高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

世界初の完全養殖「近大マグロ」は奇形となった!!

2025-01-20 00:05:00 | 猛毒

世界初の完全養殖「近大マグロ」は奇形となった!!

ブランド魚ではトップ級の知名度。今は安定的に量産するため、選抜育種に懸命になっていた。

しかし「近代マグロ」の餌の中の水銀濃度が高くマグロの顔面が奇形となってしまい商品価値はなくなってしまった!!

近代マグロにかかわらず「養殖」は、すべて失敗ということである!!

「実は近大マグロの稚魚の出荷は近年ほとんど実績がなくなってきています」。

近畿大学 完全養殖マグロを特集 | 東進TV

「近大マグロ」の養殖事業の現状について聞いた際、近畿大学側は正直に明かし、筆者はまさかと面食らった。

同大学が2002年に世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功して以降、近大マグロと言えば、数あるブランド魚でも知名度はトップクラスを誇る。

「近大マグロ」「近大生まれ」というネーミングが付くと非常に販売しやすいため今でも偽物が出回るほどだ。

しかも近年はSDGs(持続可能な開発目標)、サステナビリティ(持続可能性)、ネイチャーポジティブ(生態系回復)の考えが社会に浸透。

天然の成魚、幼魚などの天然種苗に依存せずに養殖ができ、人工種苗を使った「完全養殖」への関心が世界的に高まっている。

こうした時代の流れもあって、近大マグロの養殖事業は、てっき順風満帆とおもっていた。

 

天然マグロ 養殖より有害物質が多い理由

マグロといえば水銀濃度が高いことで知られる。

食物連鎖の上位にいるマグロは、小型、中型魚を食べて育つ。

その結果、どうしても水銀の量が他の魚介類よりも多くなってしまう。

 
 
マグロの有害物質の濃度を研究する北海道医療大学薬学部准教授の遠藤哲也氏が調べたデータを見ると、天然マグロより養殖マグロのほうが水銀濃度は低い。
 
水産庁が公表している水銀の分析結果でも、同様の結果が出ていた。
 
この理由について、遠藤氏はこう説明する。
  1. 「一般に、マグロの水銀濃度は食べた餌(えさ=小型魚や中型魚)の量に比例します。自然界には豊富に餌があるわけではないので、天然のマグロは広く海洋を動き回って餌を確保する。動くスペースが狭く、餌が潤沢な養殖マグロに比べて、無駄な動きが多いため、結果的に同じ大きさの養殖に比べて食べる量が多く、水銀濃度が高くなりやすい傾向があるのです」

 また、水銀濃度は大きさや年齢とともに高まるため、小型で若い養殖は濃度が低くなりやすい。

もう一つ理由がある。

天然マグロは筋肉である赤身部分が多い。

具体的に言えば、天然マグロではトロの部分が20%ほどなのに対し、養殖マグロでは80%にもなる。

水銀は筋肉をつくるたんばく質にたまる性質がある。

天然のほうで水銀濃度が高くなりやすいのは、そのためだ。

 

なぜ近大マグロの実績が減ったのか
完全養殖技術が拓く魚食産業の未来

ニーズがあるのに輸出できない近大マグロ

「近大が完全養殖のクロマグロの稚魚を出荷し始めたのが2004年。天然の稚魚が取れなかった時代にも重なって、そのころわれわれの人工種苗(じんこうしゅびょう)はけっこう需要が高まっていました」。

こう話すのは、近畿大学水産養殖種苗センターのセンター長である岡田貴彦さん。

完全養殖のクロマグロの量産化に向けて、技術開発に長年取り組んできた第一人者だ。

人工種苗とは、養殖で育てた親魚の一部から受精卵を採り、人工的にふ化して育てた幼魚を指す。

この人工種苗の一部を親に育てて採卵、稚魚の育成を行うことを「完全養殖」と呼び、持続可能な水産業を営む手段として近年ますます注目されている。

これに対して、現在、クロマグロの養殖のほとんどが「天然種苗」と呼ばれる天然の幼魚を捕まえてきて育てるものである。

一般人が養殖と聞くと「天然資源を守る」「天然資源に影響を及ぼさない」と考えがちだが、このように比較してみると、養殖だからといって天然資源への負担が軽いわけではない。

繰り返しになるが、近大が実現したクロマグロの完全養殖はその点、SDGs(持続可能な開発目標)、サステナビリティ、ネイチャーポジティブ(生態系回復)が叫ばれている時代の流れにマッチしている。

