野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
春のお楽しみのよもぎ団子作り。
朝の会で葉の裏が白いものが、よもぎと教えてもらいました。 よもぎを摘むグループ、上の広場に行くグループみんなが遊びたいところに。
たっぷり摘んだよもぎは、洗って、ゆでて、刻んですりつぶす。 粉に水をまぜ、みんなのかわいい手でこねこね。
どのくらい水を入れて良いのかわからず、少し足してはこねこね。
白い生地が緑色に春の香りいっぱい。
丸め方は、個性がいっぱい。
ハート、お花、指輪、アンパンマン、かなへび等々。
丸めたいけど、よくわからず全部平らに潰しちゃう子も。
丸めたお団子を、沸騰したお湯に入れてゆでることが分からないYう、お団子を冷やす水に入れようと!
間一髪間に合いセーフ。ドキドキでした。
よもぎ団子は、きな粉とあんこをつけて おいしくぱくぱく。
春の恵みをたくさん食べて、午後からも元気いっぱい。
今日が当番デビュー葉っぱ組の母は私だけで、緊張していたけれど楽しかったぁ。疲れた~。
でも、早く次の当番こないかなと思うくらい楽しかったです。
(あゆ)
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「森のたまご」 お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052 HPはじめました! https://www.morinotamago.com/ ==========================================
年長Sホが今まで入りたくて入れなかった、しまおに初参加!
Sホは、年少さんの頃から自然物を自由自在に使って一人でイメージを膨らませて、ファンタジーの世界の中で本当に楽しそうに遊ぶ子でした。
友達と一緒に遊びたい気持ちはある。でも自分の世界、安全な領域に人が入ってくるのはちょっとこわい。
年少の頃、目が合うと「なおちゃんなんか大嫌い!」ってよくおこっていたっけ。
それが年中・年長になって本当にやわらかい弾ける笑顔を見せてくれるようになった。
鬼ごっこ、本当はちょっとやってみたいけど、捕まえられるのは怖いな、という気持ちで揺れ動いていたSホでした。
森のたまごが2年前の春(今の年長さんが年少さんのとき)から大切にしているキーワードが「子どもの声を聴く」。
子どもの言葉にならない声を聴いて、子どもの心の奥にある本当の気持ちに沿っていきたい。
みんなが散歩にでかけた午前中、これはチャンスと思い、「しまおにやってみる?」と声をかけました。
「うん!やる!」
と笑顔のSホ。
スタッフなおと二人で始めたら、「あ!あそこにきれいなちょうちょ!」と、指さしだまし作戦で華麗に逃げてました。
それはうれしそうに、島と島の間を行ったり来たり!
少ししたら「紙とペンを貸して」と言い
「Sホはにげあしがはやい」と書きました(笑)
気持ちが高まって、ちょっと一筆!ってアーティストみたい^^
「ごはんたべたらまたしまおにしよ」
とほくほく笑顔のSホ。
なお「弁当のあとはYゴとしまおにの約束してるんだ~」と話すと、少しうつむいて
Sホ「おには女の人だけがいいな。もしYゴが捕まったらおにになるんでしょ?」とYゴにつかまえられることがこわい様子。
なお「Sホ逃げ足早いから逃げたら大丈夫だよ~」
Sホどうするかな、と思っていたら、午後からも入ってきました。
ドキドキしてたのか「なんか、面白くないきがするからやめよかな」と伝えてきます。
でも、やめなかった!Sホ、何回も勇気出して走ってました。
年長Mノとも一緒に走りました。ぶつかってMノが泣いたけど、みんなやめずに続けてました。
島の中にYゴと二人でいるときの空気は仲間感があってよかった!
Yゴとはこんなふうに仲間になって同じ場で熱中して遊ぶ姿は今まであまり見たことがなかったかも。
Sホの安全な世界が少しずつ広がっていってるのを感じて嬉しくなりました。
楽しい雰囲気を感じて、周りには年中さんや年少さんも集まってきていました。
帰りの会の前に、年長3人が集まってたので、
Sホのメモを3人に見せたら大笑い。
でもSホが急いで別の紙に一筆。
「Sホはにげあしがはやいけど、つかまえられるのはだめ。だって〜!」
またみんなでそれを見て笑いました。
「つかまえられるのがいやなんだよね~」と二人にも気持ちが伝わるといいね!と思いながら反復しました。この二人なら大丈夫。分かってくれるよ、と隣にいました。
自分のやり方でSホが一生懸命気持ちを伝えようとする姿に胸がいっぱい。
翌日朝、キラキラ笑顔で紙袋に包んだお手紙をくれたSホ。
「きょうはしまおにしてるのよ!」
お友達いっぱいの絵にまた胸がいっぱい。
昨日はおやすみだった年長Kちゃんが描かれていることもうれしい。
またやろうね!しまおに
(スタッフなお)
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