春のお楽しみ、よもぎ団子作り。
ザルを手にとり野でよもぎ集めから。
葉の裏が白いものがよもぎだと、女の子たちが教えてくれました。
柔らかなよもぎの新芽を摘み取る指先にも、握りしめる手のひらにも春の恵みのかおりが移ります。
黙々とよもぎを摘んでいると、いつの間にかたんぽぽの花束を作ったり、草の茎を吸ったり、野に続く坂道を駆け上がったり、てんとうむしの観察をしたり、やりたい遊びに夢中。
たっぷり摘んだよもぎとともにそれぞれのペースで作業台に向かいます。よもぎは洗って、ゆでて、刻み、すりつぶす。
そして粉に水をまぜてたくさんの小さい手でこねる。こども、おとなが交わりみんなで協力して作る、手が足りていたら別の仕事を探す、自然にそんな流れができました。
刻んだよもぎを加えてさらにこねこね。白かった生地が緑色に変わったら丸めましょ。
丸め方はまさに十人十色。
小さな丸いお団子をひたすら量産する子、大きさにこだわる子、形にこだわり細長い幼虫団子を作る子、本当は丸めたかったけど言い出せなくて怒っちゃう子。
丸めたお団子はぐらぐら沸騰しているお湯の中にひとつずつ入れます。
熱いお湯が跳ね返ってこないようになるべくゆっくり優しく。
浮き上がったお団子をすくって出来上がり。
ここでも忠実にそっと入れる子、勢いよく投げ入れる子、タイミングがつかめずなかなか入れられない子、様々。
お昼ごはんは、おにぎりと前日に畑で収穫したねぎ坊主の天ぷらとねぎ焼き。スタッフお手製の新玉ねぎサラダ。豪華!よもぎ団子はきなことあんこをつけて。おいしくておかわりたくさん。
春の恵みをからだに分けてもらって午後からも元気いっぱいです。
おなじみの桑の実の木に大きい子たちが軽快に登る様子を小さい子たちが下からじーっと見守る、あこがれの視線を受けて木の上にいる子たちはとても満足そう。
人がなる木、素敵な光景です。
お母さんと離れてずっと悲しい顔をしていた新入園の子もピーピー豆を見つけてかわいい笑顔を見せてくれたことが今日一番うれしかった!
身近にある植物を料理し食べることは、生きることの一番の原点に近い気がします。
料理だから火も油もマッチも使う。
今回も油がはねて親指に火傷をした子がいました。それでも危ないから!と手の届かないところへ置くのではなく子どもやりたい気持ちを大切に、どうすると安全に使えるかを大人と一緒にやりながら身につけてほしい。
大切なことをさりげなく丁寧に伝える、このバランスが難しいけど大事にしたいところ。
こねる触感、ぷーんと香る匂い、鮮やかな緑の茹で汁、油がはねる音、五感を使って楽しむ野外料理。
こどもたちが安心して料理をする環境を整えるために大人は何をするべきかもう一度考えて次回にのぞみたいと思います。
最後に。この日は当番デビューの日。
こどもたちのいつもの笑顔が緊張を解いてくれました。
この春新しくたまごに仲間入りした子たちもどんどんたまごに慣れて、体力がついて、友だちと絡まりあって遊びこむようになるのかな。
みんなの変化、自分の変化、これからが楽しみです。
(みゆき)
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「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052
ザルを手にとり野でよもぎ集めから。
葉の裏が白いものがよもぎだと、女の子たちが教えてくれました。
柔らかなよもぎの新芽を摘み取る指先にも、握りしめる手のひらにも春の恵みのかおりが移ります。
黙々とよもぎを摘んでいると、いつの間にかたんぽぽの花束を作ったり、草の茎を吸ったり、野に続く坂道を駆け上がったり、てんとうむしの観察をしたり、やりたい遊びに夢中。
たっぷり摘んだよもぎとともにそれぞれのペースで作業台に向かいます。よもぎは洗って、ゆでて、刻み、すりつぶす。
そして粉に水をまぜてたくさんの小さい手でこねる。こども、おとなが交わりみんなで協力して作る、手が足りていたら別の仕事を探す、自然にそんな流れができました。
刻んだよもぎを加えてさらにこねこね。白かった生地が緑色に変わったら丸めましょ。
丸め方はまさに十人十色。
小さな丸いお団子をひたすら量産する子、大きさにこだわる子、形にこだわり細長い幼虫団子を作る子、本当は丸めたかったけど言い出せなくて怒っちゃう子。
丸めたお団子はぐらぐら沸騰しているお湯の中にひとつずつ入れます。
熱いお湯が跳ね返ってこないようになるべくゆっくり優しく。
浮き上がったお団子をすくって出来上がり。
ここでも忠実にそっと入れる子、勢いよく投げ入れる子、タイミングがつかめずなかなか入れられない子、様々。
お昼ごはんは、おにぎりと前日に畑で収穫したねぎ坊主の天ぷらとねぎ焼き。スタッフお手製の新玉ねぎサラダ。豪華!よもぎ団子はきなことあんこをつけて。おいしくておかわりたくさん。
春の恵みをからだに分けてもらって午後からも元気いっぱいです。
おなじみの桑の実の木に大きい子たちが軽快に登る様子を小さい子たちが下からじーっと見守る、あこがれの視線を受けて木の上にいる子たちはとても満足そう。
人がなる木、素敵な光景です。
お母さんと離れてずっと悲しい顔をしていた新入園の子もピーピー豆を見つけてかわいい笑顔を見せてくれたことが今日一番うれしかった!
身近にある植物を料理し食べることは、生きることの一番の原点に近い気がします。
料理だから火も油もマッチも使う。
今回も油がはねて親指に火傷をした子がいました。それでも危ないから!と手の届かないところへ置くのではなく子どもやりたい気持ちを大切に、どうすると安全に使えるかを大人と一緒にやりながら身につけてほしい。
大切なことをさりげなく丁寧に伝える、このバランスが難しいけど大事にしたいところ。
こねる触感、ぷーんと香る匂い、鮮やかな緑の茹で汁、油がはねる音、五感を使って楽しむ野外料理。
こどもたちが安心して料理をする環境を整えるために大人は何をするべきかもう一度考えて次回にのぞみたいと思います。
最後に。この日は当番デビューの日。
こどもたちのいつもの笑顔が緊張を解いてくれました。
この春新しくたまごに仲間入りした子たちもどんどんたまごに慣れて、体力がついて、友だちと絡まりあって遊びこむようになるのかな。
みんなの変化、自分の変化、これからが楽しみです。
(みゆき)
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