人工種苗の幼魚を使えば、天然の成魚や幼魚に依存せずに養殖ができるためだ。

2010年には、豊田通商と共同で近大マグロの量産化にも乗り出し、「そのころは海上に生けすがいくらあっても足りないほど引き合いがあった」という。

ところが、その人気も2017年ころからは徐々に下火になっていった。

近畿大学水産養殖種苗センター センター長の岡田貴彦さん(写真提供:近畿大学)
近畿大学水産養殖種苗センター センター長の岡田貴彦さん
 
1979年に実施された世界初となるクロマグロの採卵の様子(写真提供:近畿大学)
1979年に実施された世界初となるクロマグロの採卵の様子

人工種苗の導入率はクロマグロで低下する一方、養殖魚類全体で見れば着実に増えている。

1980年代はわずか約1割だったが、現在は約6割に上る。例えばマダイやヒラメ、シマアジ、サーモンの養殖では、天然種苗はほとんど使われず、人工種苗を使った完全養殖が主流だ。

本来なら、近大が手掛けてきたクロマグロの完全養殖は追い風にあると言っていい。

実際、近大マグロも長年にわたって欧米のスーパーからの引き合いが絶えず、「少量でもいいから欲しい」との要望が今も続いているという。

「例えば欧米の大手スーパーや、日本でも回転寿司の大手企業などは、完全養殖の魚でなければ取引しない、という方向へだんだん舵を切っています」と岡田さんは語る。

ところが、国内で養殖されるクロマグロのうち、天然種苗の割合は9割を占める。

人工種苗の比率はわずか1割ほどに過ぎない。

「完全養殖で育てたクロマグロは市場で非常にニーズがあります。

市場に出せばあっという間に売れてしまう。

ですから、われわれも輸出や販売に向けて企業に協力しています。一方で、人工種苗は不人気です。

養殖業者さんから引き合いがあれば、われわれは人工種苗をまだまだ生産できます。

けれども養殖業者が人工種苗を使わない今、結果として、市場に出荷される完全養殖クロマグロの数が、全く不足しているということです。

時代の追い風は吹いてきているのに、撃てる弾がないというのが、日本における完全養殖のクロマグロを取り巻く状況です」

岡田さんが話したように、特に欧米では、SDGsの観点から完全養殖で育てた魚のニーズが高く、値段が多少高くてもどんどん売れていく。

けれども、先に触れたように日本のほとんどの企業が、天然種苗を使ってクロマグロを養殖しているのが現状だ。

言い換えれば、日本のクロマグロの養殖業は今、「時代の追い風」に乗り切れずにいる格好である。

紀伊大島の漁場で成魚になった近大マグロを取り上げている様子(写真提供:近畿大学)
紀伊大島の漁場で成魚になった近大マグロを取り上げている様子
 

クロマグロの完全養殖が広がらない理由

なぜ、人工種苗が追い風にある中で、日本におけるクロマグロの完全養殖は広がっていないのか。

近大はクロマグロの完全養殖を広げるべく、様々な配慮をしてきた。

種苗の価格がその一例だ。近大では人工種苗を販売し始めた当初から、「価格設定は天然種苗の値段に合わせた」。

海で捕獲する天然種苗の価格は、豊漁か不漁かなどによって年々変動するが、人工種苗の価格は安定していて、基本的に天然種苗と比べて大きな価格差があるわけではない。

ただし、人工種苗の生産には研究費や設備費、人件費なども含めて莫大なコストがかかっている。

けれども、それを種苗価格に転嫁してしまえば、誰も手が出せないとんでもない高価格になってしまう。

「当時はずっと赤字でした。でも、それはわれわれが努力して解消していけばいいこと。養殖業者さんのことを考えたら、人工種苗の価格が天然種苗よりも高くちゃダメでしょうということで、天然種苗の価格を基準にしました。われわれの研究は、利益を求めていたら今ごろとっくにやめていますよ」。

