食べ歩きとハイキングの旅

酒どころ&ワイナリー、美味しいものを求めて日々散策しております。

【神戸灘で酒を!!/菊正宗】樽酒といえば、ここ!!  なのですね~♪

2024年07月19日 | 旅行

まだ梅雨空の三連休。

爽やかな旅行先として「高野山 & 灘の酒蔵めぐり」を計画致しました。

 

高野山については、先に記載致しましたので、

今回は櫻正宗の酒蔵ダイニング「櫻宴」でのランチ後である、菊正宗の酒造見学です。

 

阪神本線の魚崎駅を降りると、このように酒蔵の方向が案内されていますので行きやすいです。

実際には、櫻正宗記念館から移動したのですが、

菊正宗の看板となる鉄塔は遠くからも目立っていますので、すぐに分ります。

菊正宗記念館を入ると、すぐに

右手に水車小屋が見えます。

当時は、精米の労力として水車を利用していたそうです。

菊正宗と言えば、樽酒・・・、何故でしょう?

 

今回は、その樽を作る行程を見学できるマイスターファクトリーと、

杯記念館見学の2つを予約しております。

右に、大きな釜が置かれています。

これで酒造りの為のお米を蒸すのだそうです。

 

お酒を飲んだら、運転はできませんが、駐輪スペースは確保されていますね~♪

先に見学するマイスターファクトリーでは、こちらの入口のみ、撮影OKです。

ここで記念撮影をする場合は、カメラやスマホを渡せば撮って下さいます。

 

他は、撮影NGですので、公式HPをご覧くださいませ。

 

概要としては、全国の樽酒のシェア75%は菊正宗が締めています。

何故かと言えば、樽職人がいないからです。

菊正宗では、現在5人の職人を確保して、樽を作ることが出来ています。

職人さんは、ご高齢の方、女性の方、経験の浅い方もいらっしゃるそうですが、

「どの職人であっても、酒がもれないように作らなければなりません」って。

(菊正宗公式HPより)

その昔、灘で造られたお酒は、樽に詰めて「下り酒」として船で江戸まで運んでいました

その過程で杉樽の香りが酒に移り、風味が良い樽酒となっていました。

 

その樽は、一度だけしか使えない、使い捨てなのだそうです。

木くずで香りを付けているのではないかという方もいらっしゃいますが、

本当に昔ながらの製法で、樽に入れて香り付けをしているのだと。

 

ですから、樽作り職人を確保することが重要なんですね。

鏡開きや、結婚式では、予め割れやすい蓋を用意して置くそうです。

(菊正宗公式HPより)

見学者は外国人も多いのですが、所々に英語を交えて説明して下さいます。

「酒のカスク、ね。six hundred年前」

スペインからいらっしゃったというお客様は、そのたびに笑顔で

「OK~!!」と返事をしてらっしゃいます(^_^)

最後は、流ちょうな英語で質疑応答してらっしゃいましたけどね。

最後に、樽酒の試飲でございます~♪

説明の後に頂くと、大変美味しゅうございます!!

 

続いて、杯記念館の見学です。

こちらは一般公開されていない展示室ですが、撮影はOKとなっております。

各種の器が展示されております。

底が不安定な形状なので、飲み干さないと、置くことの出来ない可杯(べくはい)、

底の穴を指で塞がなければこぼれてしまう、

つまり飲み干さなければ置けないというものもあります。

この見学の後の試飲は・・・?

2種類の器に、同じ種類のお酒が注がれています。

全く同じにもかかわらず、器が違うと味も違っているように感じてしまう。

口に当たる厚みや、香りの吸い込み方が変わるかららしいです。

確かに、違います!!

と言う、体験をさせて頂きました~♪

 

あと、自由に誰でも見学できるスペースや

有料で試飲できる装置が置かれています。

試飲の方法を尋ねましたら、

まずは無料のきき酒コーナーでどうぞ、と薦めて下さいました。

 

大変失礼ながら、「菊正宗」といえばスーパーでもよく見かける、大衆的な酒だという認識でした。

樽酒もあの価格です、樽の香りはしますけど、実際に樽に詰めていないのではないかと思っていました。

 

しかし、こんなにまともな樽を作って、香りを熟成させていたとは!!

これからは、「菊正宗の樽酒」を愛飲させて頂きます~♪

 

さて、次は、ほんのすぐ近くに「白鶴酒造」がございます。

続けて行きたいものですが、夫がイヤイヤをしております。

 

酒造見学は、もう十分。

大阪の見覚えのあるような居酒屋で、思う存分に酒を飲みたい、と。

仕方有りません、飽きてしまったのですね・・・。

阪神電車本線で大阪に向かうことに致しました。

電車の外も、中も、奈良一色に染まっています。

つり革も、鹿になってました~♪

奈良のお酒も良かったです、奈良もまた、飲み歩きさせて頂きますね。

灘と奈良を結ぶ線だったとは!!

