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物す屋です
ウサギとカメなら「カメ」だよね
太鼓判を押される自分です
今日のコンビニコピーの顛末で思い出したことがあり
それは10数年前の
とあるバイト先の某・係による忘年会のこと
係の構成員は
係長(四十路男性)主査(三十路男性)主事(新規採用大卒男子)
そして臨時職員の自分と
中国からの研修生の李さん
忘年会は和やかに豪勢に親しげに
焼肉店で
始まっては終わる
はずでした
それが酒の入りが深くなったそのとき(たぶん開宴30分とかその程度)
主査が主事をとっ捕まえて
「お前は”なってない”」と指差し交じりで言い出しました
その係での日頃の仕事ぶりは
長いものには巻かれる係長(信念皆無)と
モロッコで橋作って帰ってきた現場主義の熱い主査
新入りの彼はまだそのころ珍しかった茶髪の優男
いつも
いつもいつも
主査が新入りのことで係長に物申し
係長は新入りの顔色を伺い
新入りは女子の物色に忙しく
かなりハチャメチャだったのです
このときとばかりに
主査が酒の勢いも借り新入り攻撃
係長の制止も振り払い
そして
とうとう新入りは
初めての忘年会の宴席で
わんわんわんわんと泣き出しました
その席で
自分と研修生の李さんが
いったいどうしていたか
それは
「ワタシタチ アマリヨーク ニホンゴワッカリマセン」
「こゆバアイ イッタイどう スレバイイノデショウネ」
そのときばかりは
自分も李さんの向かいで
どこかから来た研修生のような面持ちで
食べるも飲むも覚束かず
ただひたすらに
目を泳がせていたことを思い出しました