朝、森のたまごについた ちいさい組 Yと は虫あみと虫かご持参。
ひらひら舞うちょうちょを、まんなか組 Mん、ちいさい組 Tみと一緒に、あっちへ追いかけ、
こっちへ追いかけしています。
「ちょうちょ、つかまえた!」
見せてもらった虫かごの中は、オレンジの蝶や白いモンシロチョウが
いました。
満面の得意顔。
うずら組だった去年から、Yとは虫を取るのが大好き。
その横で、「おっ、いた!」
とちょうちょを、まんなか組 Mん、素手でつかまえます。
心の中で、私は「すげ~ Mん いつの間にその技を獲得した?」
と驚きました。
「どれどれ~」
と、新入園のまんなか組 Kた、ちょうちょを受け取ります。
ちょうちょは、バタバタと羽ばたき、羽の麟粉(りんぷん)がとれて、
透明になっていました。
「あ~、粉とれちゃたね、もうちょっと、そっと持ったらどうかな?
ちょうちょ死んでしまうよ」
とアドバイス。蝶は羽の麟粉がとれたら、死んでしまうのだよね。
まだまだ、虫取り歴がスタートしたばかりの、子ども達。
年長になると、虫を生かして、家につれて帰りたい、などの欲求から
どうやったら死なないか、を考え始めるのですが、
今は
ちいさい組 Yと は、虫を捕まえる喜びを全面に感じている。
まんなか組 Mんは、生態研究の段階なのかな。
(去年もさんざん、かえるを捕まえて遊び、最後は踏み潰していました。)
満足して、生き物とはこういう風に扱うのだと、自分の経験から学ばないと、
「生き物には命があり、大事に扱わないといけない」
という大人の意見は、彼らには入ってはいかないのだな、と感じます。
でも、目の前で命が消えていくのに、大人としては、
伝えずにはいられません。
(こなんちゃん)
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