野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
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5月22日(火) 玉ねぎの収穫

2012年05月22日 | 
今日は朝からみんな思い思いに遊んでました。
ほとんどの子は田んぼ近くの水路でカエルやザリガニを捕まえて遊んでいたんだけど、年少HちゃんとKちゃんだけはお花摘み。大人が近づいてほしくないオーラを出しながら、二人でなんだか楽しそう。

みんなの遊びがひと段落したところで遅めの朝の会です。
今日は玉ねぎの収穫です。
しかし・・・なぜかな、年長AくんLくん。
朝の会の前に両手にいっぱい玉ねぎを抜いてきちゃいました。
「みんなで一緒にやりたかったし、まだ抜いちゃいけない場所もあるんだよ。勝手に抜いてきてほしくなかったな。」
と伝えたけどなんだかにやけ顔。二人はどうやら大きいのを選んで抜いてきたみたい。

そして、朝の会後にみんなで抜きに行こう!と思ったのに、抜いていい場所が分かったLくん。これまたすごい勢いで抜き出した!
「まってまって!みんなの分がなくなっちゃう。」
「小さい子の分も残しておいて~!」
大人の叫びも全く聞こえないらしく、両手に抱えきれないくらい玉ねぎを抱え込んでいます。
少し遅れたAくんも勢いよく抜いていきます。
「まだ抜いてない子もいるよ、残しておいて~!」
「お願い!1個だけはMに抜かせてあげて!」
でも、その声は届くことはありませんでした。

なんでみんなより先に抜いたのに、後からも小さい子たちにやらせてあげずに抜き切っちゃうの?とショックでショックでしかたなかった私ですが、後から聞いた話では、玉ねぎを抜くのがとにかく楽しかったんだそうです。うん、たしかにめちゃくちゃ楽しそうでした。

次回からはみんなでその喜びを味わえるように、どうしたらいいのか。大人が最初にどうやって持っていくかなんだな・・・と課題になりました。
今年度畑係になってみて、みんなと一緒に植えた苗や種たちが育っていくことがうれしくてかわいくて。子どもたちと一緒に喜び合いたいなぁなんて思ってるのですが、子どもの意識をどうやって向けたらいいのか。悩むところです。

収穫した玉ねぎは、今回はホイル焼きと丸かじりをしました。


「丸かじりした~い!」
と言っていた年中Cちゃんと年少SaaちゃんHちゃんKちゃん。
一口かじって
「甘い~おいしい!・・・辛い~!!」
CちゃんとSaaちゃんはしばらくして「いらない。」と置いて行ったのですが、HちゃんKちゃんは「辛い辛い~。」と言いながらもニコニコしながら結構食べてます。


でもKちゃん、ちょっと無理してたのかも。
お茶が空っぽになってることに気付いた当番こなんちゃんがびっくりして
「Kちゃん、最後まで食べなくてもいいんだよ。辛くて食べれないなら残していいよ。」
と言った時に(えっ?!)と言う顔をしてました。
そのときすでに、残りはあと一口になってました。

今日、じゃがいもの根っこをこっそりほじくって見てみたら、いい感じに出来つつありましたよ
収穫が楽しみです。


(ふーみん)

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