アップするのが少し遅くなりましたが、長野県の上田市で旧北国街道を散策してみました。
北国街道は、善光寺街道とも呼ばれていて、途中までは中山道と同じ。
追分から先は善光寺を経由して直江津までのびていて北陸街道と合流します。
上田市にも部分的に面影のある通りがあります。
今日は、最初っからお酒を頂くつもりですので、車は宿において、歩く、歩く・・・。
まずは、旧北国街道の柳町にたどり着きました。
何故か、浪人姿の案内人が・・・。
「ここの、キレイというお酒の店はね、お店の人もキレイなんだよ」とささやきます。
大変気になりますが、先に街の様子を眺めてから立ち寄ることにします。
柳の木が多かったという柳町、旅籠屋や商家が軒を連ねていて、その昔は呉服屋だけでも25軒あったといいます。
今は現代風に改修されてはいるものの、この一角だけにその当時の名残があります。
このような雑貨店や、
店頭販売もしているカフェ、
武田味噌醸造 菱屋は、多くの観光客が立ち寄るスポットです。
現代風になってはいますが、江戸時代から続く老舗が並んでいるんですね。
気になるお蕎麦屋さんがありました。
手打百芸 おお西|信州上田の十割蕎麦屋おお西
■営業時間 | |
午前11時~午後14時頃 (時間内でもそばが無くなり次第、閉店させて頂いております) |
■所在地 | |
〒386-0012 長野県上田市中央4-9-8(柳町・北国街道沿い) |
■連絡先 | |
0268-24-5381 |
本日は、このあとの予約の都合でお蕎麦を頂くことはできないのですが、次回は是非立ち寄りたいです。
こちら、銘酒亀齢(きれい)の醸造元である岡崎酒造は、江戸時代前期からの造り酒屋で、寛文5年-1665年創業。
日本でも数少ない女性杜氏の酒蔵です。
それにしても、この、のれんが気になります。
おお!! なるほど、キレイな方です。
お店の方に、うわさの美人は…と尋ねたら、「じゃ、若い方をね」とこちらの方を指示して写真OKとの事だったのですが、どのようなお立場の方かは不明です。
大勢の観光客が立ち寄るところで、酒蔵見学や試飲もできます。
こちらのお酒は頂いてみましたが、「キレイ」という名前にふさわしい大変スッキリとした味わいです。
お店から酒蔵までの間は、このようなスペースになっています。
手作り感があって、微妙に一つ一つが違っています。
美人の女性杜氏の酒を思い浮かべながら、こんな器でいただくと、ひときわ美味しくいただけるでしょうね。
今日は、この岡崎酒造の斜め向かいにある、蔵を改修したスペイン料理の店、蔵屋を予約しています。
まだ時間がありますので、上田城址公園を散策してみることにします。
上田城にたどり着いて写真を一枚とりますと、いきなり真田幸村が現れるではありませんか!!
「 写真を撮るなら良いものを貸して差し上げよう、これをお持ちなさい」と、ポーズをるように勧めます
(@^^)/~~~
「良い旅となりますように」の言葉を残して立ち去っていきました。
真田石の石垣をとおり、
上田城櫓から、真田神社を眺めます。
他は上田城址公園となっていて、今は部分的な石垣と櫓部分しか再建されていません。
それでも上田市立博物館に向かうと、様々な展示物があります。
椅子に座ると、室内のプロジェクションマッピング!?
周囲の壁全体に映像が映し出されます。
馬が、当時の城下町を駆け抜けていきます。
壁全体に、当時の街が映し出されたます。
度重なる水害で、千曲川の位置も現在とは違っていたのですね・・・。
わずかな部分しか再建されていませんが、当時の様子はよくわかりました。
街を歩いて軽くビールを頂き、少しほろ酔い状態になったところで、先ほどの旧北国街道柳町のスペイン料理蔵屋に向かいます。
すでに辺りは暗く、看板だけ見える感じです。
蔵を改修した、シンプルでおしゃれ感のあるたたずまいです。
蔵の中は、スペインのバル風で落ちつくインテリアです。
頂いてみたいと思うような、気になる飲み物が各種あります。
メニューは、イノシシとか、鹿とか、野趣ある感じで、地元でとれる食材をなるべく自家製にしているとの事です。
ボードに本日おすすめのワインが記載されています。
料理に合わせながら、全部をグラス1杯づついただいてみることにします。
赤の方が料理には合いそうなのですが、まずは白からいただいてみます。
辛口ながらもフルーティーで、キリッと美味しいです。
赤ワインも次々にいただきましたが、どれも明確に味の違いがあり、それぞれに美味しいので種類の違いも楽しめます。
ワインの名前を書いた板を置いてくださいます。
ハッキリと言って、どれもお手頃価格っ!!
鱈のサルサヴェルデスープ仕立て。
淡泊な鱈に濃厚なスープ、上に載っている豆も柔らかく、とても良い香りです。
お肉の前菜盛り合わせ。
イノシシのレバーパテ、イノシシのBBQソテー、鹿のテリーヌ、自家製ベーコン。
野趣あふれていますが、ハーブが効いていて臭味はありません。
2人でいただくのにちょうど良い感じです。
鹿ミートソースのアッシュバルマンティエ。
本日は二件目でもありますので、このくらいにしてデザートを。
庭どれイチゴの濃いシャーベット。
普通のアイスでありながらも、イチゴの濃厚な風味が美味しいです。
その後、フラフラと宿に戻りがてら三件目を探すことにします・・・。
今まで、上田市は通り過ぎることはありましたが、観光したことはありませんでした。
街歩きも楽しめるところだったんですね、次回は桜の頃に食べ歩きしてみたいです!!