和歌山県東牟婁郡串本町の紀伊大島にあるクロマグロの飼育生けす(写真提供:近畿大学)
和歌山県東牟婁郡串本町の紀伊大島にあるクロマグロの飼育生けす。

岡田さんは過去を振り返りながら、人工種苗の人気低迷の理由を次の3点に見出す。

1点目が、完全養殖魚の生残率の問題。

2点目が、成魚の体の変形や奇形が目立っていたこと。

3点目が、天然種苗が安定的に捕獲できるようになったことだ。

順を追って説明しよう。

まず1点目の生残率について。人工種苗を出荷し始めた2004年からしばらくは、「養殖業者に渡したあとの魚の生残率が課題だった」と岡田さんは振り返る。

「1キロほどに成長した魚を業者にお渡しできるのが10月、11月、12月といった晩秋から初冬にかけてなんですが、ちょうど海水温がぐっと下がっていく時期でもあるんです。まだ1キロくらいの大きさの幼魚は低水温に非常に弱い。ひと冬越せば低水温でも死ななくなりますが、最初の冬を越せずに生き残れないケースが非常に多かったんです」。

しかも、クロマグロは養殖魚の中でもっとも大きく、皮膚が非常に弱く、臆病で神経質な魚だ。

取り扱いがとても難しい。

養殖をする業者側が扱いに不慣れだったことも重なり、出荷した魚のうち半分以上が死んでしまう状況がしばらく続いた。

奄美の漁場で遊泳する近大マグロ(写真提供:近畿大学)
奄美の漁場で遊泳する近大マグロ

2点目の成魚の変形や奇形も、出荷数を左右する深刻な問題であった。

養殖業者が人工種苗を導入し始めた当初は特に、稚魚や幼魚が大きく育って市場に出荷できるサイズになったとしても、体の変形や奇形が目立った。

人工種苗ですから、ほんの小さいときから生けす網に入っています。

そうするとやはり網に衝突して口が歪んでしまったり、脊椎が歪んでしまったりという子も、天然種苗に比べて多く出てくる。

しかも、当時はわれわれも知見が足りず、できるだけ数を作りたいということと、先に述べたようにマグロの幼魚は触ると死んでしまうという理由で選別がきちんとできていなかった。

そうなると成魚まで生き残る割合はおのずと(相対的に)少なくなるし、成魚まで育ったとしても、変形や奇形で製品として出荷できない魚が出てきてしまいます。

3点目の天然種苗については、日本海でのまき網漁の影響が大きいという。

「かなり安定して天然の幼魚が取れるようになった。そのタイミングとちょうどリンクした」

と岡田さんは話す。

これが人工種苗の人気低迷にとどめを刺した格好だ。

その結果、企業によるクロマグロの養殖では人工種苗の導入が減り、ほとんどが天然種苗を使ったものへと移行していった。

そして、現在もその状況に大きな変化はない。

 

改善が進む人工種苗、天然種苗より成長が早い

とはいえ、岡田さんたち近大も手をこまねいていたわけではなく、改善の手を着実に打ってきた。

その結果、先に1点目として挙げた

「養殖業者に渡した後の魚の生残率」

と、2点目に挙げた

「成魚の体の変形や奇形」

については、飛躍的に改善しているという。

 

改善できた理由はいくつかあるが、まずは口や脊椎が歪んでいる稚魚や成長が遅い稚魚を早い段階で選別し、排除したことが大きい。

その上で効いたのがエサの改良に成功したことだ。

これにより魚の健康状態が大きく改善。今や簡単には死ななくなっているという。

「飼料メーカーと一緒に開発した配合飼料が、非常にいいものに仕上がりました。新しいエサに切り替えたあたりから、卵から体長5センチほどの稚魚になるまでの生産率がぐんと上がって、もともと3%くらいだったのが10%くらいになりました。」

「以前は簡単に死にましたが、今はどの子も強く生き残るので、さまざまな実験による差が出にくくなっています。強くなりすぎてちょっと困るほど。これはやはり、配合飼料によって栄養が魚に十分行き渡り、健康になっているからでしょう」

クロマグロ養殖生けすへの配合飼料の給餌(写真提供:近畿大学)
クロマグロ養殖生けすへの配合飼料。
 
馬鹿者たちよ!!
全ての天然マグロは食物連鎖の頂点におり、水銀や放射能に汚染されており食すれば必ず汚染されてしまいます!!

