残り一回のてくてくを前に、参加のお母さんから
こんなお便りが届きました。
てくてくも、残り1回となってしまいましたね。
なので、今までの振り返りを書いてみました。
てくてくには、子よりむしろ私が、癒しを求めて参加させて頂いています。
我が子Aは、集団行動に興味が薄く、皆で集まっていても、いつの間にか消えている事が多く。
慌てて探しに行くと、大体誰かが見ていてくれる、そんな暖かい安心感が、てくてくにはあります。
以前から、あまりお友達を意識していなかったAですが、てくてくも回数を重ねるにつれ、
「Yくんにコレあげたい」
「Sくん大好き」
「べっちゃんにコレ見せたい」
など、お友達を意識した発言が見られる様になりました。
大人も子供も、お友達として認識している様です(^^;
私自身、インドアな子供時代だったので、外遊びの仕方がまるで分からず。
当然、そんな母に育てられたAも、虫怖い、遊具怖い。
公園に連れてってもすぐ、
「だっこー!おっぱーい!」
…という、甘えん坊。
なので、スタッフのお二人や他のママさん達の関わり方を見て、物凄く勉強になりました。
長いツタを繋げて、電車ごっこしたり。
棒にツタを結んで、魚釣りしたり。
ドングリの実を割って、中身でお絵描きしたり。
そんな遊び方もあったとは!
ほんと、目から鱗がポロポロ落ちました。
時には、虫をバラバラグチャグチャにしたりね。
前回、ミミズとナメクジを足して2で割った様な生き物を、Aはじめ子供達が、
「やっつける!」
とバラバラに刻んでいて、ひぃ~と思ったのですが。
子供時代に、残酷な事や気持ち悪い事とは何か、を学ぶのは、将来の為に必要な事、とべっちゃんに教えて貰って、そうか無理にやめさせなくていいんだ~と気が楽になりました。
後日調べたら、アレは人間には無害なヒルの仲間で、刻めば刻むほど、分裂して増えるのだそうです!
A達はやっつけミッション失敗どころか、ターゲットを増やしていたんですね。
また雨上がりには、たくさんの分身たちが出てきてくれるかも知れません。
この話をAにしたら、ミッション失敗にショックを受けるかと思ったのですが。
「もっとやっつける!」
ますます火を点けてしまいました。
外遊びは、本当に未知の世界がいっぱいです。
そしてパパ弁!
羨まし~い!
毎回、おにぎりで済ませている私には眩しすぎます~!
言い訳させて貰うと、パパのお弁当は毎日作っているんだけど…偏食なAの分までは、とても手が回りません(>_<)
初めて見るものなんて、怖がって全く食べない、うちのA。
甘い物もあんまり好きじゃなくて、以前は柿なんて、やっと口に入れても、全部吐き出していました。
なのに、てくてくで拾った公園の柿は、いきなりパクリ!
一人で完食して、今ではすっかり柿好きになり、毎回、柿探しをさせられています。
お友達が乗っているのを見て、怖がっていたブランコにも、自分から乗りたいと言いだし。
虫嫌いだったのに、お友達と一緒にカタツムリをつつき回し、今では3匹も飼って、時々お庭に出してシャワー掛けています。
てくてくに参加する様になって、素敵な出会いがたくさんありました。
そんな出会いに触れ、A自身も、今まで見られなかった新たな面が次々に見られる様になって、ますます可愛くてたまりません(親バカ全開)。
てくてくも、残りあと1回。
親子で大切に、楽しみたいと思います。
(てくてく母 あい)