野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
今日も雨のてくてく
最近のてくてくは雨率が高い!!
雨量が多いとの事で少し心配もあったけど
「あまあま(あめあめ)
たったーたったーたったー(やったーやったーやったー)」
と、長靴を履いてはしゃぐ娘
娘は雨のてくてくがだーいすき
雨の日にお友だちとあえて
お外でいっぱいあそべるって
なんだかラッキーな気分で私もそわそわ!^_^
たくさんの着替えにあったかい味噌汁をジャーに詰めて準備万端!!
てくてくに着いてまずは水溜りの中
長靴履いてぴしゃぴしゃ
そして溝に流れる雨の音に興奮!!
「おーーーー」
葉っぱ落としてみる
流れてってまた興奮^_^
雨の中ずぶ濡れになりながら走り回る子
水溜りをお風呂のように泳ぐ子
お花や虫をじっとみてる子
みんな雨のお外に興味津々
お友だちの真似してみたり
一緒に笑ったり
とっても楽しそう
今日ははじめてかたつむりとバッタに遭遇!
最近絵本や歌でよく出会うかたつむりやバッタ!本物だよー^_^
そろりそろり、、、ぴょんぴよん、、
どうだったかな?
不思議そうな顔
いろんなことが繋がってって
どんどん世界が広がってくね
雨さん、虫さん、葉っぱさん、貴重な経験をありがとう!
たくさんのことに触れて今日もたくさんワクワクしたね
ワクワクして
ドキドキして
いっぱい食べて
いっぱい寝て
おっきくなってねー!
てくてくの後は
いつもぐっすり
素敵な一日になったかな?
娘の寝顔を見て
なんだかどんどんたくましくなってるように感じる母でした^_^
また次回がたのしみ
てくてく母 かなちゃん
今日は朝から大雨でした。
が、嬉しいお知らせが!なんと、卒園児のおじいちゃんのお家の畑でビワがたくさんなっていて、そのビワをとってもいいとのこと!
朝の会の後、みんなで張り切って出かけました。
途中、田んぼのオタマジャクシに夢中になるNカ、Kル、Kタ、雨で増水して勢いが増した川の流れをずっと眺めるSタ。ビワの畑までの道のりは少し長く感じたけど、美味しいびわをいただいて、喉も心も潤いました。
午後からは、畑でとれたけど、小さすぎて食べられないジャガイモを使ってハンカチやTシャツにスタンプを押しました。
みんなとっても夢中で、それぞれオリジナルの素敵な作品ができました。
雨だったけど?雨でも?とっても充実した1日になりました。
(ゆかっち)
朝の会で、多分、座りたい席に座れなかったKチ…。
女の子を蹴り始めたので、私の膝に座らせて、
「クイズです。どうしてKチくんが蹴り始めたでしょう」と皆に問題をだすと、たくさん答えがでました。
Nカ「好きだから、遊びたいからじゃない?」
Kル「嫌いだからじゃない?」
Yゴ「ストレスがたまっていたから」
などなど、みんなKチの気持ちになって、いろいろ考えてみたのですが、全部ハズレでした。
Kチの答えは「答えはないしょ」でした。
そんな、気持ち、言葉にできないよなって思いました。
その後、びわへ向かう準備中、Kオちゃんを押して倒し、わーわーと泣かれてしまいました。
みんなはびわに出発してもらい、KチとKオの本音をゆっくりきけたらなと思い、じっくりきいてみました。
Kオ「おさないで!」「Kチと遊びたくない!!」と、しっかりと言いたい事をいい、Kチを許せたようでした。
にらみ合い中に、顔をひっかいてしまい、すこし傷になってしまいました。
私が「一つだけ質問に答えてくれたら、びわを取りに行こう」と言うと、うなづいてくれました。
「どうして、女の子を押してしまいますか?」…そんなの、説明できたらKチだって苦労しないよな〜と思いながら質問しました。
でも、Kチは考えて考えて、「楽しいから」と答えてくれました。
楽しいという言葉がぴったりなのか、大人の感覚だとわからないのだけど、安心できる相手(おこってこない、優しい人)に、つい、ひどいこと言ってしまう感覚ありませんか?
そんな感覚で、上手くいかない事を言葉にするのも難しいし、つい、安心できる相手をたたいてしまう、蹴ってしまう…。やっちゃった!って思うけど、弱い所をみんなに見られるのも恥ずかしいから、また蹴っちゃう。
そんな気持ちなのでしょうか。
Kチのひねり出した「楽しいから」って気持ち、大事にしたくて、否定はしませんでした。
「そうだよね〜、Yゴ(男の子&年長)は怖くてできないけど、KオやKルやNカやYイ(みんな女の子)なら怖くないし、楽しいよね〜」というと、うんと頷きました。
「でも、わーわー泣かれると、大人がきて、どうしてどうしてって聞いてくるから面倒くさいよね」→うん
「面倒くさいから、蹴りたくなったら、かなちゃんとか、大人にするのはどう?」→うん
「女の子けると、泣かれて面倒な事になるよねぇ」→うん
そんなやり取りをして、二人とも落ち着いた所で、びわへ向かいました。
きっと、言葉で上手く自分の気持ちを表現できるようになるまで、ついやっちゃうのは、あるんだろうなぁ…と思うのですが、その度に、叱られるわけではないけど、大人が話しに来て面倒な事になる…それの繰返しなのかなぁって感じました。
長女が次女にひどい事を言って、ワーワー泣いてる次女をみて、ぼそっと「スッキリした…」と…。
衝撃だったけど、そんな場所がないと、バランスとれないよなって思います。
そのうち、部活に打ち込むとか、カラオケいくとか、友達とぐちるとか、いろんな発散を身に着けて、上手く生きていってほしいと思います。
子どもも大人も、きれいな部分だけじゃなくて、黒い部分も大事にしながら生きていきたいなって、Kチに考えさせてもらいました。
Kオちゃん、痛い思いさせてごめんね。
(スタッフ かな)
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