この日は、年長登山の翌日で、嬉しそうに年長さんが登山で使った巻物を見せたり、質問に答えたりしていました。

年中こえだぐみ「つかれましたか?」
年長もりぐみ「すっごいつかれた!でもたのしかったよ!」
お互いに、山に向かっておーいって呼んでたの、聞こえた?
「聞こえなかったー
」そんな会話も弾んでいました。
さて、この日印象的だったのは、こうやって遊ぶって決めている!という強い意志を持った人たちのこと。
年中Nカは、今日は昨日遊べなかったから年長Kオちゃんと遊ぶ!と決めていたそう。
だけど、年長女子3人は登山を経て結束していて、なかなか入れる雰囲気ではない。
「入れてくれない」と泣きべそかいて、私のところに伝えにきた。
そうか。気持ち伝えてみる?と話すと、うんとうなずく。
一緒に近くまで行ったけど、言い出せず、私の服をひっぱり、「なおちゃんが言って」と合図するNカ。
なお「Kオちゃーん、Nちゃんがおはなしだって」
Nカ「昨日遊べなかったから、今日はKオちゃんと一緒に遊ぶって決めてた!入れて!」
Kオ「Mノどうする?」
Mノ「えー。今日はもりぐみで遊ぶからダメ」
Kオ「ダメだって〜」
Kオちゃんが、3人で結束してて嬉しい気持ちがすごく伝わってくる。だからこそ、Mノに確認したのだと思う。Nカに名指しで指名されて嬉しいやら、困ったやら何か複雑な表情をしていた気がする。
Nカはたまらなくなり、意を決してMノの前にツカツカと歩いていく!なんと勇敢な後ろ姿だこと!
Nカ「昨日から決めてたんですけど!絶対にKオちゃんと遊ぶって決めてた!」
Mノ「Sホ、どうする?」
Sホ「Sホはどっちでもいいよー」
すかさずNカは「お願いっ!」と手を合わせ、かわいくお願いポーズ。
Mノ「んー。いいよっ!」
おー!は、入ったー!
心の中で拍手しました。
Nカはこの日、宝石屋さんのレジ係としてイキイキと遊びました。
Mノの、正直な姿もいいなと思う。小さい子に対して、嫌な時は嫌と言い、優しい時本当に優しい。Mノっていつも本気だな、と思うのです。

年中Sレも、宝石屋さんに入りたかった1人。朝仲間に入れず、泣きべそかいて私は神社から動かない、もっときれいな石を探す、とこだわっていました。
だけど、泣きながらも、一つ一つ荷物を持って、自分で気持ちを切り替え、歩き始めたみんなを追って、梅の木の広場まで歩いてきました。
そして午後になって再び始まった宝石屋さん。Nカに「入れて」と言ってみたけど、Nカが「ごめんっ」と手を合わせる合図で一瞬で入れないのを理解し、「じゃあ私お客さんね!」と言いながらするりと身をひるがえして遊びに参加していました。

年中Sレちゃんはお家でこんなふうに話していたそうです。「入れてくれなかったり、意地悪なことも言われて悲しい。だけど、大人に代わりに言ってもらってもしょうがないよ、大人がいない時にも言われるんだから自分でなんとかしないと。」
驚くような意志です。だからこそ、あんなふうに気持ちを切り替えて果敢に遊びに入ろうと工夫しているんだ。
なんだか心が震える思いでした。

公園に行って遊ぶつもりだったのに、みんなが梅の木広場にとどまったことで、わんわん泣いた人が2人。
年中Kタ、絶対に公園で遊びたい!と決めていたからこそ、泣けてしまう。だけど、軽トラックが動くのを見てたら気持ちが切り替わって、「Kタが泣いてたの、知ってたー?心配だったー?」と照れたようにニコニコして伝えてきました。
年長Yゴ。「もう少しで卒園なんだから、もりぐみが(おれが)やりたいことをやりたかったのに!」と悔しくて公園への近道の前で怒って涙が止まらない。スタッフのまさよっちと山道で2人で弁当を食べました。お腹が満たされたら気持ちを切り替えて、笑顔でみんなのところまで行き、公園に行きたい子を誘って(当初の希望者より少なく、5人ほどで)出かけていきました。
普段は、なるべく好きな場所に行けるようにしているのだけど、この日は大人の人数と子どもの人数のバランスを見て、安全面への配慮から二手に分かれることが難しかったのでした。でも、この不自由な状況の中で子どもたちの姿がよく見えてきました。
梅の木広場に残った子は崖登りにチャレンジしてました。

(勇気が出てきた!と何度も挑戦)

(高いところに足をかけることができて喜んでいた)

(私もやってみたい!とガッツがある)
年少さんは警察になりきって棒を持って走り回っていたね!(写真を撮りそびれてしまったけど、すごく楽しそうだった!)
年中Yイちゃんが、「ぜったいに梅の木に行きたい。他のところはいや」と曲げなかったおかげで、梅の木広場が楽しい!って思えた子も多かったのです。Yイちゃんありがとう。