 

(店舗情報)

■菊正宗酒造記念館

住所 : 神戸市東灘区魚崎西町1-9-1

TEL : 078-854-1029

開館時間  : 午前9時30分~午後4時30分

菊正宗公式HP : 菊正宗酒造記念館|菊正宗~生酛(生もと)で辛口はうまくなる。~ (kikumasamune.co.jp)

菊正宗マイスターファクトリー公式HP :  樽酒マイスターファクトリー|菊正宗~生酛(生もと)で辛口はうまくなる。~ (kikumasamune.co.jp) 

■白鶴酒造資料館

白鶴酒造資料館公式HP :  白鶴酒造資料館 | 知る・楽しむ | 白鶴酒造株式会社 (hakutsuru.co.jp)

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【神戸灘で酒を!!/櫻正宗】酒蔵ダイニング「櫻宴」でのランチ、老舗の酒造です~♪

2024年07月19日 | 旅行

(画像は、櫻正宗の酒蔵ダイニング「櫻宴」の半切桶小鉢盛りです)

まだ梅雨空の三連休。

爽やかな旅行先として「高野山 & 灘の酒蔵めぐり」を計画致しました。

 

高野山については、先に記載致しましたので、

今回は最初に向かった櫻正宗の酒蔵ダイニング「櫻宴」でのお食事についてです。

 

灘の酒蔵は、三宮の少し大阪寄りに広がっているのですが、

今日は、阪神本線の魚崎駅からスタートです。

駅の改札を出ると、櫻正宗と菊正宗が案内されています。

これから向かう、櫻正宗も広告で出口が案内されていますので分かり易いです。

 

矢印の出口から南下すると、

櫻正宗のゴルフ練習場があり、目印になります。

このお酒、この雰囲気、期待が持てそうです~♪

櫻正宗記念館の入口に到着致しました。

入って、右がカフェ、階段を上がればダイニング。

左が売店です。

右上の半升瓶ですが、工場に予約注文して出来上がるまで待つというものです。

お値段、約一万円少々。

シリアル番号を刻印して渡されます。

頂いたことがありますか、昔ながらの製法で、大変穏やかなお味でございます。

大変高価ではありますが、酒好きのお世話になった方などには贈り物として良いですね。

もちろん、冷えた純米酒も美味しゅうございます。

階段を上がると、酒造りに関する展示品があります。

ぐるりと通り抜けた奥に、「櫻宴」の入口です。

通されたのは、パーテーションで仕切られた半個室のお席です。

仕切りの無い広い部屋とか、完全個室など、様々有るようです。

「追い水」のおすすめがあります、チェイサーということですね。

予約しておりました、ランチタイム限定【1日限定20食】半切弁当でございます。

7月のメニュー
【半切桶小鉢盛り】
豆の白和え 鯵の南蛮漬け 焼き茄子
サーモンサラダ 焼魚 茶碗蒸し
天婦羅(海老 南瓜 シシトウ)
炊き合わせ(里芋 椎茸 インゲン 人参)

【御飯物】穴子蒸籠御飯
お味噌汁 香の物
茶漬けだし 薬味

 

こちらは、蒸し上がるのに15分程度かかりました。

半分はそのまま頂き、残り半分はお出汁をかけて薬味と共に頂くのがオススメだそうです。

【デザート】わらび餅

最後に、全てを下げてから提供されます。

 

どれも、木の芽や柚子の香り、濃厚な胡麻の風味など、見た目以上に手の込んだお味です。

つまり、酒に合う~♪

このランチのお値段が一人2300円だなんて、お値打ちすぎるように思います~♪

お酒も進んでしまいます。

ここでしか頂けない、生原酒を頂いてみました。

 

大変穏やかな、お上品な香りでございます~♪

優雅な気分に浸ることが出来ました!!

ほろ酔いが大変心地よいのですが、外に出ると「菊正宗」の看板が見えております。

「櫻」の次は、「菊」ですから!!

少し歩けば、入口に到達致しました。

 

次回は、菊正宗の見学と致します。

ハッキリ言って、菊正宗は「大衆的で、それほどのものではない」というイメージでした。

ごめんなさい、でも、見学によってイメージが変わりました!!

見学すれば、きっと、菊正宗が好きになると思います~♪

 

(店舗情報)

■酒蔵ダイニング 櫻宴

住所 : 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町4-3-18

TEL : 078-436-3030

営業時間  : ランチ 11:30~15:00
       ディナー 17:00~22:00
定休日 :  火曜日

櫻正宗公式HP : sakuramasamune – 寛永二年創醸~清酒を造り続けて400年~ 宮水の発見・正宗の元祖・高精白の先駆者・協会一号酵母発祥蔵

櫻正宗記念館 櫻宴ぐるなびHP : 櫻宴(岡本・本山/会席料理) - 楽天ぐるなび (gnavi.co.jp)

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