あちらこちらで氷が張る、冷たい朝です。
たまごの畑でも、水やり用の風呂桶の中で大きな氷ができていました。
到着した子から氷割が始まりました。
手が冷たいことも忘れ、エッサホイサ。
せ~ので落とすと一斉に踏みつけます。
滑りそうになりながら、バランスを取って。まるでスケートリンクのようです。
ひとしきり遊んだところで朝の会です。
今日は畑の作業はなく、大きくなってきた大根と、先週とは違う品種のさつまいも ベニハルカ を焼き芋にして食べます。
収穫の後、貯蔵用にAきLとが土の中へ丁寧に埋めてくれたベニハルカ。
2か月経ってどんなふうになってるかな?あま~くなってるかな?
AきLとは、朝からはりきっていました。
『二人だけで埋めたお芋だから、二人だけで掘り起こそうね。』
そんなことも知らずにスコップを取りに行って戻ってきたKみCり。
掘り起こそうとすると激がとびました。
「そんなとこ掘ったらお芋が傷ついちゃう。やるな!」
周りで見ているギャラリーにも
「そこの下にお芋が入ってるから乗っちゃいかん!もっと離れて!」
Cただけは一緒に掘ることを許され、年長3人だけでお芋が掘り起こされました。
ところが、今朝は氷が張るような寒さ。
畑の土も凍っていたのです。
スコップが簡単には入らず、悪戦苦闘。
そのうちに土の塊が取れて、ギャラリーはその塊をクッキーに見立てて遊びながら待ちました。
土の中での貯蔵方法は、畑係のばくちゃんが調べてくれた今年初めての試みです。
掘り返されたお芋は、とってもきれいでいい状態を保っていました!
大成功ですよ!
焼き芋用に包む作業は、年少さんが最後までやってくれたそうです。
お次は大根です。
こちらは待っていました!と言わんばかりの年中ガールズ3人が、あっという間に1本ずつ抜きました。
たき火の準備は、RきとKいがやってくれました。
Kいはやっぱり火が好きなんですね。他の曜日でも、火があるところには必ず彼の姿があります。
今日は、網の上で焼こうと思って、先週作った干し芋を持ってきてました。
畑で蒸したお芋は大きすぎて、中心が茶色くゴリンゴリンになっていました。
しかし、お腹を空かせたたまごたちにはあまり関係がないようでした。
一人、ハウスの中の掃除をしていると「食べてなかったでしょ。」と言って干し芋のかけらを持ってきてくれる子がいて、とてもうしかったです。
12時を回ったころ、大根が茹で上がり、焼き芋も焼きあがりました。
今日はおにぎり弁当です。
空のお弁当箱に配られ、みんなでお昼のあいさつです。
年長の今日のお当番さんRうが大きな声で
「準備はいいですかー?」
特製のみそだれをかけた大根。
ただお水から茹でただけなのに、とっても甘くてびっくりしました。
そして、黄金色に焼きあがったお芋。
星5つ☆☆☆☆☆
まるでトウモロコシのように甘くておいしかったです。
年長さんは、食べ終わったお弁当箱を片付けながら
「全然おいしくなかったね~。」
「おいしくなかったぁ。」
とニコニコ笑顔で言い合います。
反対言葉だって、ちゃんとわかってますよ。
母ちゃんたちは
「今日当番でよかった~!」
と幸せいっぱいでした。
土の中にはまだたくさんのさつまいもが眠っています。
みんなに踏まれないように、LとAきCたの三人は、石でぐるっと囲んでました。
気が付いたら新幹線の形になっていて、土の上のアートが完成されてました。
来週は今年最後の畑になります。
ハウスの掃除をしながら、また焼き芋をやりたいと思っています。
(ふーみん)
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