野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
公式サイトhttps://www.morinotamago.com

10月25日(火) 玉ねぎ定植

2011年11月02日 | 保育
今朝は風が冷たい朝。空も雲が多く肌寒い。

サツマイモの場所に先週は「小松菜」の種をまき、
今週は「玉ねぎ」の苗を植えます。200本です!!

朝一で集まった、GチャンとHチャンで50本の束になっていた苗を、
10本づつの束にします。さすがは年長、簡単簡単と作業は進みあっというまに終了。

その頃M君は朝の会の場所で「今日はカエル取りしたいな~」と。

べつ「じゃあ、玉ねぎ植えてからでいい?200本あるからみつにも手伝って欲しいよ」
M 「やだよ~。普通の幼稚園では作業ないでしょ」
べつ「そっかな~?べっちゃんは普通の幼稚園知らないから分からないよ」
M 「・・・」

このM君の回答に私は「はは~ん」と、納得したのでした。
M君はたまごの畑では食べる事にはかなり積極的にやって来るのに、
作る所には全くノータッチ。しかし幼稚園以外の所では積極的に取り組むと
聞いております。
幼稚園でやらないのは、こんな風に考えてたんだと納得した瞬間でした。

→先にお話しますと、この後M君は紙芝居を真剣に聞き、畑にもちょくちょくと
顔を出し、畝に穴をあける作業には参加し、常に近くで作業が進む様子を見てました。

さて、朝の会
おぐちゃん作成、大人気の「ばばばば婆ちゃんシリーズ」の紙芝居(来年度は是非
野菜全てにこのシリーズが欲しいです。byのう&べつ)で、植え方から収穫までを
一通り頭に入れいざ畑へ!

まずは土をほぐして畝を整える作業から。Gチャン、K、Lは鍬を持ち
土を柔らかくしていきます。途中「幼虫発見」の声に年少ガールズ「私も欲しい」と。
しかし、鍬はそんなにたくさんありません。スコップ片手にガールズはGチャンに
「そこは邪魔」と言われながらも、幼虫掘りに熱中。目的が少々違いますが
皆土に向かっています。そんな中、Aはこの波に乗り切れず少々さみしそう。
鍬をふる子の近くに行ったり、幼虫取りをしたりして過ごしてました。


そしてこの時、なんと、畝周辺に子供全員が集まってたのでした。
いつもなら数名は
全く近くに寄らず「ごっこ遊び」に熱中してるのですが・・・。何だか嬉しい瞬間でした。

畝が完成すると満足した数名はごっこ遊びの場所へ戻って行きました。
畝に棒を使って穴をあけ、苗をいれます。そこに土をかぶせ、根元をギュギュと
しっかりおさえて出来上がり。
ノルマは一人10本!!
みんな丁寧に「こう?こう?」と確認しながら作業を進めていきます。
ガールズは10本なんて少ない!もっとやる、もっとやると気持ちがいっぱい。
Cちゃんは、苗を植えずに抱え込み何本も独占したい様子。ぐったりしてきた苗を
母達はハラハラして見ていました。

肝心の植える所をやらなかった、Hチャン&ボーイズの所へかずちゃんが
聞きに行くと「恐竜ごっこが終わったら植えに行く」と。

しばらくすると、ワーッとかけてきて、一斉に植え「もっとやりたい!」ですって。
だったらもっと早くに来てやればいいのに!と思うのですが、そこは子供時間
なんだな〜と思います。

沢山あった苗はみんなの協力があり、早々に無くなりました。

それを見てRieちゃんは「収穫の時には(卒園して)居ないんだよね。」と、ポツリ。
玉ねぎ収穫は6月。今の年長さんは居ないんだ・・・と、涙が出そうになる瞬間でした。

大きく育ってね。玉ねぎさん♪

(べつ)

「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@mail.goo.ne.jp
            代表:遊佐(ゆさ) 080-5122-1052

最新の画像もっと見る

コメントを投稿