友人に誘われて札幌かでる27へ。講演の冒頭、彼の司会で講演者の紹介が始まり、彼が体調を崩し、教師をやめようと思ったときに助けられた方だと述べた。そして、彼の決意は素晴らしいものだった。ひとまわり以上に大きくなった彼に心から拍手を送った。
指導とは、超えうる矛盾を組織すること、その矛盾を超えることが発達なのだ。
「愛は絶望を踏み越える力、それを持たぬ愛は育つことをやめる」
子どもの願いをわかること、、その願いを実践し、新たな願いを組織すること。問題行動そのものの中に、屈折した形でその子の願いがある。
人間としての内面の豊かさを育てる。できないことの一つ一つを、出来させようとするのではなく、その子の中心的な課題に手厚く働きかけること。学ぶことは生きる意欲を強める。新たな文化と出会うこと。
ふさわしい生活=その子のテンポにあった安定的な生活・対等な仲間がいる生活 ふさわしい生活から要求が生まれ、発達が始まる。
真の子ども発見は、大人の自己否定・自己変革から。自分を変革し、子どもを変え、社会を変えること。