さすがに、4月20日ともなると、多少北上しても桜はすでに遅い感じです。
いつも関越道の吉井インター辺りから南を見ると、遠くに見えるお城が気になっていました。
でも、普段は目的地に向かってひたすら急ぎますので、立ち寄るようなことはありませんでした。
本日は、めったにないことですが、長野の戸倉上山田温泉に行くまでに十分な時間の余裕があります。
チャンスとばかりに、そこを目指してみることにしました。
あそこなら、頂上付近にまだ桜が咲いているかもしれない・・・という、期待も持てました。
気になっているのは、あの、遙か遠くの丘の上に見えるお城です。
遠くからでも、目立つこと、目立つこと。
いつも、気になってはいたのですが、地図を見てもよくわからないのです。
車のナビでも、どこだかよくわかりませんので、吉井インターからそちらの向かう道を適当に進んでみます。
近づくと、「牛伏山登山口」の表示があります。
車で上がれそうでしたので、どんどん進んでみます。
中腹まで上がると、途中に駐車場がありました。
駐車して、遊歩道を登ってみると・・・、
まだ少し桜が残っていて、周辺の八重桜もきれいに咲いています。
ありました、頂上にはお城を見つけました!!
駐車場もあります。
「一郷山城は関東管領上杉憲実が鎌倉公方足利持氏と争った際に築いた城です。じっさいは小規模な砦で、のろし台として使われたと推定されます。武田信玄によって攻め落とされた際に全焼しました。現在は模擬天守が建てられていますが、時代背景や史実は反映されていません。」
・・・だそうです。
中に入り、階段を上がっていくと・・・、
すばらしい展望が開けていました。
かなり遠くまで見渡す事が出来ます。
これが、今まで気になっていたお城だったのですね、納得できました。
ずっと気になっていた、遠くからも目立つお城は、千本桜の有名なお花見スポットだったのです。
ソメイヨシノ・ヤマザクラ・ヤエザクラ等、計約1,000本があるそうです。
日本のさくら名所100選に選定されており、桜まつりの期間には10万人もの観光客が訪れるそうです。
さてさて、本日の昼食をさがしてみましょうっと。
甘楽の道の駅に行ってみました。
地粉の窯焼きピッツァがとてもおいしそうです。
イタリアワインが美味しそうなのですが、車の運転がありますので、コーヒーと頂くことにします。
天井にもワインのボトルがライト代わりにぶら下がっていて、オシャレな雰囲気です。
道の駅に、こんなに美味しいものがあったとは!!
今まで、通り過ぎるだけの場所だったのですが、なかなか風情のある街です。
そのあたりの旧街道は別の機会にまた散策したいと思いました。