6月1日（土）お父さんとおさんぽ会

年に一度のお楽しみ、お父さんとお散歩会を開催しました。

「お父さんにどの道を案内したい？」などと話題にして楽しみにしてきました。

朝の会では、大好きなお父さんにゆーらゆーらと揺らしてもらう「こりゃどこのじぞうさん」というわらべ歌を楽しみました。嬉しそうな子どもたちでした。

12時にみんなでご飯食べましょう！と約束して

年中こえだぐみと年長もりぐみの親子さんは「かわら広場」へ。

年少はっぱ組の親子さんは「赤い鳥居」へ。

私は年少さんチームでゆっくりとお散歩しました。

目的地に着くのが目的のお散歩ではなく、お父さんも五感を研ぎ澄ませて子どもたちと自然を楽しんでもらえたらな、と思い、落ちている花びらのにおいをかいでみたり、鳥の声がするねぇと話したりしてゆっくりと歩きました。

「何かいいもの見つけよう！宝探しだ。」と私が言い忘れたことをみんなに話してお散歩を盛り上げてくださったお父さんも。

途中、クワガタ撮り名人のお父さんが、木の穴のところに隠れているクワガタを発見。

プロっぽい道具で穴をつついていらっしゃる。すごい！

見たい！見たい！と子どもたちが一列に並びます。

みんなを抱っこして見せてくださいました。ありがとうございます。おつかれさまです。

こういった交流もいいものですね！

赤い鳥居には、特別何かがあるわけではないのですが、子どもたちと一緒に、お父さんもリラックスしてそこにあるもので遊んでくださいました。

せーので草抜きを楽しんだり

木にぶら下がったみのむしを見たり

石をひっくり返してダンゴムシを見せてくださったり

お父さんが奥様からの指令で真剣にカナヘビ獲りしてたり

同じ場で遊ぶ中でどんどん場の雰囲気がほぐれていきました。

友達のお父さんをニックネームで呼んで、一緒にお弁当食べる約束をするくらい仲良くなっている子もいました。

帰り道は全部登りだったので、抱っこ～って言う子もいましたが、それもずっとでなく、

みんなで遊びながらおしゃべりしながら帰ってくることができました。

さて、かわら広場では、お父さんも童心に帰って一緒に遊んでくださったそうです。

「我が子の最後のお散歩会、やりきりました！もう思い残すことはありません」とすがすがしい顔をされていました。

子どもたちと山を歩いていたら二日酔いが治って元気になったというお父さんもいましたよ！

「かわら広場」と聞いて、川にはいつ着くんだろう？？？と思ったお父さんも多かったようで、説明不足でごめんなさい！

屋根瓦が落ちている広場、それが「かわら広場」でした！

予定通り12時にみんなで一緒にご飯をいただきました。

「今までこんなにお腹がすいたことはない」というお父さんの声が聞こえてきましたよ笑

帰りの会では、「ぼうずぼうず　かわいいときゃかわいいけど　にくときゃ　ペション」

というわらべ歌をしました。なぜなぜしてもらって喜び、「ペション」でおしりをたたかれてまた喜ぶ子どもたち。

お父さんも子どもたちと一日過ごしてすっかりリラックスされたようで、一緒に歌ってくださるお声も大きく、楽しそうな親子の笑顔にすっかり癒されました。

野外保育 とよた 森のたまご