食べ歩きとハイキングの旅

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【高野山奥之院/ナイトツアー編】涼しさは雨だから? いえいえ、背筋もヒヤリの解説付き~♪

2024年07月16日 | 国内旅行

(「昼間編」の続きでございます)

今回の三連休は、梅雨時のさわやかな旅行先として

「高野山 & 灘の酒造」を計画致しました。

 

高野山でメインの観光スポットである奥の院は、今も弘法大師様が瞑想されているということで、

片道2キロの参道なのですが、両側に約20万基の供養塔やお墓があると言われています。

同じ場所を、昼間とナイトツアーの2度に渡って参拝してみました。

どれだけ、お墓好きなのでしょう!!

昼間は何気ない場所であっても、後でお話を聞くとなかなかですよ・・・(^_^;)

 

奥の院ナイトツアーは、19時に恵光院境内に集合です。

多くの宿泊施設は門限が21時なのですが、間に合うようにバスで送り届けてくれます。

ただし「蓮花院へお泊りの方」だけは、門限の都合で参加できないそうです。

あれまあ、外国人ばかりじゃないですか~?

同じ内容で、英語と日本語に分かれました!!

日本語チームの案内人であるお坊さんが、奥の院入口で概要を説明して下さいます。

3つの橋がありますが、最初の「一の橋」から進んでいきます。

 

約2キロの参道には目に見えるだけで約20万基のお墓や供養塔、慰霊塔があると言われていますが、

実は地中に埋まってしまって、見ることの出来ない者を含めると50万基近くあるのだとか。

左側の灯籠は、横の孔が少しかけた形をしています。

月を表しているのだそうです。

月のように、人の心は変わりやすいものだという。

右側の灯籠は、まん丸で、太陽を表しているのだとか。

 

武田信玄、上杉謙信、織田信長、豊臣秀吉、伊達政宗といった戦国武将の墓もあります。

しばらく歩き、右側に「石田三成」のお墓があると言うことで、立ち止まりました。

 

石田三成のお墓隣には、明智光秀の五輪塔があります 。

「明智光秀にまつわる碑は、ことごとく割れる」という、怖い通説があります。

こちらの五輪塔も、タテにひびが入っているのですが、よく分りませんね。

何度修復しても、ひび割れるのだそうです。

近くに織田信長のお墓があることと関連があるといわれています・・・?

 

こちらは、昼間の画像を使用しておりますが、2番目の橋である「中の橋」まで来ました。

正式名称は、「手水橋(ちょうずばし)」です。

左側にあるものは、汗かき地蔵。

衆生の苦を代わりに受けて汗を流しくれるという、ありがたいお地蔵様です。

ろうそくをお供えするのが良いです。

 

しかし、怖いのは、その横奥にある「姿見の井戸」です。

ほとんどの方は、井戸を除くと姿を写す事が出来ます。

たまに、自分の姿が写らない方がいらっしゃるそうですが、

そのような方は3年以内にこの世から姿を消しているという・・・キャアァァァ!!

今は夜なので試すことが出来ませんが、昼間にはお試しあれ、と。

 

こちらは、分かり易いように昼間の画像なのですが、右にパナソニックのお墓

左にクボタのお墓があるところです。

足下は緩い坂となっていて、わずか数センチ程度の段となっています。

 

ガイドさんは、参加者が転ばないように足下をライトで照らして下さいました。

ここで転んだ方は、3年以内にこの世から・・・キャアァァァ!!

夜でピンボケなのですが、3番目の橋である「御廟橋」(ごびょうばし)まで参りました。

ここまで、弘法大師様が迎えに来て下さると言うことです。

ここから先の撮影は禁止されています。

 

で、その昔はこの橋はありませんでした。

参拝者は、強制的に川で身を清めてから渡っていました。

しかし、冬の寒さ厳しい折に、多くの人が参拝できなくなってしまいますので、

誰もが参拝できるようにとこの橋を作りました。

 

身を清める方法として、右手に水向け地蔵があります。

どれでも、心にとまったお地蔵様に水をかけて、自分の代わりに清めてから参拝するという。

なるほど、そういうためのお地蔵様だったのですね。

 

その後、夜の奥の院を説明と共に参拝させて頂きました。

 

参拝後に、石の入った囲いを説明して下さいました。

「みろく石」というもので、弥勒菩薩が住む浄土(6つの欲世界)から落ちてきた石だそうです。

なでると御利益があるというモノですが、動かすことが出来れば願い事が叶うとか。

3人の希望者が頑張ってみましたが、とても無理でした~♪

 

少し変わった斬新な企業のお墓など説明を受け、ここで解散となります。

えーっ、ここで!?

 

徒歩で戻る方は、お墓の間を各自戻ることになります。

バスで戻る方は、バス乗り場までの案内をして下さいます。

ちゃんと宿泊施設もチェックして、降りるバス停も案内して下さいますので安心です~♪

まっすぐ帰れば、多くの宿の門限である21時には間に合うように送り届けて下さいました。

 

英語のツアーの方は、すぐ後ろを進んでいて、バスには後から乗り込んでらっしゃいました。

 

1人で観光されている方と何度もすれ違いましたが、

ここは、お墓なんですよ~!!

夏は、涼しすぎるかもしれません、行かれるならツアーが安心ですよ~♪

 

■真言宗総本山金剛峯寺奥之院

公式HP : 名所一覧 | 高野山真言宗 総本山金剛峯寺 (koyasan.or.jp)

■高野山奥之院ナイトツアー

公式HP :  高野山奥之院ナイトツアー【公式サイト】 KOYASAN OKUNOIN CEMETERY NIGHT TOUR Official Website (koyasan-okunoin.com)


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