高齢の母を連れて、箱根に行く機会が多くなりました。
【強羅花壇】
強羅で美味しかったランチ。
こちらは少し前に弟が案内してくれた強羅花壇です。
旧閑院宮別邸跡地を利用して建てられたもので、
飛騨の匠による極上の個室露天風呂付の高級感漂う旅館です。
こちらが、廊下。
途中で階段の上下がありながら、長く続きます。
レストランは、このように重厚感があります。
閑院宮載仁親王(かんいんのみや ことひとしんのう)が夏の避暑用として、岩崎康弥氏所有の土地を譲り受けて別邸を建設されたとかで、室内には、肖像画も飾られています。
世界各国の要人をもてなしているという、トップクラスの旅館なのですが、ランチはなんと、お手軽価格でいただけるのです!!
こちら2段重ねの料理の他に、小鉢やお刺身も提供されます。
どれも丁寧に作られていて、小ぢんまりとした中に料理人の技がギュッと凝縮されている様な料理です。
デザートには、濃厚なソースに浮かぶバニラのきいたアイスクリーム。
あいにくのお天気なのですが、続いて立ち寄ったティールームからの景色です。
ランチもお茶も弟にごちそうになりましたので、価格は記載いたしませんね~(^^♪
こんなランチに立ち寄る事が出来ましたので、箱根に来た幸福感アップです。
今回は再度箱根に宿泊した朝なのですが、ゴールデンウィークの最終日でもありますので、帰りの道路は大渋滞のはずでした。
しかしっ、何と!!
箱根から都内方向に向けての1国はスイスイと渋滞なしではありませんか!!
美味しいものを探してあちこちと立ち寄ってみることにしました。
【強羅公園】
母は「花を見たい」との希望なので、
まずは、強羅公園に行ってみましょう。
まだツツジはこれからも咲き続けそうです。
バラはあと半月程度かかりそうです。
この強羅公園は、箱根登山鉄道の駅1つ分の標高差があります。
階段や急坂になっていて、一番下と上の出入り口はそれぞれ別の駅の出入り口に隣接しています。
中には、レストランや売店がいくつもあります。
こちらが、バラのソフト。
バラの花びらが1枚、添えられていました。
甘酸っぱい香りで、公園の雰囲気にぴったりです。
【小田原石垣山一夜城、ファームヨロイヅカ】
次に向かったのは、小田原の一夜城、ファームヨロイヅカ。
箱根から降りてくると、県立博物館の向こうを右折して山に上がっていきます。
こちらは、先日立ち寄った池袋の"Toshi stile"と同じく、故川島なお美さんのご主人である鎧塚俊彦さんのお店です。
石垣山公園の石垣が残る、城址公園の向かいにあって、駐車場は共用です。
ここには、産直の野菜売り場、パティスリー、レストランがあります。
お店の前のテーブルやベンチで、購入したものを頂くことも出来ます。
ナッツがたっぷりと入ったプラリネシュークリームの「シューペイザンヌ」を頂いてみました。
ふんわり感のある濃厚なクリームで、全体はかなり大きめです。
遠く海が広がっていて、大変さわやかなロケーションです。
産直のお店では、朝掘りのタケノコや地元で採れたレモンや柑橘系の果物が多く並んでいます。
クレソンも新鮮そうです。
レストランはさすがにGWですから予約でいっぱいでしたが、次回はワインと共にいただきたいものです。
ここは、目の前に小田原宿観光回遊バス「うめまる号」のバス停「一夜城歴史公園(ヨロイヅカファーム前)」 がありますので、ワインを頂いても公共交通機関で帰る事が出来ます。
【小田原かまぼこ通り やまじょう】
さてさて、こちらの丘を降りて、1国沿いに小田原の街を通ります。
有名な柳谷のあんパンや外郎屋をすぎたところで、左へのカーブがあるのですが、まっすぐに進むと「かまぼこ通り」の表示があります。
気になるぅ~、直進してみます。
道の両側にかまぼこやさんが何件かあって、キョロキョロしているうちに通りは終わり、突き当りになります。
最後のかまぼこやさんに入ってみました。
お店のカウンターには「ブラタモリで紹介されました」と、写真が置かれています。
観光バス用の駐車場もありますので、有名なお店なのでしょう。
お店の方が「このような商品があります」とカウンターに並べてくださった商品をすべて1つづつ購入してみました。
どれも新鮮で、生でも美味しいです。
【江の島 海鮮料理 船膳】
今度は西湘バイパスを通っていくうちに、江ノ島までは渋滞はありませんでした。
でも、江ノ島を過ぎてしばらくすると、なんとなく渋滞っぽくなってきました。
そろそろ、この辺りで食事をとって、一目散に帰宅した方が良さそうです。
この辺りは、しらす丼の看板が目立ちます。
1国沿いの有名そうな店舗は、ずらりと行列になっています。
この辺りで昼食をとりたいと、江ノ電に沿って商店街に入ってみます。
江ノ電の駅近くに、海鮮料理の店「船膳」を見つけました。
売店の奥に食事処があって、地元感が漂っています。
お店の向こう側に駐車スペースがあって、車は停めやすいです。
メニューには、海鮮料理がずらり、期待通りです。
朝凪丼定食。
しらす、鯵の刺身、タタキが載っています。
ボリュームあり、おろし生姜でいただく新鮮な鯵が美味しい!!
名物の穴子寿司。
ご飯には、シイタケやショウガ、胡麻も入っていて、丁寧な手作り感のある押しずしです。
多すぎるかな…と思ったのですが、持ち帰り用のパックも用意してくださいました。
伝票を持ち、隣の売店でお会計をします。
販売している鰆の西京漬けや、イカの西京漬けを購入すると、丁寧に焼き方を教えてくださいました。
鰆は電子レンジにかけてから焦げ目だけつけると良いとか、イカは切れ目を入れて串を打つようにとか。
店主らしき方が、
「どこに行ってきたんだい」
と話しかけてきます。
「箱根から小田原?
小田原で一夜城のケーキ食べて来たかい、あそこのケーキはうまいんだよねぇ」
あらあら、何も話していないのですが、一夜城に行ったことはお見通しなんですね!!
「混まないうちに早く帰ったがいいよ」
とのアドバイス通りに、帰路につくことにします。
家に帰りつくと、一夜城で購入した柔らかいタケノコと、購入したかまぼこを一緒に煮て、
最後に購入したイカの西京漬けと共に、日本酒で頂き、
最後は一夜城で購入したパンをワインと共に頂きました。