野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
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10月16日(水) 目に映る世界

2019年10月17日 | 保育
秋の気持ちの良い天気の今日は畑での活動日。

今日の予定は、先日種まきした人参の間引きと、残りのお芋堀り。
大人の考えてる予定で、子ども達は自分の気持ちでの参加です。



朝の会が終わると目の前の可愛い人参の葉っぱの前に自然と集まるみんな。


丁寧に二本指を入れて間引きをしていく年長Yイ。

どれを抜けば良いのかじっと見て慎重に作業する年中Aト。

間引きをしているのかと思ったら、人参の葉っぱについてるバッタをつかまえている年少Hキ。

可愛い薄オレンジの小さな根っこに「かわいい〜」とウットリな年少Aネ。

みんなそれぞれで、そんな自然体の日常が心地よい。








間引きが終わると、キンモクセイの彩りと香りに誘われる年長Yイと年少Aネ。




キンモクセイの花を集めて、柿の葉をお皿に…お店屋さんが始まりました。

他にも商品を…と、周りから、セイタカアワダチソウやケツメイシの種を出して並べたり、小さな実を見つけてきたり。
ムカゴや、小さな枝豆のような商品も並びました。
お店を飾り付けて、店員さんの目印の草冠を被ったら、素敵なお店の出来上がり!




お客さんが自然と集まってきて、葉っぱ10枚でお買い物、ポイントカードも葉っぱです。

お客さんだった子がお店屋さんになっていたり、仕入れ屋さんになったり。

お店の横で職人さんのように集中して、ケツメイシの種を丁寧に出す年中Aトと、キンモクセイの花を石で潰してお団子にする年中Mシ。




川の向こうでアケビとりに夢中になっていた年長Kルが通りすがりに、食べたアケビの皮を「お皿にあげるよ」と置いていきました。
そして、そのままお買い物。








そんな中、畑から「お芋掘るよ〜」の声が聞こえてきて、年長Yイ以外はお芋畑へ。

Yイは、「もっとおままごとしたい。」そう。
お芋畑へ来てみたものの、目線はおままごとの方です。
結局、お芋堀りはせず、お芋の蔓で編んだカゴを持って、またおままごとに行きました。





お芋を掘って戻ってきたお客さんを相手に、帰りの会まで1日ずっとおままごとの世界を楽しみました。











おもちゃも遊具も何にもない、自然の中を

子ども達の目で映したら、

豊かな物で溢れていて、

そんな中で時間が足りない程に生き生きと遊ぶ姿が

とても素敵で、輝いていて。



そんな風に毎日を過ごした子ども達がこれから先、目に映していく世界は豊かで楽しいもので溢れてるんじゃないかな。

なんて、思わずにはいられない1日でした。








この日の、アケビチームの年長3人の目にはアケビしか映っていないようでしたが……笑
目標に向かって全力投球して得た大量のアケビと充実感もまたステキよ!!





(年長中母 ゆう)

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