今日から直売所を構えて臨みましたが売れません。以前のように1か所に集めて設営するのがいいのでしょうが、参加費1万円也が障害になっています。売り上げの10パーセント程度にすべきでしょう。
それでもこのブログを見て来てくれた友人との久しぶりの再会がうれしかった。明日も頑張るか!
20℃くらいで推移していたのがここ数日30℃近くまで上がり、ちょっとばて気味です。明日、明後日と菜の花祭りに合わせて直売所を設けます。こちらでの農作業、そして夕方は会場の草刈、帰ってから山へ入り、ウドとフキを採ってきました。畑のものはアスパラとニラくらいです。苗ものはトマト、食用ホーズキ、ヤーコン、四季成りイチゴなど。キューリ、なすはまだ売り物にするほど大きくなっていないので、今回はパス。その他ハーブ類、花などです。野菜も苗もすべて無農薬、化学肥料も使っていません。
ここは菜の花畑がすぐ近くてとてもきれいです。
朝の気温もようやく10℃になり、3重のビニールも2重になりました。外はぶよがひどく、十数か所も刺されてしまいました、これからは蚊取り線香を腰にぶら下げなければ、気が狂いそうです。網つき帽子は視界が悪くなるので嫌なのです。
31日、1日は菜の花祭り。天気もいいようです。花も見頃です。コンサート(無料)もあります。私のところにもチョコット寄ってください。
姉と妹が山菜取りに来た。山菜を採りに来たのは初めてのことだろう。私も今年になって初めての山入です。途中まで行くと通行止めに。車をそこに置いて歩いてゆくと、道路わきの法面が崩れ、道路を完全に塞いでいます。おまけに、シカ除けの電牧が道に沿って張り巡らされ、山に入れません。でも、まだ通電していなかったので何とか潜り抜けていきました。それにしてもこれではかなりの距離を歩かなければなりません。タラの芽、ウド、ワラビがたくさん採れるところです。今年はこの場所はあきらめるしかありません。今年中に復旧されればいいのですが。それでも抱えきれないほどの収穫物を持って喜んで帰っていきました。
今年は我が家の裏山で採ることにしましょう。少しブッシュがきついけど。ワラビもそんなにないけれど、ウドはかなりいいものがあります。来週の直売はウド、ふきぐらいになるかもしれません。
5月20日の様子です。7分咲き?31,1日(土日)ごろがピークになるのではないかと勝手に考えて直売会を31.1日にやります。山菜や花・野菜の苗の販売をします。場所は下の地図を見てください。黒く塗りつぶしたところです。時間は10時から。
「里山農縁」構想の説明もその時随時、個別に行います。興味のある方は是非いらしてください。「市民農園」 として畑をお貸しすることも可能です。ただし、化学肥料、農薬、除草剤等のご使用はご遠慮ください。 技術指導も致します。またこれから農業(米作以外)をしようと思ってる方も歓迎です。うつやひきこもり等自立支援の居場所としても活用してください。 みんなの力でいろいろな「農縁」活用方法を検討してみましょう。
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マル激トーク・オン・ディマンド 第589回(2012年07月28日)
知らない間にタネが大変な状況になってました
ゲスト:野口勲氏(野口のタネ・野口種苗研究所代表)
埼玉県飯能の山間にちょっと変ったタネ屋がある。野口種苗研究所という立派な名前がついているが、その実は畳10畳ほどの店内に所狭しとタネが置かれただけの小さなタネ屋だ。看板の手塚漫画のキャラクターが異彩を放つ以外は一見ただのタネ屋に見えるが、実はここで売られているタネは普通のタネではない。
今世界のタネ市場はその大半が多国籍企業の資本下にある大手種苗会社によって支配されていて、世界のトップ3が全世界のタネの5割を支配するまでにグローバル化が進んでいる。そして、大手種苗会社が販売するタネはほぼ100%「F1(一代雑種)」と呼ばれる、農家が独自にタネを採ることができない品種に限られている。
野口タネ店はこうした流れの中で、それぞれの国、それぞれの地域が歴史とともに育んできた野菜や穀物のタネが次々と失われていく事態に抗うために、F1ではなく、固定種や在来種と呼ばれる地域の伝統的な作物のタネばかりを売る、おそらく日本で唯一の在来種専門のタネ店なのだ。
