11月の3連休は・・・、ワイナリーに行きたい~!!
思って、ワイナリーイベントはないかと、ネットでさがしてみました。
ワインを頂くなら、フランス料理もいただきたいですが、今から予約はキビシイでしょうか・・・。
ネットで検索( `ー´)ノ
サントリーの登美の丘で「登美の丘フェスタ2019」というものを見つけました。
すでにレストランは、閉鎖されているのですが、試飲やツマミとなる食べ物はあるようです。
特別セミナーやテイストを伴うブドウ畑のツアーが開催されるのですが、ほとんどWEB予約のみとなっていて、すでに満席状態です。
楽しめるのでしょうか (/・ω・)/
何度か空席状態をチェックしていましたら、2日前の朝になってキャンセルが発生したらしくて2席の空きを発見、
ブドウ畑のツアーを申し込むことが出来ました!!
( ^^) _U~~
期間中は、甲府駅からの無料シャトルバスが運行されますので、運転を気にしないでテイスティングを楽しむこともできます♪
これは、かなり重要な事かもっ!!
早速、ホテルに車を預けて、甲府駅前から無料シャトルバスに乗り込みました。
10時40分からのブドウ畑の見学ツアーに参加するためには、甲府駅を9時40分発のバスになります。
ちなみに、その時点での昇仙峡行きのバスは、このような行列になっていました。
到着するなり、目の前には素晴らしい展望が広がります。
富士山は、ごくごく薄くて判別しづらいのですが、パネルによって見える位置は分かりました。
ツアーの受付を済ませて、しばらく散策する余裕があります。
色々と眺めていると・・・、こちらの登美というワインは
こちらのワイン、週刊モーニングのコミック「神の雫」に登場していたのですね。
ツアーでは、最初にバスでブドウ畑の一番標高の高いところに行きます。
こちらのブドウ畑は、メルロとシャルドネが栽培されています。
巨峰やシャインマスカットと比較して、粒がとても小さく、糖度は大変強いのだそうです。
この石垣の展望台に上がると、
桜の枝の間から、うっすらと富士山が見えます。
画像では判別しづらいのですが、春は桜の花の合間に見えてとてもきれいなのだそうです。
ブドウは、上部にビニールがかけられているものと、下の方にかけられているものがあります。
これは、風当たりなどによって最善の方法をとられているのだとか。
次に、ワインの製造する発酵所や貯蔵庫などに案内されます。
こちらの坂道は何でもないように見えますが、スイッチバックを取り入れた道路です。
登山鉄道でみられるように、自動車もバックして進むのです。
ヘアピンカーブの幅を確保できない事と、作られた時は自動車にあまりパワーがなくて上るのが大変だったために工夫されたものだとか。
発酵場所は、見学は出来ますが、撮影はNGです。
瓶詰の工程では、最後にキャップをシーリングする時に、下着メーカーのグンゼの機会が使われている…というのが印象的でした。
さあさ、ワインセラーへ。
こちらが、瓶詰されたワインの貯蔵庫です。
正面上部が、最も高価なワインだそうです。
こちらが、樽の貯蔵庫。
その後は3種類のワインのテイスティングです!!
あ最初は辛口の白、香りのある赤、甘すぎないすっきりとしたロゼ。
美味しいのですが、日本のワインは高いですね。
栽培に手間がかかっているからというのも分かりますが・・・。
では、次に有料のテイスティングカウンターに向かいましょう!!
テイスティングは、種類豊富で、テーブルにはメニューブックが置かれています。
4種類のワインと、それに合うチーズがマリアージュされたものを頂くことにします。
左の2種類には、プチカマンベールチーズ、右の2種類にはオールドアムステルダムというチーズが提供されました。
続いて、3種類の赤ワインの飲み比べセット。
どれも美味しいのですが、正直な感想としては価格に対して香りや味わいは薄いように感じます。
ヨーロッパ産の方が、土の違いや、ブドウの古木がありますので深い味わいがあるような気がします。
テイスティングできたことには満足ですが・・・。
景色やブドウ畑の眺めは、大変良かったですから、ツアーとしては良いです。
無料シャトルバスで甲府に戻り、もつ煮やワインでランチを済ませると、鶴舞城址に向かいます。
ここは、再現された石垣はあるのですが、天守閣の建物はありません。
天守閣跡からの景色はこんな感じで、富士山も大きく感じます。
ここでは、問い合わせたところ、ボランティアガイドの方が説明をして下さるとの事でした。
「火曜日から日曜日は10時から15時まで」
「赤いベストを着用しているので気軽に声をかけてくださいね…」
のはずだったのですが、姿を見つける事が出来ませんでした。
後でわかったのですが、事前予約もできるようでしたので、今度は予約してからに致します。
駅構内は、このように甲府名物各種の試食ブースがあったり、
ワインの紹介とか、北口ではラーメングランプリが開催されていたり、それは、もう、大変なイベントの数々でしたから。
仕方ありません、街を散策してみます。
舞鶴城から山梨県庁方面に行き、「山梨県防災新館」1階にオープンカフェがあります。
カフェなのに、朝からワインを頂けるという事が分かりました。
まるでジュースのように、ね。
山梨県庁の、まるごとやまなし館なのですが、
ほらね、さすがに山梨県、ス・テ・キ、です!!
期待していたフランス料理は、無理そうなので、本日は魚の美味しそうな居酒屋にお邪魔します。
入り口近くのカウンターには、天ぷらのメニューがずらり。
氷の上に並んだ牡蠣や地酒も美味しそうです。
店内奥の壁画が目を引きます。
生牡蠣がとても大きくて、まるで岩ガキの様です。
刺身の盛り合わせも、カンパチ、カツオ、アジと、とても新鮮そうです。
銀杏は、ちょうどよい炒り具合で、殻もきれいに割れています。
ワインに合うおつまみとして、クリームチーズのみそ漬け、
カマンベールの天ぷらなども。
続いて、宿のある竜王に移動して、また駅前で一杯いただいて今夜は休むことにします。
さあ、翌日は、県立美術館に向かいます。
ここって、展示品が、なかなかスゴイのです!!
ここは、ミレーの作品が展示されていて、普段は絵画にあまり興味を持たないような人であっても、引き込まれていくような展示物です。
しかもっ!!
スタッフの方が、屋外の彫刻作品をガイドしてくださるんです、無料で。
このような装置を貸し出してくださいますので、ガイドスタッフさんと少し離れてしまっても、声をイヤホンで聞くこともできます。
最初は岡本太郎さんの作品。
樹木の精霊を表しているのだそうです。
玄関正面の作品。
人の姿を表現しているのですが、体のどのパーツに見えるでしょうね。
こちらは、小鳥だというのですが・・・、
こちらのリンゴ、富士山も遠くに見えるスポットです。
ここから手を伸ばしてリンゴを撮影すると、リンゴが手のひらに載っているように写す事が出来るとか。
リンゴの穴は、365個、偶然にも1年間の日にちとなったそうです。
これは、何に見えるのでしょう。
キノコとか、シダ類とか。
少女の手には、花が載っています。
説明を聞くと不思議なことに、なぜかその花に色がついているように見えてきます。
カモシカと少年。
カモシカは山梨県の県獣であり、山梨県のシンボルとなる作品を依頼して作ったものだそうです。
奥にはバラ園もありますし、公園としてのんびりと散策するのも良いところです。
ワインと美術品・・・、甲府って素敵なところですね。