夏休みが終わり、新学期です。
久しぶりの登園に、みんな少し緊張気味です。
でも、顔をあわせると、森のたまごのリズムを取り戻せたよう。
夏休み前から、子ども達に話したいことがありました。
男の子達の間で、友達を仲間はずれにしている事が続いていました。
盛り上がっている遊びに入りたい子が、入れて欲しいと、頼んでも答えなかったり、
いれたくない雰囲気の時はそのまま、無視をするという事がありました。
そういう事が続き、悲しくて、退園する子がいました。
悲しい気持ちをしている子が、いるんだ、という子の話をしたい、と
保育者のYのちゃんが、9月1日の初日に話し合おうと提案してくれました。
雨なので、話し合いは屋根のある所でやることにして、早速出発しました。
お散歩中は、年長さんのLお、久しぶりのYろうを、気にして話しかけていました。
年少さんのEなが、先頭を歩き、一人で先に行かないと、年長さん達に叱られ、
泣いた時も、「大丈夫?何か作ってあげようか?」
「Eな君、泣いていないかな?」
と、年少さんを気づかう場面が多くみられました。
散歩中、二股に分かれる場所では、Lおは、遠くからでも、走ってきて、
こっちにいくよ~、
と報告を指し示して、みんなを誘導をしてくれました。
Yろうは散歩中、道路の中央線を線路に見たてて、年少さんのEなと楽しそうに歩いていました。
白いテントの屋根の下についたら、みんなで輪になりました。
「遊びにいれてほしいと言っても、いれてもらえなかった その子の気持ちに気づいていたかな?」
その子の悲しい気持ちに気づいていた、という質問でLお、Yゆは手を上げました。
「気づかなかった。」と話す子も。
Mん、Hた、Yと、Tみは、気づかなかったと手をあげました。
「他にがまんしている子はいるかな?」
そこで、Kた、Hりから手があがりました。
「嫌なことをされた事がある、嫌だった」
「嫌なことをされて、嫌だといえる?」
「・・・」
Kたの嫌なことをされて、嫌だった、と言った時は、何か思い当たる所が
あったような顔をしている子がいました。
「みんな、がまんしている事はある?」
そこで、子ども達は少し考えていました。
Mん、「オレもがまんしている事がある」
というので、どんな所?と続けると、朝の会がなかなか終わらない事、という意見でした。
「そうか、がまんしているのね」
子ども達のがまんしている事の意味では、朝の会を待っている時と、
嫌な事をされて心が傷つく事とを混同している子がいました。
Sや、Yゆ、Hのは、嫌な気持ちがした子達の話、自分でも嫌な気持ちはなかったか、
というYのちゃんの問いかけに自分におきかえて、考えているようでした。
子ども達が、嫌な事をされた時は、悲しいし、そういう気持ちになるんだという事を分かってほしい。
その時の、自分の気持ちは相手に言えるといい。
大人の伝えたいこと。
もっと、深く伝えたい事があるけれど、それはまた機会を重ねていきたいです。
30分を超えて、年少さんから年長さんの17人全員が一つの輪に座って、
一つの話をした経験は初めてでした。
年少さんも、しっかり座って話を聞いていてくれました。
大人の真剣な態度が伝わったのかな。
(こなんちゃん)
========================================
「森のたまご」お問い合わせ:mie084@hotmail.com
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052
久しぶりの登園に、みんな少し緊張気味です。
でも、顔をあわせると、森のたまごのリズムを取り戻せたよう。
夏休み前から、子ども達に話したいことがありました。
男の子達の間で、友達を仲間はずれにしている事が続いていました。
盛り上がっている遊びに入りたい子が、入れて欲しいと、頼んでも答えなかったり、
いれたくない雰囲気の時はそのまま、無視をするという事がありました。
そういう事が続き、悲しくて、退園する子がいました。
悲しい気持ちをしている子が、いるんだ、という子の話をしたい、と
保育者のYのちゃんが、9月1日の初日に話し合おうと提案してくれました。
雨なので、話し合いは屋根のある所でやることにして、早速出発しました。
お散歩中は、年長さんのLお、久しぶりのYろうを、気にして話しかけていました。
年少さんのEなが、先頭を歩き、一人で先に行かないと、年長さん達に叱られ、
泣いた時も、「大丈夫?何か作ってあげようか?」
「Eな君、泣いていないかな?」
と、年少さんを気づかう場面が多くみられました。
散歩中、二股に分かれる場所では、Lおは、遠くからでも、走ってきて、
こっちにいくよ~、
と報告を指し示して、みんなを誘導をしてくれました。
Yろうは散歩中、道路の中央線を線路に見たてて、年少さんのEなと楽しそうに歩いていました。
白いテントの屋根の下についたら、みんなで輪になりました。
「遊びにいれてほしいと言っても、いれてもらえなかった その子の気持ちに気づいていたかな?」
その子の悲しい気持ちに気づいていた、という質問でLお、Yゆは手を上げました。
「気づかなかった。」と話す子も。
Mん、Hた、Yと、Tみは、気づかなかったと手をあげました。
「他にがまんしている子はいるかな?」
そこで、Kた、Hりから手があがりました。
「嫌なことをされた事がある、嫌だった」
「嫌なことをされて、嫌だといえる?」
「・・・」
Kたの嫌なことをされて、嫌だった、と言った時は、何か思い当たる所が
あったような顔をしている子がいました。
「みんな、がまんしている事はある?」
そこで、子ども達は少し考えていました。
Mん、「オレもがまんしている事がある」
というので、どんな所?と続けると、朝の会がなかなか終わらない事、という意見でした。
「そうか、がまんしているのね」
子ども達のがまんしている事の意味では、朝の会を待っている時と、
嫌な事をされて心が傷つく事とを混同している子がいました。
Sや、Yゆ、Hのは、嫌な気持ちがした子達の話、自分でも嫌な気持ちはなかったか、
というYのちゃんの問いかけに自分におきかえて、考えているようでした。
子ども達が、嫌な事をされた時は、悲しいし、そういう気持ちになるんだという事を分かってほしい。
その時の、自分の気持ちは相手に言えるといい。
大人の伝えたいこと。
もっと、深く伝えたい事があるけれど、それはまた機会を重ねていきたいです。
30分を超えて、年少さんから年長さんの17人全員が一つの輪に座って、
一つの話をした経験は初めてでした。
年少さんも、しっかり座って話を聞いていてくれました。
大人の真剣な態度が伝わったのかな。
(こなんちゃん)
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