自然観察の森の日。
お手伝いがしたい気持ちでいっぱいの年少さん、Tろくん。
いつも、朝の会、帰りの会のブルーシートを、手伝ってくれます。
今朝も、2枚のブルーシートを持っていってくれました。
朝の会の場所をどこにしようか、と年長さん達と相談しながら、
場所が決まりブルーシートを敷きます。
その時、Tろくんはブルーシートを1枚抱えて、
離れたデッキの上をうろうろしていました。
こっちに敷いてよ、と呼びかけても、
そこは嫌というように首を振っています。
一緒に敷きに行こうと、言っても、何かに怒っているのか、
ずっと、ぐるぐる回るばかり。
「怒っているの?どうしたの?」
と聞いても、なんだか要領を得ません。
朝の会の場所には、他の子がセッティングしてくれて、
もう準備万端でみんな待っています。
いつもは、朝の会は落ち着いた気持ちで座ってくれるのにな~、
と思いながら、無理やりのように、抱っこで連れてきてしまいました。
やはり嫌がって、司会をしている、みえちゃんの
そばから離れませんでした。
年少さんだし、嫌がることがあるのは仕方ないな、
くらいに思った私、、、。
Tろくんは今年の年少さんのなかでも、言葉がすぐにでるほうではなく、
本人も、もどかしさがあるようで、口や手がでてしまう、早生まれさん。
Tろくんのお母さんも、まだ園に入れるのは早かったんじゃ、
と悩んでいました。
1日の終わりに、Tろくんと2人っきりになったので、
ふと気になって聞いてみました。
「Tろくん、なんで朝怒ってた~?」
「シート、2つ持ってたよ」
まさか、朝のことを覚えてはいないだろうと、
思いながら聞いたのですが、
その答えで、私は自分の不覚を知ってしまったのです。
Tろくんは、しっかり自分が怒った理由を覚えていました。
「もしかして、シート1つ、誰かTろくんから、持っていった?」
うん、とうなずく。
(ここからは、Yes か No で答えられるようにしました)
「2つとも、自分でしきたかった?」
うん。
「そうか~、自分でしきたくて、とられちゃって怒っていたのか~」
私、Tろくんに、シートを2枚渡してたよね。
誰か上の子が、気を使ってか、了解を得ずかでTろくんから、
シートをさっと、とったんだね。
私、ちゃんとみていればよかった~。
そしたら、フォローできたのに。
最近は、朝のセッティングを子ども達が率先してやってくれるようになり、
安心してうっかり、見逃してしまっていました。
そして、自分の気持ちをしっかり、帰りまで持っていて
応えてくれた、Tろくんに、びっくりしています。
私のなかに、Tろくんは、まだまだ、ここまでしか分かっていないと、
甘くみている部分があったんだな~。
子どもがやる事には、ちゃんと理由がある。(気持ち、ともいう)
それは、年少さんでも年長さんでも、一緒なんだな。
きっと、0才さんや1才さんでも。
ここまでと、線を勝手に引いてみているのは、大人側だな~、
と感じた、一幕でした。
(こなんちゃん)
========================================
「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052
お手伝いがしたい気持ちでいっぱいの年少さん、Tろくん。
いつも、朝の会、帰りの会のブルーシートを、手伝ってくれます。
今朝も、2枚のブルーシートを持っていってくれました。
朝の会の場所をどこにしようか、と年長さん達と相談しながら、
場所が決まりブルーシートを敷きます。
その時、Tろくんはブルーシートを1枚抱えて、
離れたデッキの上をうろうろしていました。
こっちに敷いてよ、と呼びかけても、
そこは嫌というように首を振っています。
一緒に敷きに行こうと、言っても、何かに怒っているのか、
ずっと、ぐるぐる回るばかり。
「怒っているの?どうしたの?」
と聞いても、なんだか要領を得ません。
朝の会の場所には、他の子がセッティングしてくれて、
もう準備万端でみんな待っています。
いつもは、朝の会は落ち着いた気持ちで座ってくれるのにな~、
と思いながら、無理やりのように、抱っこで連れてきてしまいました。
やはり嫌がって、司会をしている、みえちゃんの
そばから離れませんでした。
年少さんだし、嫌がることがあるのは仕方ないな、
くらいに思った私、、、。
Tろくんは今年の年少さんのなかでも、言葉がすぐにでるほうではなく、
本人も、もどかしさがあるようで、口や手がでてしまう、早生まれさん。
Tろくんのお母さんも、まだ園に入れるのは早かったんじゃ、
と悩んでいました。
1日の終わりに、Tろくんと2人っきりになったので、
ふと気になって聞いてみました。
「Tろくん、なんで朝怒ってた~?」
「シート、2つ持ってたよ」
まさか、朝のことを覚えてはいないだろうと、
思いながら聞いたのですが、
その答えで、私は自分の不覚を知ってしまったのです。
Tろくんは、しっかり自分が怒った理由を覚えていました。
「もしかして、シート1つ、誰かTろくんから、持っていった?」
うん、とうなずく。
(ここからは、Yes か No で答えられるようにしました)
「2つとも、自分でしきたかった?」
うん。
「そうか~、自分でしきたくて、とられちゃって怒っていたのか~」
私、Tろくんに、シートを2枚渡してたよね。
誰か上の子が、気を使ってか、了解を得ずかでTろくんから、
シートをさっと、とったんだね。
私、ちゃんとみていればよかった~。
そしたら、フォローできたのに。
最近は、朝のセッティングを子ども達が率先してやってくれるようになり、
安心してうっかり、見逃してしまっていました。
そして、自分の気持ちをしっかり、帰りまで持っていて
応えてくれた、Tろくんに、びっくりしています。
私のなかに、Tろくんは、まだまだ、ここまでしか分かっていないと、
甘くみている部分があったんだな~。
子どもがやる事には、ちゃんと理由がある。(気持ち、ともいう)
それは、年少さんでも年長さんでも、一緒なんだな。
きっと、0才さんや1才さんでも。
ここまでと、線を勝手に引いてみているのは、大人側だな~、
と感じた、一幕でした。
(こなんちゃん)
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