言うまでもなくF1と在来種には大きな違いがある。F1は採種が難しく、農家が種苗会社からタネを毎年買うことを前提としているのに対し、在来種は繰り返し採種が可能なため、地域地域に根付いた在来種特有の形質が、農家の手によって独自に引き継がれていく点にある。今市場を席巻しているF1種は、そもそもタネが採れない種だったり、採れたとしても農家にとって不都合な形質が出てしまい、商売にならないものがほとんどなのだ。
確かにF1は遺伝子配列が限りなく均一に近いため、生産性が高い上に色や形が均一で収穫もほぼ同時期に集中して行うことができるなど、均一の規格が求められる今日の流通制度の下では利点が多い。しかも、その一代に限るが、農家にとって都合のいい形質を確実に得ることができる。
また、F1はタネを毎年種苗会社から購入しなければならないことが農家にとってはディメリットとなるが、元々タネのコストは農業全体の中では微々たるものだという。そのため農家にとってF1種子は明らかにメリットの多い存在となっている。言うまでもなく種苗会社にとっても、毎年農家に種を売ることができるというメリットがある。1970年代頃までは必ずといっていいほど独自に種を採っていた農家が一気にF1にシフトした背景には、農家にとっても種苗会社にとっても双方にメリットがあるF1の特徴があった。
一方、在来種は農家が味や風味などの形質を維持してきたが、F1と比べると遺伝子配列に大きな個体差があるため、色や形、大きさが不揃いになったり、成長の速度にもばらつきが出るなど、農家にとっては扱い難い面があることは事実だろう。
しかし、毎年独自にタネを採れる在来種と異なり、農家にとってF1への依存は種苗会社への依存を意味する。本来であれば土と水と太陽さえあれば、何にも頼らずに独立して食物を作ることができるはずの農業が、多国籍企業や大手種苗会社に頼らなければ何も作ることができない工業型農業に変質してしまうことになる。そして、その過程で、それぞれの国や地域が、歴史とともに育んできた独自の食文化や食との関係もまた、変質を迫られることになる。多国籍企業や大手種苗会社が、世界のぞれぞれの地域の伝統に対応したタネを開発してくれることなど、元々あり得ないからだ。
F1種によってモノカルチャー化した作物は、特定の病気に対して耐性を持つよう育種されている場合が多い一方で、予期せぬ病気や急激な気候の変動に対して、均質化された作物が一網打尽の被害を受け全滅してしまいかねないリスクも負っている。遺伝子にばらつきがある在来種であれば、たまたま病気や温度変化に対する耐性が強い株がその中に含まれている可能性があり、それが全滅を防ぐ上で重要となる。平時には扱いにくい原因となる在来種の特徴が、有事には逆に利点となる可能性があるのだ。
しかし、仮に誰かがF1への過度の依存のリスクを認識し、ぜひ在来種を残すことに貢献したと考えたとしても、消費者としてできることはほとんど何もない。そもそも今日市場で売られている野菜は、オーガニックを含めほぼ100%F1種だ。無農薬だの非遺伝子組み換えだのを選択することは可能でも、在来種を市場で買い求めることは、ほぼ不可能な状態にある。
野口種苗研究所の野口勲代表は、今この瞬間にも在来種が日々この世から姿を消しているという。F1に席巻された今日の農業市場では、在来種のタネの生産はメリットが小さいからだ。「在来種を残していくためには、皆さんにぞれぞれの方法で在来種を育てていただくしかない。どこかに一つでも在来種の遺伝子が残っていれば、いざというときでも何とかなる」と家庭菜園やベランダ飼育も含めた在来種栽培を提唱する。ことタネに関する限り、われわれ消費者はさほど自覚のないまま、大変重要な橋を既に渡ってしまったのかもしれない。
在来種専門のタネ屋を経営する野口氏に、今タネに何が起きているかを聞いた。
プロフィール
野口 勲のぐち いさお
(野口のタネ・野口種苗研究所代表)
フルーツトマトとは、特定の品種を指すのではなく、糖度が8以上あるフルーツ感覚で食べられるトマトの総称です。 現在、8,000種類を超えるトマトの品種があり、大きさによって3種類に分類されます。
丸玉系
丸い形が特徴のトマトで、果皮の色によって桃色系、赤色系に大別されます。日本では桃太郎をはじめ、生食用の品種のほとんどが桃色系で占められています。赤色系は濃い赤やオレンジ色を呈する品種で、海外では、主に食べられていまが、日本では加工されることが多く、カロテノイドの一種リコピンを多く含む品種です。
ファースト系
先端が尖っている特徴的な形をしています。皮が薄く、種周辺のゼリー状部分が少なく甘みの強い果肉が多く詰まっています。ファーストトマトという名前で販売されていますが品種改良により、尖っていない形のものも出てきました。
