食べ歩きとハイキングの旅

酒どころ&ワイナリー、美味しいものを求めて日々散策しております。

【GWの佐渡】観光三昧!!たらい船、佐渡奉行所、歴史伝説館、金山、尖閣湾、トキ

2019年04月30日 | 旅行

佐渡島に自動車で行くためにはフェリーを利用しなければなりません。

島に渡ることのできる台数が限定されますので、ゴールデンウィークでも渋滞はありません。
快適に観光する事が出来ます。

ただ、何と!!
4月末だというのに、ゴールデンウィーク初日に雪が降ったとかで、大佐渡スカイラインは通行止めになっていました。

(カフェ「しまふうみ」の入り口から)

ホテル側から見ると、温かな春の天候なので、にわかには信じがたい景色だったのですが、島の南東側から見ると、確かに雪景色です。

スカイライン周辺の峠も、通行止めですので、楽しみにしていた高台からの景色は眺める事が出来ませんでした。



陸上自衛隊のレーダーがあるところなのですが、望遠レンズで見る山頂付近は、寒そうです。

狭い島です。
思いつくままに、片っ端から佐渡の観光をしてみることにました。

【小木のたらい船】



まずは、ド定番のたらい船。
500円で、こんな衣装で楽しむ事が出来ます。
乗船は安全で、「恐いかも」と言っていた高齢の母たちも、楽に乗る事が出来ます。

写真スポットとしては◎。
ただ、乗って楽しむなら、岸からわずかな範囲なので狭すぎて物足りない感じです。
小木のフェリー乗り場横なので、行き帰りの利用なら良いのですが、わざわざ行くほどではないかもしれません。

【佐渡奉行所跡】



建物は再現したものです。



こちらが、時代劇などでみられる、おシラス。
お奉行様の位置から見ると、こんな感じです。

奉行所は、お裁きを行うだけではなく、砂金から金を取り出すことも行っていたそうです。
なにしろ、金なのですから慎重に作業しなければなりません。
その様子も再現されています。



金を洗い流した水の上澄みを、このように板の上に張った布の上から流して、わずかな金も取り逃さないように回収していたのだそうです。

スタッフの方が案内もしてくださいますし、アクセスも良いので
金山に行く途中に立ち寄ると良いです。


【佐渡歴史伝説館】



真野御陵のお隣です。



ここの食事処「夕鶴」で昼食を頂くことにします。
海鮮丼は具材が盛りだくさん。
これで1200円なんて、素晴らしいです!!



こちらは、海老カニ丼です。
新鮮な甘えびが「これでもか!!」とばかりに大量に盛られています。





ハイテクロボットが、佐渡の歴史を案内してくれるのですが・・・、

ピンボケで申し訳ございませんっ!!



照明の関係で、どうしてもボケてしまいましたが、是非共の観光スポットです。

この中にスタッフが紛れていて、案内が終わると、おもむろに「本日は、ようこそいらっしゃいました」の挨拶があります。
気づいていなかった客は、「わぁっ!!」と驚くという演出です。

手前の子供も、おばあさんの膝の上で「ニャー」となく猫もネコも、人形。
座敷の老夫婦は、話をするハイテクロボット。
一番左は貸し出しの袢纏を着用した客。
一番右が、人形のふりをして座り続けるスタッフでした!!

【北沢浮遊選鉱場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)】



天空のラピュタみたい!?

かつての金銀の抽出施設です。



夜はライトアップされます。
かつては、こんな施設があったのですね。
今は採算が合わないという事で、事業は行っていません。

【佐渡金山】



ここより先が大佐渡スカイラインに通じているのですが、雪のために通行止めなんです。



有料のガイドコースである、山師コースに参加してみました。
やはり、ガイドの方の説明があると大変分かりやすいです。



貸し出しのライト付きのヘルメット、雨具、長靴、手袋を着用です。



宗太夫坑は、ガイドなしの自由コース。
江戸金山絵巻コースと言う副タイトルがついているとおり、江戸初期の手掘り坑道跡が見学できるようになっていて、佐渡金山絵巻に描かれている採掘作業が、動く人形などによって再現されています。

「そろそろ、酒を飲みてえなぁ~、馴染みの女にも合いたいなぁ~」
のセリフがリアルです。



ここは当然、金粉のかかった「純金ソフト」でしょう!!

【尖閣湾】



グラスボートに乗ることもできるのですが、はるか下の方まで階段で降りなければなりません。

同行の高齢者にはキツイので、やむなく断念します。



佐渡の海岸線は、断崖絶壁が多いです。
ここは、緩やかなスロープですので、誰でも散策できます。

いつまでも眺めていたい、きれいな景色です。


【トキの森公園】



入り口のポストもトキ!!



トキは、遠く金網の向こうに見えるだけ。
あとは、外の景色で実際にとんでいるところが見えるそうです。
早朝や夕方に近隣の田んぼで見えるとか。




手打ちうどんか・・・、あれっ、手打ちピザも!?
手打ちうどんの様にピザ生地を打つのなら、美味しそうです。

【佐渡おけさ】

最後にやはり、「佐渡おけさを見たい」と夫が言い出します。
どこかナントカ会館でみられる様なところはないものでしょうか。

…と、思っていたところ、宿泊の両津やまきホテルで食事後に実演して見せてくださいいました。



まずは、おめでたい大黒舞。
大黒様の衣装を着て踊り、最後は袋の中のお菓子を観客にばらまいてくれます。



その後、民謡をいくつか踊り、最後に佐渡おけさの講習があります。
参加すると、終了証をくださいます。

この、両津やまきホテル、温泉がとても良いんです。
ホウ酸がふくまれているということで、眼に良いというのも納得できます。


盛りだくさんな佐渡の旅。

佐渡はゴールデンウィークでも混雑することなく楽しめる、穴場スポットかもしれません。

コメント
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