自分の気持ちに正直に生きている人たち。やりたいことを決めている人たち。そして、気持ちを切り替えて柔軟に進んでいく人たち。
すごいなぁ。
大人の私も見習いたいことばかりです。
(スタッフ なお)
=============================
「 野外保育とよた森のたまご」
お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)
TEL:080-5122-1052
HP:https://www.morinotamago.com/
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年中こえだぐみ「つかれましたか?」
年長もりぐみ「すっごいつかれた!でもたのしかったよ!」
お互いに、山に向かっておーいって呼んでたの、聞こえた?
「聞こえなかったー

さて、この日印象的だったのは、こうやって遊ぶって決めている!という強い意志を持った人たちのこと。
年中Nカは、今日は昨日遊べなかったから年長Kオちゃんと遊ぶ!と決めていたそう。
だけど、年長女子3人は登山を経て結束していて、なかなか入れる雰囲気ではない。
「入れてくれない」と泣きべそかいて、私のところに伝えにきた。
そうか。気持ち伝えてみる?と話すと、うんとうなずく。
一緒に近くまで行ったけど、言い出せず、私の服をひっぱり、「なおちゃんが言って」と合図するNカ。
なお「Kオちゃーん、Nちゃんがおはなしだって」
Nカ「昨日遊べなかったから、今日はKオちゃんと一緒に遊ぶって決めてた!入れて!」
Kオ「Mノどうする?」
Mノ「えー。今日はもりぐみで遊ぶからダメ」
Kオ「ダメだって〜」
Kオちゃんが、3人で結束してて嬉しい気持ちがすごく伝わってくる。だからこそ、Mノに確認したのだと思う。Nカに名指しで指名されて嬉しいやら、困ったやら何か複雑な表情をしていた気がする。
Nカはたまらなくなり、意を決してMノの前にツカツカと歩いていく!なんと勇敢な後ろ姿だこと!
Nカ「昨日から決めてたんですけど!絶対にKオちゃんと遊ぶって決めてた!」
Mノ「Sホ、どうする?」
Sホ「Sホはどっちでもいいよー」
すかさずNカは「お願いっ!」と手を合わせ、かわいくお願いポーズ。
Mノ「んー。いいよっ!」
おー!は、入ったー!
心の中で拍手しました。
Nカはこの日、宝石屋さんのレジ係としてイキイキと遊びました。
Mノの、正直な姿もいいなと思う。小さい子に対して、嫌な時は嫌と言い、優しい時本当に優しい。Mノっていつも本気だな、と思うのです。

年中Sレも、宝石屋さんに入りたかった1人。朝仲間に入れず、泣きべそかいて私は神社から動かない、もっときれいな石を探す、とこだわっていました。
だけど、泣きながらも、一つ一つ荷物を持って、自分で気持ちを切り替え、歩き始めたみんなを追って、梅の木の広場まで歩いてきました。
そして午後になって再び始まった宝石屋さん。Nカに「入れて」と言ってみたけど、Nカが「ごめんっ」と手を合わせる合図で一瞬で入れないのを理解し、「じゃあ私お客さんね!」と言いながらするりと身をひるがえして遊びに参加していました。

年中Sレちゃんはお家でこんなふうに話していたそうです。「入れてくれなかったり、意地悪なことも言われて悲しい。だけど、大人に代わりに言ってもらってもしょうがないよ、大人がいない時にも言われるんだから自分でなんとかしないと。」
驚くような意志です。だからこそ、あんなふうに気持ちを切り替えて果敢に遊びに入ろうと工夫しているんだ。
なんだか心が震える思いでした。

公園に行って遊ぶつもりだったのに、みんなが梅の木広場にとどまったことで、わんわん泣いた人が2人。
年中Kタ、絶対に公園で遊びたい!と決めていたからこそ、泣けてしまう。だけど、軽トラックが動くのを見てたら気持ちが切り替わって、「Kタが泣いてたの、知ってたー?心配だったー?」と照れたようにニコニコして伝えてきました。
年長Yゴ。「もう少しで卒園なんだから、もりぐみが(おれが)やりたいことをやりたかったのに!」と悔しくて公園への近道の前で怒って涙が止まらない。スタッフのまさよっちと山道で2人で弁当を食べました。お腹が満たされたら気持ちを切り替えて、笑顔でみんなのところまで行き、公園に行きたい子を誘って(当初の希望者より少なく、5人ほどで)出かけていきました。
普段は、なるべく好きな場所に行けるようにしているのだけど、この日は大人の人数と子どもの人数のバランスを見て、安全面への配慮から二手に分かれることが難しかったのでした。でも、この不自由な状況の中で子どもたちの姿がよく見えてきました。
梅の木広場に残った子は崖登りにチャレンジしてました。

(勇気が出てきた!と何度も挑戦)

(高いところに足をかけることができて喜んでいた)

(私もやってみたい!とガッツがある)
年少さんは警察になりきって棒を持って走り回っていたね!(写真を撮りそびれてしまったけど、すごく楽しそうだった!)
年中Yイちゃんが、「ぜったいに梅の木に行きたい。他のところはいや」と曲げなかったおかげで、梅の木広場が楽しい!って思えた子も多かったのです。Yイちゃんありがとう。

自分の気持ちに正直に生きている人たち。やりたいことを決めている人たち。そして、気持ちを切り替えて柔軟に進んでいく人たち。
すごいなぁ。
大人の私も見習いたいことばかりです。
(スタッフ なお)
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