野外保育 とよた 森のたまご
小さな草にも、大きな木にも、一つ一つに役割があり、私たちの生活に欠かせないものを、
小さな手で触れ、いろんな気持ちをいっぱい感じ、育ってほしい。
子ども同士の関わり、時間を大切にし、満足感や、達成感をたくさん味わってほしい。
大人たちは少し口を閉じ、子どもたちが何をどう選ぶのかそっと見守り、
必要な時には知恵のエッセンス。
大人も子どもも育ち合い、自分らしく生きる・・・
『森のたまご』にしか出来ない、手作りようちえんを創っていきたいと思っています。
こえだ組(年中)さんはお店屋さんごっこが大好き。
一つ目のお店は・・・<Sヤ&Kマ>
みえ「リンゴくださーい」
Sヤ&Kマ「はいどうぞ~」「はいどうぞ~」
と、二人はそれぞれ落ちている石をリンゴに見立てて差し出す。
どう見てもリンゴには見えなくて、「これ、りんごかい!!」
と、みえちゃんがつっこむと、二人は大笑い。
石のお笑い屋さんとでも言いましょうか。。
この○○くださーいが変わるだけで、ずーっと笑ってたそうな。
(写真なくてごめんなさい)
二つ目のお店は・・・<Kウ>
Kウは商品を準備する所から始まります。
落ちてる柿の実、モミジの葉っぱを用意します。
となりで私は枝とツルで小物を作ります。
「それいいね~」と、お褒めの言葉をもらい商品として一緒に並べる事に。
Kウ「いらっしゃいませ~」声高らかに呼び込みします。
お客さんもやってきて、次々に商品は売れていきます。
一人お店屋さんはとっても忙しそう。
途中膝を石にぶつけるも「いって~。でも大丈夫だから」と復活!
商品が減っていくと「ちょっと店じまい。ガラガラ~~」と。
頭の中と目の前の物を上手くつないでごっこを満喫してました。
二つのお店の特徴はすべてその場にある物が商品。
子どもの目には、石や葉っぱや枝がリンゴやお皿や剣になります。
そして、それはその場限りで終わらず次の遊びにも続いて行きます。
お店屋さんの後散歩に出かけました。
剣だった商品は「かぶれの木」を指し棒に変身。
誰もが手に持ち「かぶれ~」「かぶれ~」と言って歩いて行きます。
その後の指し棒は、掃除道具にも変身してましたよ。
この日の散歩の帰り道、
Kウ「今度は何を売ろうかな~。またお店屋さんしようね」と。
しばらくこえだ組さんのお店屋さんは続きそうですね。
(年長母 べつ)
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「森のたまご」
お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052
HPはじめました! https://www.morinotamago.com/
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どんより曇り空。お昼から雨が降るみたい。
朝一番、先日クワガタを譲ってもらったMシがAトに耳打ち。
「今日クワガタ捕まえたら、K君(小1兄)とAトにあげるからね。」
朝の登園時間にこんな言葉をもらって嬉しそう。
すると、羽の部分のない上半身だけのクワガタをMシ発見。
な・ん・と、動いてる!!
角も足も動く。おまけにハサミも動く。
このクワガタに釘付けの子ども達。
このクワガタを見て気持ちがさらに高まったのか、
朝の会の時に「クワガタを捕まえたい」とAト。
Mシに捕まえてもらう事も嬉しいけど、自分で捕まえたいと。
その気持ちを胸に、いつものクワガタのいる木を目指して出発!
今日はいつもより気温が低く、雨もポツポツ。
残念ながら一匹も姿を見ることが出来ませんでした。
トボトボ戻る帰り道、下を向いて歩いていると・・・
何やらいっぱいいるではありませんか!?
上半身のみのクワガタ達が。それもまだ動いてる。それもいっぱい。
アリの餌になっているものありなかなか手が出ません。
しばらくすると、
Aト「足の下にいたの、アリもついてないの捕まえた~。」
Mシ「さっき捕まえたのより大きい~!」
二人とも自分の虫カゴに早速入れました。
羽の部分が無くても、生きてるし、足も角も動く。
「これは○○クワガタだね。戻ったら戦いしよ。」「うん、戦いね。」と、MシとAト。
クワガタを捕まえれた喜びでいっぱいの二人はずーっと
この上半身クワガタを戦わせていました。
クワガタを捕まえたい!が出来たAト。
自分のやりたい事を決め、自分で出来る喜びを味わう。
この積み重ねが子どもの経験と自信になっていくんだね。
(年長母 べつ)
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お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052
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