先に

「幼魚は低水温に非常に弱い」いて

ことに触れたが、これについても解決策が打たれている。

豊田通商が「天然種苗に負けないように」と沖縄に漁場を作ったのだ。

稚魚があたたかい海でひと冬越せるようになったため、養殖業者に渡したあとの幼魚の生残率は今、

「日本海で採る天然の幼魚のそれに近づいている」

と岡田さんは語る。


しかも、豊田通商が育てる幼魚は、天然のものより大きいという。

「日本海でひと冬越した天然種苗は、4月、5月で大体2キロから3キロくらいに成長します。一方で、豊田通商が育てる人工種苗は、同じ時期で6キロほどもある。これは稚魚から幼魚になるまでの間、ずっと沖縄のあたたかい海で飼っているからです」

天然種苗より2~3倍に大きく育った人工種苗は、当然ながら「そこからの生残率が非常に高く、成長も非常に早い」と岡田さんは語る。

天然種苗より、むしろ人工種苗に軍配が上がってきているのではないか。

岡田さんにそう問いかけると、「そこはまだ(データなどを使った)実証ができていない」という。

「確かに、沖縄の海で育った人工種苗の幼魚は、天然種苗と比べて競争力があります。でも今や、われわれが生産する人工種苗を使っているのは、わずか2、3社にすぎません。人工種苗の出荷の実績がなくなってきている中で、天然種苗よりも成長が早いということをなかなか実証できないんです」。

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とはいえ、こうした数々の事実を踏まえて、今年から本腰を入れてクロマグロの人工種苗を仕入れる養殖事業者が少しずつ増えてきているという。

 

目下の課題は、大きく育ったマグロを運ぶ船がないこと

完全養殖クロマグロの量産化を進めるべく、近大の岡田さんたちはさらなる課題の解決に挑む。

取り組んでいるテーマは大きく2つある。1つは技術的な課題で、「選抜育種」と呼ばれるいわゆる品種改良に取り組んでいる。

一般的に品種改良には時間がかかるが、将来的に完全養殖のクロマグロを安定して量産していくには避けて通れない。

そのため岡田さんは「育種は今、一番注力している技術開発」という。

選抜育種について詳しくは後編で触れる。

和歌山県西牟婁郡白浜町にある近畿大学水産研究所 (写真提供:近畿大学)
和歌山県西牟婁郡白浜町にある近畿大学水産研究所 

もう1つは、輸送手段の確保だ。先に豊田通商が沖縄に漁場を作ったと説明した。

この沖縄の海ではクロマグロの幼魚が大きく育つが、これを輸送する船が現状、十分に確保できていないのだという。

「どの船も忙しく稼働していて、とにかく空いている船がないんです。

しかも、1キロほどの魚なら一隻で5000尾くらい運べても、6キロ近く大きくなった魚は1000尾も入りません。

月に1回、専属で船が来てくれたとしても、1万尾運ぶのでさえ1年ほどかかってしまう計算です」

沖出しから約1カ月後のクロマグロ(写真提供:近畿大学)
沖出しから約1カ月後のクロマグロ

つまり、近畿大学と豊田通商が「将来的に幼魚を10万尾作ろう」と計画し、それを実現できた場合でも、「そもそも魚をどうやって運ぶのかが最終的なネックになる」というわけだ。

船一隻当たりの輸送費をどう回収するかも課題だという。

例えば、沖縄から長崎まで船を手配すると、1隻当たり1回で400万円ほどの輸送費がかかる。

一隻で1万尾運べた場合は1尾当たり400円の輸送コストで収まるが、 1000尾しか運べない場合、1尾あたり4000円の輸送コストを乗せる計算となる。

「成魚になれば、1尾20万円、30万円はする魚なので、それくらいは乗せてもいいのではと思います。ただ、そのあたりについて企業はもっとシビアですからね。それにそもそも、輸送費を出せたとしても、何しろ船が空いていない。幼魚の輸送をどうするか、なかなか頭の痛い問題です」。

★2022AUG 卸売市場のマグロのお店 御食事処 まぐろや @熱田区 名古屋 - YouTube

ここまで、近大マグロを通して、クロマグロの完全養殖事業にまつわる「技術的な課題」と「技術以外の課題」が見えてきた。

後編ではさらに踏み込んで、完全養殖事業のより核心的な課題に迫る。

課題のキーワードは、技術的には「選抜育種」であり、技術以外では「消費者のマインドセット」だ。

実は、この2つはクロマグロに限った話ではない。

マグロもブリもウナギも、マダイのようにいずれ「人工種苗を使った完全養殖が主流」になるかどうかは、2つの課題を解決できるかどうかにかかっていることがわかった。

「選抜育種」と「消費者のマインドセット」。この2つの課題を乗り越えるのは簡単ではない。ただ、取材を進めていくと、課題解決の道筋も見えてきた。

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日本人皆殺しは、着実に進行しています!!

 
 

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