野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
公式サイトhttps://www.morinotamago.com

4月18日(木)ちょうちょ とり

2013年04月19日 | 保育

朝、森のたまごについた ちいさい組 Yと は虫あみと虫かご持参。

ひらひら舞うちょうちょを、まんなか組 Mん、ちいさい組 Tみと一緒に、あっちへ追いかけ、

こっちへ追いかけしています。

「ちょうちょ、つかまえた!」

見せてもらった虫かごの中は、オレンジの蝶や白いモンシロチョウが

いました。

満面の得意顔。

うずら組だった去年から、Yとは虫を取るのが大好き。

その横で、「おっ、いた!」

とちょうちょを、まんなか組 Mん、素手でつかまえます。

心の中で、私は「すげ~ Mん いつの間にその技を獲得した?」

と驚きました。

「どれどれ~」

と、新入園のまんなか組 Kた、ちょうちょを受け取ります。

ちょうちょは、バタバタと羽ばたき、羽の麟粉(りんぷん)がとれて、

透明になっていました。

「あ~、粉とれちゃたね、もうちょっと、そっと持ったらどうかな?

ちょうちょ死んでしまうよ」

とアドバイス。蝶は羽の麟粉がとれたら、死んでしまうのだよね。

 

まだまだ、虫取り歴がスタートしたばかりの、子ども達。

年長になると、虫を生かして、家につれて帰りたい、などの欲求から

どうやったら死なないか、を考え始めるのですが、

今は

ちいさい組 Yと は、虫を捕まえる喜びを全面に感じている。

まんなか組 Mんは、生態研究の段階なのかな。

(去年もさんざん、かえるを捕まえて遊び、最後は踏み潰していました。)

満足して、生き物とはこういう風に扱うのだと、自分の経験から学ばないと、

「生き物には命があり、大事に扱わないといけない」

という大人の意見は、彼らには入ってはいかないのだな、と感じます。

でも、目の前で命が消えていくのに、大人としては、

伝えずにはいられません。

 

(こなんちゃん)

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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@mail.goo.ne.jp
代表:遊佐(ゆさ) 080-5122-1052

 

 

 


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