ミニトマト系
1980年以降に市場に多く出回り始め、種類が大変多く、形も色も様々で、
一見しただけではトマトであると判断できないものもあります。
夏は5~7月頃、冬は12~3月頃に最も多く収獲されますが、ハウス栽培が盛んなため一年中収獲することが可能です。トマトには、カロテノイドの一種であるリコピンとβ-カロテンを豊富に含んでいます。トマトは抗酸化力の強いリコピンを生成することにより、自分の体を活性酸素から守っています。
トマトのリコピンとβ-カロテンには、強い抗酸化力から生活習慣病の
予防効果があることが証明されています。
トマトの酸味のもととなるクエン酸には食欲を増進させたり、疲労物質である乳酸の代謝を促進する働きが知られております。また、美肌のために必要なコラーゲンの生成を助けるビタミンCや、余分な塩分を排出し血圧を下げる作用を持つカリウムも豊富に含まれています。最近の研究によってトマトに含まれる13-oxo-ODAと呼ばれる成分には脂質代謝異常を改善する働きがあることが証明されました。
・動脈硬化の予防、改善効果
トマトに含まれるリコピンは強い抗酸化力を持つため、悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化を予防する働きがあります。リコピンや13-oxo-ODAにより動脈硬化が予防できることに加え、ケルセチンには血管を丈夫にする働きがあり、香り成分であるピラジンには血液をサラサラにして血栓を防ぐ効果があります。
・ダイエット効果
トマトに含まれるリコピンには、脂肪を蓄積する脂肪細胞の成長を抑制する作用が明らかになっています。13-oxo-ODAが血液中のコレステロールや脂質の異常を抑える働きを持つことが判明し、肥満やメタボリックシンドロームに効果的であると期待されるようになりました。
・高血圧を予防する効果
トマトにはカリウムが豊富に含まれているため、高血圧の予防に効果的です。
・美肌効果
トマトのリコピンがシミに効くといわれるのは、皮膚の表皮部分で発生する活性酸素を抑えて、シミの元であるメラニンの生成を抑制してくれるからです。また、ケルセチンには体内のビタミンCの働きを高める作用があります。リコピン、ビタミンC、ケルセチンの3つの成分が含まれ、美肌効果が期待できます。トマトにはうまみ成分であるグルタミン酸が含まれ、トマトが煮込み料理や炒め物によく使われるのは、グルタミン酸の働きにより、肉や魚介のうま味がさらに引き出されるためです。ホールトマトやケチャップなどに加工される赤味の強い赤色系トマトの方が、生食用の桃色系トマトより多くのリコピンを含んでいます。
油と一緒に摂取することで、リコピンやβ-カロテンが体内で吸収されやすくなります。
平野 敬二 氏より
だけど、予報最低気温は1℃です。ここなら氷点下?
今年はネズミ被害もほとんどありませんでした。去年はミニトマトの苗をハウスに移したとたんにやられ、100株ほどの被害がありました。今年はハウス内にミント類のハーブを植えたのですが、それが効いたのか元々いなかったのか定かではありませんが今のところ被害は出ていません。
風が強く横殴りの雨です。風にあおられてドア付近のビニールが1mほど裂けてしまいました。気温も低く、昼間もハウス内では石油ストーブを焚く始末です。雪でも降るのではないかと思いました。仕事になりません。こんな日は苗の鉢上げ作業もできません。
育苗ハウスのビニールも3日ほどは一番内側のトンネル部分はせずに2重だったのですが今夜は3度まで下がるようで3重にし、さらにポータブルストーブを焚いてきました。こんな時があるからまだ定植は無理なのですよね。明日は今日よりさらに寒くなるようです。
「お茶会」なのですが、なかなか日にちを特定できません。いろいろと行事などが重なり、菜の花祭りもはじまります。もう少し考えます。
ミニトマト用ハウス2棟のうち1棟のビニール掛をしました。これからまだドアをつけたり、巻き上げをつけたりしなければなりません。定植は25日くらいになると思います。
昨日、江部乙に行ったのですが菜の花が咲き始めました。まだぽつんぽつんとしか咲いていませんが、月末には見ごろになるでしょう。
近々「里山農縁」構想を語るお茶会を予定しています。話だけでも聞いてみたいとお想いの方、ぜひ参加したいとお想いの方、予定を空けておいてくださいね。
ごめんなさい。24日は札幌でのコンサートがありました。
日時決まりましたら改めてご案内いたします。