2日と6日が休園だったので、長い連休明けで、
なんだかたまごたちの様子がいつもと違います。
もっさりとでも言いましょうか(笑)
なんだか眠そうで全体的にぼやーっとしてました。
いつもなら、ハンコなんか押さないよーと走り回っている
ボーイズたまごも、ついつい手帳を開いて押しちゃう。
朝の会の場所を目指して出発するも
なんだかいつものスピード感がないみたい。
手をつないで階段を登ろうとしてた年少taちゃんもMちゃんも
リュックふりふり、よたよたしてて、這うように
全身で登ってる。
あれー?こんな風だったかしら。
もっとスムーズだったような。
朝の会の東屋で落ち着くまでにも
なかなか時間がかかったけれど
絵本が大好きなたまご達。
始まったらしーんと静まり返っていました。
その後いつもは登っていく道を、なぜか下っていく。
???
しかし、目的地はあってないようなもの。
子どもが主役の森のたまごは 大人もそのいつもと
違う展開を、その一瞬一瞬を楽しんでるのです。
手帳にハンコを押したところから300メートルもない
くらいのところで、行ったり来たり。
これは、行き道の写真なんですが・・・
なぜか、下っていくたまごたちとY母ちゃんを見ながらお茶してる
taちゃん。
第一陣の男の子たち6人とやのちゃん先生とa母ちゃん
を見送って
なかなか進めないねーなんて笑いながら、
はっぱで笛吹いたり花の蜜を吸ってあそんでいると・・・
なんとマムシ発見の騒ぎもあって、どんどん時間は過ぎ
11時近くなっていました。
もう今日は、上の広場まで行かず
道中でお弁当を広げることにしました。
上の広場では11時半になっても、誰もおなかすいたと
言わなかったそう。
「まだちっちゃい子来てないじゃん」
とみんな暗黙の了解で待っていたそうなんです!
だんだん仲間になってきてるのをうれしく思いました。
第二陣たまご達は、お弁当を食べ終わると、
目の前のがけをどんどん登っていって、おにごっこ
かくれんぼと 走り回ってよく遊びました。
はっぱをちぎっておにぎりを作ってくれる子も。
どこでも遊べるなぁ・・・と感心しました。
人数が少なくなったので、今まであまり関われなかった
ryuちゃんとお弁当を隣で食べたら
お弁当中ずっと楽しそうに喋っていて
こんな元気でおしゃべりさんだったんだって
分かってびっくり&心開いてお話してくれることが
うれしかったです。
その後も、若い桜の枝にまたがり、枝をゆさゆさ
恐竜になりきってパワフルに遊んでました。
そうそう、お弁当の時素敵な場面を見つけましたよ。
年長Gちゃんと、年少Nanが なにやらもみ合ってると
思ったら、Nanがしゃくとり虫におにぎりをあげたいんだ
って弁当のふたに入れていたんだけど
Gちゃんはかわいそうだ、逃がしてあげた方がいいと
言って、けんかになっていた。
どちらの気持ちもわかるなぁ。
どうするかなぁと思っていたら、
Gちゃんが袋にしゃくとりむしを入れて持ち、
Nanがそばにいて
「Gちゃんが大事に育ててくれるからGちゃんにまかせたの」
と言っていた。
Nanは“欲しい”っていうだけじゃなかったんだ。
とまだ年少さんのNanの内面の深さにびっくり。
その次の瞬間、
Gちゃん「でもさ、かわいそうだから逃がすね」
Nan「うん。いいよ」
優しく小声で話す二人。
そっと、足元に置いて、二人で小さく「バイバイ」って
手を振っていた。
Nanはお弁当のきんぴらで虫さんを囲い、その真ん中に
おにぎりのかけらを置いてた。
いつでも食べられるようにしてあげたんだね!
・・・いいもの見せてもらいました。
GW明け初日、体力もつだろうかとちょっと心配でしたが
新緑とたまごたちの姿に心は癒された当番母でした~。
(なお)