ロープで作った「くものす」。
YゴとMノが乗っているところに、Kルも渡っていこうとしていた。
Yゴ・Mノ:「渡れるの?」と言いながら、ロープを揺らす。
Kル:何か言いたげにじっと黙っている。
Yゴ・Mノ:「これでも渡れるなら来たらいいじゃん」「黙っていてもわからないし」
いつもは小さい子にやさしく教えてあげたり励ましたりしてくれるもり組の2人。今日はなんだか様子が違うなあ…と思いながら見ていた。
しばらくそんな状態が続き、Kルの後ろに順番を待つ子が並んできた。
初めは「まだー?」と並んでいたKオもKルの様子を見て木から降り、Yゴ・Mノに向かって「それじゃあKルちゃん渡れないじゃん」。
Yゴ:「おれに言い返すのか」「自分がえらいみたいに言うな」
空気がちょっぴりピリピリムードになっていくのを見守っていたけど
「Kオちゃんはもり組の中で誕生日が一番後だろ。弱いから言い返すな」
という言葉を聞いて
「強いとか弱いとかないと思うなー」と初めて声をかけてみた。
するとYゴからの一言。
「子どものけんかに口出すな」
(ほぉ…そうきたか。)
しばらくしてYゴとMノが違うところへ行ったのを見て、KルとJウが「今だ」とばかりに遊び始めた。
(でも、まだKルの心はザワザワしているんじゃないかな…)と思っていた時
今度はNカが来て「こわい~」と泣きそうになりながら、くものすに挑戦しだした。
Kル:「大丈夫だよ。Kルちゃんも最初こわかったけど、何回もやってできるようになったんだよ。」
そして軽く木を揺らし…
「ほら、木も『がんばれ』って言ってるよ」。
*
ちょっと悲しい経験をしたとしても、だからこそ、同じように泣きそうな子の気持ちを汲み取ったり寄り添ったりできるのかなぁ。
「子どものけんかに口出すな」
それが全てではないけれど、子どもたちの中では、子どもたちだけの心のやり取りがあるんだな~と教えてくれた「くものす」での出来事でした。
(ゆいゆい)
ちなみに今日は「ごはんの日」。
たまごのお味噌で作ったあったかいお味噌汁と
畑のお芋ごはんをたらふくたべました♪
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