いま、わたしの手許にあるのが画像の4冊。
既に読み終えたのが有川浩の『ストーリー・セラー』。
昨日、読み終えたばかりの岩波文庫『ウケる技術』。
読みかけの『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』は能町光香さんの、
そして途中ながら挫折したのは森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』。
なんで一度に4冊もを抱えていたかというと、
たまたま自分で本屋に足を運び2冊(ウケる技術と誰からも~)を求めてきたその日。
娘M嬢が図書室から他を借りてきてくれた、というわけで。
一気に4冊の本に親しんだ今週。。
M嬢の中学校には図書室はないが、隣接の高校棟にそれがあって。
なかなか充実しているらしく、
それまで本には見向きもしなかった彼女が足繁く通うようになって。
(高校棟に出向く、という付加価値?みたいなものもある様子??)
それで読みかけの本を、たまたま置いていったのを手にとっては。
どちらかというと、わたしの方が貪り読んでいる(ような気がする)。
そのうち誰かオススメの作家さんとか気になる作品とか無いかと問われ、
わたしも読んではみたいが買うまでもないかと思っていた人らを挙げた。
(米澤穂信とか東川篤哉)
そうしてM嬢が借りてきた図書室の本は、わたしが後になったり先になったりしながらも。
結局わたしに読まれるところとなり...となると何ら問題が生じる可能性もあるが...
本は図書室と我が家を往復するだけで、また借りして持ち出したりは断じてしていないので。
ごめんしてちょ(詫)
......
本は元々、三度の飯より好きで。
やや活字中毒気味のところもあり、すき間時間を埋めるには本しかないと思ってる。
たとえばPCの起動時間とかね。
今は本より三度の飯が好きだけれども(食いしん坊万歳。。
それでも100円のTシャツ着て、20円台のモヤシを買ったりしながら。
浮いた少しのお金が、ほとんど本代とCD代に消えるという。
本や音への出費を惜しまないよね、と。
それらに財布を開けないM嬢は呆れたように言う。
でも昔から、そんなとこありました。
だからといって読みたい本が須らく手に取れるわけでもなく。。
必然、選択に迫られると買ってしまうのは文庫本かビジネス系(今回なら誰からも~)の類。
小説には、いつからかお金を出さなくなっていたのは。
たぶん再読しないから、だと思う。小説って。。
読み直さないもん、ほとんど。
なんか元取れないな、ってケチくさい思いが小説世界から遠ざけていたけど。
M嬢のおかげで思う存分それに浸れるようになった、ラッキー(小声で。
今回、本屋大賞がらみで2作家さん(有川さんと森見さん)に注文をつけたら。
M嬢がセレクトしてきてくれて、
どちらかというとトミー(by森見)に期待が高まっていたのに。
いい意味でアリー(by有川)に裏切られて一気に読破し、
さらにまた別が読みたいと胸が膨らむ。
一方、期待過ぎたせいかもしれないがトミーの『ペンギン・ハイウェイ』。
がんばって半分近くまで読み進めたが挫折してしまった。
なんか読んでも読んでも先が見えず、
だんだん読むことが苦痛になってくる。
こればっかりは好みが分かれるところであり、
わたしが一生ものと思う美容院の店長を紹介しても。
そのカットが気に入らない、と思う人が必ずいるのと似てるかもしれない。
せっかく選んで持ち帰ってくれたM嬢に、「すまん。」と挫折を詫びると。
彼女ひと言。
「いいんじゃない?別にタダなんだし?」
大人だ...。
そんなM嬢は今、『告白(湊かなえ)』を読んでいるようだ。
なにしろ毎朝の読書タイムに読む本には、ちょっと頭を悩ますらしい。
そんなこんなについては、また次回。