野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
今日は、年長さんが掘った落とし穴に水を入れて泥遊びをしました。
朝の会で、畑係の私が今日の内容を伝えると、
『Lと、Rうがいないから、穴は埋めたくない。』と。
(あらら。今日は最後だから穴を埋めて新しい年に備えたいけどどうなるかしら?)
穴にどぼどぼ水を入れていきます。ある程度たまると、
Cり 「中に入りたい」と言って、靴を脱いで入ります。
うずら組のTみ、年少Sやが続いて入ります。
しかし、水が冷たいからかすぐに出てきちゃいました。
AきとRきは飽きてしまったのか、土手に行き、春を見つけてました。
(こなんちゃんに内緒と言われて、最後まで教えてくれませんでした。)
泥遊びを盛り上げるために、川を作ったり、トンネルを掘ってみたりしていると
戻ってきたAきとRき、こなんちゃんが川を作り始めました。MんやTみも加わります。
一方、年長Cた、Kい、年中さんと年少さん、やのちゃんは泥団子作りをしていました。
たくさんの泥団子が竹の上に並びます。
団子にたこ焼き、寿司といろいろな食べ物ができあがります。
たこ焼きは草をねぎに、藁はかつをぶしに見立て、本物のねぎをちぎってちらしている
子もいました。寿司は石をいくらに見立て、子どもの想像力に関心してしまいました。
お店屋さんを想像したTきはやーちに「袋を作って」と頼みます。
畑には新聞しかありません。困ったやーちは藁で隅を縫って袋にしていました。
Kみ、Kぎはやのちゃんとピカピカ団子を制作しています。1時間以上、砂をかけて
磨いていました。
今日は、弁当の時間も忘れるぐらい、泥遊びに集中していました。
昼からは、お店屋さんの開店で、Cり、Tきがお店屋さん、Hのはお客さんでした。
やのちゃん、Kみは団子の仕上げで、スーパーの袋で磨きます。
(スーパーの袋の印刷が、団子に写ります。今日は緑だったので、よくわかりませんでした。)
年長さんはスコップやくわを持ってきて、落とし穴を埋めていました。
みんな、泥遊びを思う存分やりきりました。私もその一人です。
最後の畑、そして、最後の当番でした。ありがとうございました。
(ばく)
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