火曜日の今日は、通常なら畑の日です。しかし朝方の雷雨で畑へは行けれないので、いつもとは違う場所での活動になりました。
朝、集まった子達に「今日はどこに行こうか~。」と聞いてみると、次から次へと
「昨日行ったとこまで歩きたーい!!」の声。
今日はベビー連れの当番さんもいないので、たくさん歩くチャンスでもあります。
よし!じゃあ歩こう!!
みんな意気揚々と出発しました。
「あっ!カナヘビがいた。」「どこどこ?」
一緒に歩いていた年少MM。
「あっ、めがねだ!」と突然立ち止まる。
どれどれ・・・
そして、一番みんなの心がうばわれた場所。
ひょいひょいっと簡単に上ってしまう年長さん。
初めはひいこらひいこら、だんだんコツをつかんで上までたどり着くことができた年中さん。
(Kみちゃんはリュック背負ったまま軽々上って行っちゃったけど!)
年少さんはちょこっと上ってはズリズリズリ…。でもみんな上りたくて上りたくて、何度もチャレンジしてました。
そして、MM。ついに一人で上まで上れちゃったのです!!
みんなのガッツに影響されて、当番母二人もチャレンジしました。
若さと体力に自信はある方(?!)の二人でしたが、子どもたちのようにはいかず、真ん中辺りまで上ったありちゃん。ズリズリドッテーン
ちょこっと上ったまま動けずにいた私。即、下りることにしました。
雨降り後のコンクリートがこんなに滑りやすいなんて、身をもって体験しました。 子どもってすごい。
小さい子達はずいぶん長い間、上ったりすべったりしてましたので、年長さん5人とやのちゃんは、先に目的地へ向かうことにしました。
気が済むまでやり終えたころ、雨が降ってきました。 着替えをして、カッパを着て出発することにしました。
案内看板と地図を頼りに進んでいきます。が、当番母3人も始めていく道なので少し不安。 でも、看板の通り進むと森の中へと入っていきました。
年少P太立ち止まります。
「P太行きたくない。階段上れない。」
なんだかお疲れの様子。でも、ここから戻るのも進むのも変わらなさそうなとこまで来ています。 「Pちゃん、二つ持ってるペットボトル、一つ持ってあげたら上れそう?」 「・・・うん。」 「よし、じゃあこれでいけるね。」
しかし、しばらく進むと 「もう上れない。」
「Pちゃん、車好きだったよね~。」 少し元気になって進む。 しかしまた止まる。 「Pちゃん家は消防署の近くだよね~。」 なんとか楽しい話題に持っていこうとするがなかなか続かない。
すると年少MMまで 「もう上れない~!」
「MM、じゃあ魔法の杖を貸してあげる。これがあればどんどん上れちゃうよ!」 そう言って木の枝を渡すとサクサク進んでいくMM。
「Pちゃんもいる?」 一応もらってみるP太。 しかし・・・ 「こんなんじゃ全然上れない。」 P太には通じないか・・・
しばらくするとMMが立ち止まる。 「もう上れない~。」 「じゃあ、魔法のお粉をかけてあげる。これで大丈夫だよ。」 「本当だぁ!」 そういってサクサク進みだす。 「Pちゃんもかけてあげるね~。」 しかし・・・反応なし。現実主義なのね。
年少さんを目的地まで向かわせるのってなかなか大変ですね。 階段のとこだけP太のリュックを軽く吊ってあげたりしながら、何とか進みました。
やっと見たことのある場所に到着しました。 「ここ来たことある~!」 年少さんたちもホッとしたのかやっと笑顔が見られました。
森から出たら雨足が強くなっていました。木々に囲まれてて気が付かなかったのかな。
昨日来た場所に到着して、みんなとってもうれしそうです。 しかし、年長さんたちの姿がありません。 どうやら違う道を通ってきてしまったようです。
やのちゃんに連絡すると、まだお弁当を食べているところだというので、こちらもまずはお昼にしました。12時ちょっと前に到着して、みんなおなかペコペコです。
ご飯を食べたら、みんな少しずつ元気になってきました。 P太の笑顔もやっと見ることができました。
さて、やのちゃんと年長さん5人はどうしてるのでしょう・・・そして、お迎え場所はどうしましょう。 さっきの様子では、小さい子達をこれ以上歩かせるのは無理そう。 やのちゃんの方も「遊びが始まっちゃてるし、行くなら一人で行ってって言われちゃった。」 とのこと。でもたくさん歩いたのにまだ遊ぶ体力あるんじゃん! たぶんここまで来るのも楽勝なんじゃない?! なんて話しながらも、別々でお迎えに来てもらう方向で相談することになった。 兄弟の子もいるから、こりゃ時間差でお迎えに来てもらうしかないね、道路沿いの駐車場までは歩いてもらおう。
そう決まって連絡しようとしたとき、「歩く気になったようなので、出発します。」の連絡。
あら、そうなんだ。じゃあ待ってよ~! なんて、のんきに来るのを待ってました。
40分くらいして、年長さん5人とやのちゃんが到着。 久しぶりに会えてうれしくて、「お~い!来てくれてありがとうね~。」 と出迎える母たち。
しかし、Lと、Cた、Aき つばを吐き飛ばしながらプンプン顔。 「15分しか遊べなかったじゃないか!」 当番母と小さい子達をボンボンどついていきます。 わけのわからない年少さん、泣けてきちゃいます。 今日は小さい子達と一緒に歩いた年長Rう、とってもさびしそうな顔で仲間を見つめていました。
乗り気で来てくれたと思って、のんきに待っていたけど、本当は歩きたくなかったんだね。
しばらくしてAき、Cたは落ち着いていつものようにおしゃべりしてくれたけど、Lとだけはずっと目に涙をためながら大人たちをにらみ続けていた。 「小さい子達、もう歩けなかったから、Lとたちが来てくれてすごく助かったんだよ。」 「たくさん歩いてきてくれてありがとうね。」 それでも力いっぱいに向かってくるLと。 最後には「消え失せろー!」とまで言われちゃいました。
嫌な思いをさせちゃって申し訳なかったな・・・
もっと最初からしっかり話し合っておくべきだった。と反省。
でも、他人の母なのにこんなに思いっきりぶつかってきてくれて、ちょっぴりうれしい気持ちにもなりました。
(ふーみん) =======================
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