野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
年長さんが料理をしてくれた日、もう一つ心に残ることがありました。
4月から保育者として来てくださっていたYoYoが、いろんな理由からたまごを去ることになり、そのお別れ会を開きました。
カレーとホットケーキのタワーで、みんなのお腹も心も満たされたころ、前日にRうAきSこで摘んできた大量の菜の花が登場しました。
「帰るのはこのお花を受け取ってからにしてよ。」
と、RうがYoYoに言いました。
一人1本ずつ、YoYoに手渡していきます。
目に涙をいっぱいためて一人一人にハグするYoYo。
かーちゃんたちも順番に手渡してハグさせてもらいました。
一本ずつの菜の花が、大きな花束になっていきました。
最後に、たまごの木をイメージしてメッセージを書いた色紙も手渡しました。
そしてYoYoからは一人ずつに素敵な髪飾りをプレゼントしていただきました。
こういうセンスの良さ、さすがYoYoです。
つるでドリームキャッチャーをつくったり、枝に毛糸をまきまきして素敵な作品をつくったり。
もっともっと盗ませてもらいたかったです・・・。
YoYoは最後まで「たまごのみんなに本当に申し訳ない。」と言って涙を流していました。
短い期間ではあったけど、たくさんの大切なことを伝えていってくださったYoYo。
本当にありがとうございました。
お別れは寂しいけど、こうやって出会えたご縁を、これからもずっとずっと宝物にしていきたいと思いました。
最後は一本締めでYoYoを見送りました。
たまごたちはどこまで分かってるのかどうなのか・・・
「よーよーばいば~い!」
と、最後まで元気に見送っていました。
YoYo、時間ができたら遊びに来てくださいね。
森のたまごでまたあいましょう♪
(ふーみん)
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代表:遊佐(ゆさ) 080-5122-1052