異議を唱えない者達は、遺憾ながら売・国・奴と言わなければなりません。
何故か?
答えは簡単です!
TPPという自由貿易協定は、日本の国益どころではありません!
日本国内の企業が大打撃を受けてしまいます!
TPPは、アメリカとの間の「関税」をゼロにするだけではなく全ての「非関税障害壁」を撤廃してしまい医療、保険、食、金融、不動産、各種資格などの国内制度をアメリカと同じようにしてしまうというようなものなのです!
つまりTPPに参加する事により日本国内の様々な制度が改変されてしまうのです。
それにより、アメリカ企業が日本市場で猛威を振います。
その結果として、日本国内のデフレ不況は加速されてしまい失業や、倒産が増加してしまいます。
また国民は、世界最高水準の医療や、食のサービスが受けられなくなります。
いったんTPPに参加すれば、国会の決議を受けた国民を守るための国内ルールさえも通用しなくなってしまうのです。
そうです。あらゆる国内法がTPPに参加する事により蹂躙されてしまうのです。
このことを国民は、知っていて支持するのでしょうか?
あなた達は、自分達の首を絞める為に、他人を家の中に招き入れますか?
ドロボウが、家の戸を開けようとしているのに貴方は内鍵を開けますか?
これがTPPの正体なのです!
このTPP参加を画策している野田佳彦や、橋下徹は国民の敵でしかありません!
TPPに参加することによる利益とは?
- 海外諸国との競争によって肉や米の価格が安くなる。
単純に消費者の立場のみで考えると、物価が安くなるので暮らしが豊かに成る。
- 日本の基盤産業である輸出企業は、海外に進出しやすくなる。
車などの輸出企業は、関税が撤廃されることでより安く商品を販売できるようになり海外に進出しやすくなる。
- 輸出企業は海外に進出しやすくなる。
車などの輸出企業は、関税が撤廃されることにより、より安く商品を販売できるようになり海外に進出しやすくなる。
- 生産性が大幅に向上する。
農業輸入が増え、農業人口が大幅に減り、かつ、工業へ労働者が移動することで、日本全体の生産性が大幅に向上する、という考え方もある。
- GDPが2.4~3.2兆円増加。
省庁によって試算が違いますが、内閣府はGDP(国内総生産)の増加を見込んでいます。
TPPに参加することによる不利益とは?
- 国内の農家が圧迫される。
関税が撤廃されることで、輸入製品が安くなり、国産の農作物が売れなくなります。
- 商品を購入する際、原産国、農法等が選べなくなる。
米国の大量農薬栽培なのか、遺伝子組み換え栽培なのか、消費者が分からなくなる。
安くてケミカルな商品が山のように出回り、良質なものを選びたい消費者にとっては地獄。
- 日本のデフレが進むことになる。
TPPに参加すれば、輸入品との競争でどんどん国産商品の価格を抑えないといけなくなります。
物価が下落し、デフレがすすむ。
- 農業関連GDPが4.1兆円減少、全体としては7.9兆円の損失となる。
他国からの安い農産物が大量に輸入されるために、日本の農家の多くが農業をやめてしまう。
環境面でも3.7兆円の損失になり、合計で日本が被る損失は11.6兆円にもなる。
- TPPを入り口に、アメリカがあらゆる産業に政治的圧力をかけてくる。
すでに、農産物の関税の大幅な引き下げだけではなく、アメリカ産の牛肉の輸入条件の緩和のほか、郵政民営化の見直しについても検討を求ている。つまり日本の優良企業や有力産業を支配下に置こうとしている。
- 食料自給率が、極端に低下する。
安い輸入商品に押され、国産消費率が低下し、農業関係雇用・農産品の生産額の低下、食料自給率低下、という最悪の状態に成ってしまう。