(「うなぎの美鶴」のうな丼です)
鹿児島の旅、2日目です。
本日の予定は、お昼に鰻、午後は知覧特攻隊平和会館、宿は指宿で砂蒸し・・・です。
午前中の予定は?
行こうとしている鰻屋さんが、とんでもない人気店ということで、予約の電話をしてみると、
「予約分はすでにいっぱいです。
お店は11時からの営業です。
朝9時には順番待ちの紙を出しますので、お名前を記入してお待ちください」
との事、ですから、午前中のスケジュールは鰻で手一杯なのです。
知覧特攻平和会館で、ガイドさんの予約が13時です。
11時すぐに入店して注文しなければ、スケジュール的に間に合いませんが、
そのために朝9時から、名前を記入しなければならないなんて!!
しかし、ここの鰻は外したくありません。
鹿児島へ行ったら、鰻です!!
鹿児島は鰻の養殖日本一で、日本全国で流通している国産ウナギの約40%が鹿児島産だそうです。
その中でも、食べログのうなぎ百名店の1つである美鶴は、格段の人気という事ですから。
「食べログの・・・」がイマイチ信頼度に問題はありますけど・・・ね ((/o\)
以前の口コミでは、「注文を受けてから目の前で捌く」というものでした。
今は感染防止の対策として「焼きあがる寸前まで外で待機するように」という事でから、
注文を受けてから捌いているかどうか、見ることは出来ません。
仕方ありません、到着したのは金曜日の9時半頃です。
まだ暖簾は出ていませんが、ウエイティングの記入用紙は置かれています。
すでに先客があり4番目となりました。
平日でも、こんな感じです。
日曜日が定休日ですから、土曜日は格段の混雑となるでしょう。
「撮影禁止」というのは、厨房の中の事です。
鰻をさばく様子を撮影されると、調理に専念できないと・・・。
ウェイティングリストに車のナンバーを記入しておくと、車まで呼びに来てくれるらしいです。
メニューはシンプルで、鰻重と鰻丼のみ、です。
「蒲焼と白飯の半分」にしようとしましたら、夫が「それでは肝吸いがつかないから」と、
鰻重を勧めます。
開店までに1時間半もありますので、すぐ近くの広大なコスモス畑をお散歩してみました。
遠くにうっすらと桜島が見えています。
更に、その向かいの
ふるさと考古歴史館に行ってみました。
鹿児島市の地形図と案内です。
この様なもので時を過ごしながら、11時前にお店に向かうと、
予約の方が優先されますので、11時8分位に呼ばれて席に着くことが出来ました。
カウンターのお客様は焼きあがる寸前に呼ばれます。
夫の注文した鰻丼です。
身が、分厚い~(^^♪
私の注文した、鰻重です。
鰻重って、お重に盛られていると思っていたのですが、鹿児島では違います。
このように、ご飯と鰻を別盛りにしたものが「鰻重」のようです。
鰻が分厚いです、かなりのボリュームだこと!!
しかも、江戸風に蒸しているものとは違います。
捌いてすぐに焼いただけですから、プリップリに弾力があります。
関東の、箸でホロホロと身が崩れるようなものではありません。
鰻丼も、鰻重も、鰻の大きさは同じです。
どちらも、これで3000円とは、かなりのお値打ちモノではないでしょうか。
東京南千住の「尾花」では、注文してから、目の前で捌きます。
しかし、すぐに焼くのではなく、一旦蒸す作業が入ります。
創業明治元年、ミシュラン入りしているという事もありますが、予算は1万円位です。
しかも、待ち時間が長い分、お酒と肝焼きを頂くことになりますので、さらに高くなります。
こちらの鰻は、関東風とは全く違うという事で、観光体験としても良いのではないでしょうか。
私共が退店するときには、すでに駐車場も一杯、長~い待ち時間となっていました。
朝イチにウェイティングリストに名前を書いておくのが良さそうです(^^♪
最後までご覧くださいまして、ありがとうございます。
続きは「知覧特攻平和会館」でございます、よろしくお願いいたします<(_ _)>
(店舗情報)
うなぎの美鶴
住所 : 鹿児島県鹿児島市下福元3573-4
電話 : 099-267-8341