野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
公式サイトhttps://www.morinotamago.com

YゴとKルの連携プレイ

2018年11月14日 | 大切にしていること

今日は久しぶりの畑当番。
朝、いつものとおり、雨水をためるお風呂を覗くと、あれ??いなーい!!!

どこいっちゃったの?私たちの可愛いドジョウちゃんたち~。
先週も畑の当番だったふーみんに聞くと、水が汚かったので、きれいに洗ってくれたそう!


実は、2ヶ月位前からコツコツと年長Yゴや年中Kルと水路でとったドジョウ、ザリガニ、ヤゴ、エビなんかを入れて『たまご水族館だね~!』って言って、こっそり?!(ひっそり?!)飼っていたんです。
(水の生き物って、たまごで大人気のカナヘビと違って、なかなか家で飼ってもらえない。すぐにリリースが常。でも、興味のない子にも、こんなんとれたよ!とか、とった子の喜びを留めてあげたい気持ちで勝手に開館♪)


私たちが落胆していると、ある子が『隣のおじさんのお風呂にいる!』
さらに、いつの間にかエビの赤ちゃんがたくさん産まれてる。う~ん、可愛い~♪

YゴとKル、『畑のおじさんのお風呂から(たまごのお風呂に)引っ越すしかないっ!』と言って、鼻息荒くコップと切ったペットボトルでドジョウすくい開始。


Yゴ『よし、Kル、追い込みだ!』
Kル『うん、こっちからやるね!』
あ、どこかで見たこの光景。そうだ、水路でこのドジョウたちをとってたときだ。
二本の魚網をYゴが立てて、水路に入ったKルが壁際や底に足をゴリゴリして追い込む、二人のお得意の連携プレイ。
Yゴ『Kル、あとで(水路に)ドジョウとりに行こ!』
Kル『うん♪』
午後から水路へ。


今日も、二人の息のあった連携プレイでドジョウやエビが『たまご水族館』の仲間入りです。



『水族館、どうしよ?毎週、私が畑の当番になるとは限らないから困ったなぁ』というと、Yゴが『俺が守る!』と申し出てくれた。その気持ちが嬉しい。
ほんとは、大人同士の伝達で管理もできるけど、なんとなく、危うい感じでやってる『たまご水族館』がいい。


たまごには、いろんな母がいます。
優しい口調で寄り添う母、行事やイベントが得意なテキパキ母、素敵な雑貨を作ってくれるおしゃれ母、料理が得意な母、じっくりままごとに付き合う母、長時間おにごっこに付き合う体育会系母、さりげなく離れて見守る母、懐広い肝っ玉母ちゃん…etc.
それぞれでいいんだよって言ってくれる。

私は、子どもたちとクワガタ、魚、カナヘビとりやサバイバルごっこ(不便なことを敢えて、少ない道具で工夫してやってみる。想像遊びも含む)、竹切りをするのが大好き。
原始的な遊びを一緒に夢中でやる。
本能のままに。
そのときは、アラフィフのおばさんも子どももなく同じ方を向く仲間同士。
一体感。共感。心が膨らんで満たされた気持ちになる。
この感覚、たぶん子ども同士も感じてるはず。

こんなささやかな時間が守られる・大切にされるたまごでありたいです。

(年中母たかりん)

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