野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
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4月7日(月)最後のうずら組

2014年04月07日 | うずら組
今日は1月から始まった新入園準備のうずら組の活動最後の日でした。
それぞれの個性がよく発揮された一日となりました。

この間、あまり朝の会や帰りの会ができてなかったので、最後くらいは、と朝の歌を歌って始めました。
まだ馴染みがないせいもあって、Hきが怒り出します。
歌を先導していた私を叩いてきます。

ところが、お昼ご飯の挨拶では、最後の部分「〇×△*・・・をありがとう!いただきます!!」と言っていました。
たかちゃんいわく、先日お家でやったらしく、その時にも怒っていたようですが、それでもきちんと入っているんですね。
礼儀がしっかりしているHきです。

水遊びが大好きなEな。
手洗い水の桶のところに張り付いてます。
そして同じくHき。

ちょっと目を離したすきに2人は少し濡れたことをきっかけに、こうなったらめちゃめちゃ濡れてしまえ~とばかり。
気付くと、ビチャビチャで近寄ってくる攻撃を展開。
既に濡れているEなとHきは、遠くからは何をしているのかよくわかりませんでしたが、ビチャビチャ同士抱き合ったりして遊んでいた様子。
2人とも靴まで着替えることになりました。

今日の場所には、監視台のような椅子が2つあり、そこに座りたい子が続出。
何の手伝いもなくスイスイ登れるHきは他の子がモタモタしていると追い越して椅子に座ってしまいます。
遅れをとった、Yう、Sな、Eな。
下から、泣くほど座りたくて訴えます。

一つの椅子が空いた時に、Yうはやっと登って座ることができ、しばらくその座を楽しみたかったようで、一人静かにその景色を味わっています。
Yうは、Hきの横暴に対して、いつもやめてほしいこと、そういうことはいけないことだときっぱりと言うことができて、
生まれ持った正義感と勇敢さを感じさせます。

やっと空いた椅子、次にチャレンジしたのはSな。
2段目で怖くなってしまい、母に助けを求めます。
でも、どこに手を持って行ったら良いかなどアドバイスを聴き、少しおしりを支えてもらって登ることができました。
その時の何とも言えない嬉しそうな顔と自信をつけたSな。
うずらが始まった当初は遠慮が先に来ているようだったSな。
本来はリーダーシップを発揮したいタイプらしいです。

一番最後になったEなが下から泣いて替わってほしいことを訴えますが、
「ダメ!ダメ!」と何度も大きな声で言い、たまたまもう一方の椅子が空いたのを見て、
「Eな君はあっちに座りなっ!」と指示。
自信がつくと、本来の自分を発揮できるんだなというのを目の当たりにしました。

うずらの子たちも、もう金曜日からはたまごの仲間入り。
3年を通してたくさんの体験をして自信をつけて自分らしさを発揮する素地を創っていってほしいなと思います。

入園式の会場の桜は今日は満開。金曜まで持ってくれるかしら・・・?!




(くらら)


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「森のたまご」お問い合わせ:mie084@hotmail.com
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052

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